•   0  (日程・名簿)
  •   1  議長(沼倉利光)
  •   2  市長(布施孝尚)
  •   3  議長(沼倉利光)
  •   4  19番(相澤吉悦)
  •   5  議長(沼倉利光)
  •   6  市長(布施孝尚)
  •   7  議長(沼倉利光)
  •   8  19番(相澤吉悦)
  •   9  議長(沼倉利光)
  •  10  副市長(栗山健作)
  •  11  議長(沼倉利光)
  •  12  19番(相澤吉悦)
  •  13  議長(沼倉利光)
  •  14  副市長(栗山健作)
  •  15  議長(沼倉利光)
  •  16  19番(相澤吉悦)
  •  17  議長(沼倉利光)
  •  18  産業経済部長(千葉雅弘)
  •  19  議長(沼倉利光)
  •  20  19番(相澤吉悦)
  •  21  議長(沼倉利光)
  •  22  市長(布施孝尚)
  •  23  議長(沼倉利光)
  •  24  19番(相澤吉悦)
  •  25  議長(沼倉利光)
  •  26  市長(布施孝尚)
  •  27  議長(沼倉利光)
  •  28  19番(相澤吉悦)
  •  29  議長(沼倉利光)
  •  30  消防長(鈴木軍雄)
  •  31  議長(沼倉利光)
  •  32  19番(相澤吉悦)
  •  33  議長(沼倉利光)
  •  34  消防長(鈴木軍雄)
  •  35  議長(沼倉利光)
  •  36  19番(相澤吉悦)
  •  37  議長(沼倉利光)
  •  38  議長(沼倉利光)
  •  39  6番(浅野敬)
  •  40  議長(沼倉利光)
  •  41  市長(布施孝尚)
  •  42  議長(沼倉利光)
  •  43  6番(浅野敬)
  •  44  議長(沼倉利光)
  •  45  市長(布施孝尚)
  •  46  議長(沼倉利光)
  •  47  副市長(藤井敏和)
  •  48  議長(沼倉利光)
  •  49  6番(浅野敬)
  •  50  議長(沼倉利光)
  •  51  議長(沼倉利光)
  •  52  6番(浅野敬)
  •  53  議長(沼倉利光)
  •  54  市長(布施孝尚)
  •  55  議長(沼倉利光)
  •  56  6番(浅野敬)
  •  57  議長(沼倉利光)
  •  58  市長(布施孝尚)
  •  59  議長(沼倉利光)
  •  60  6番(浅野敬)
  •  61  議長(沼倉利光)
  •  62  市長(布施孝尚)
  •  63  議長(沼倉利光)
  •  64  6番(浅野敬)
  •  65  議長(沼倉利光)
  •  66  市長(布施孝尚)
  •  67  議長(沼倉利光)
  •  68  6番(浅野敬)
  •  69  議長(沼倉利光)
  •  70  市長(布施孝尚)
  •  71  議長(沼倉利光)
  •  72  議長(沼倉利光)
  •  73  市長(布施孝尚)
  •  74  議長(沼倉利光)
  •  75  6番(浅野敬)
  •  76  議長(沼倉利光)
  •  77  市長(布施孝尚)
  •  78  議長(沼倉利光)
  •  79  6番(浅野敬)
  •  80  議長(沼倉利光)
  •  81  市長(布施孝尚)
  •  82  議長(沼倉利光)
  •  83  6番(浅野敬)
  •  84  議長(沼倉利光)
  •  85  市長(布施孝尚)
  •  86  議長(沼倉利光)
  •  87  6番(浅野敬)
  •  88  議長(沼倉利光)
  •  89  市長(布施孝尚)
  •  90  議長(沼倉利光)
  •  91  6番(浅野敬)
  •  92  議長(沼倉利光)
  •  93  市長(布施孝尚)
  •  94  議長(沼倉利光)
  •  95  6番(浅野敬)
  •  96  議長(沼倉利光)
  •  97  市長(布施孝尚)
  •  98  議長(沼倉利光)
  •  99  6番(浅野敬)
  • 100  議長(沼倉利光)
  • 101  市長(布施孝尚)
  • 102  議長(沼倉利光)
  • 103  6番(浅野敬)
  • 104  議長(沼倉利光)
  • 105  市長(布施孝尚)
  • 106  議長(沼倉利光)
  • 107  6番(浅野敬)
  • 108  議長(沼倉利光)
  • 109  市長(布施孝尚)
  • 110  議長(沼倉利光)
  • 111  6番(浅野敬)
  • 112  議長(沼倉利光)
  • 113  6番(浅野敬)
  • 114  議長(沼倉利光)
  • 115  市長(布施孝尚)
  • 116  議長(沼倉利光)
  • 117  6番(浅野敬)
  • 118  議長(沼倉利光)
  • 119  市長(布施孝尚)
  • 120  議長(沼倉利光)
  • 121  6番(浅野敬)
  • 122  議長(沼倉利光)
  • 123  総務部長(千葉博行)
  • 124  議長(沼倉利光)
  • 125  6番(浅野敬)
  • 126  議長(沼倉利光)
  • 127  総務部長(千葉博行)
  • 128  議長(沼倉利光)
  • 129  6番(浅野敬)
  • 130  議長(沼倉利光)
  • 131  総務部長(千葉博行)
  • 132  議長(沼倉利光)
  • 133  6番(浅野敬)
  • 134  議長(沼倉利光)
  • 135  総務部長(千葉博行)
  • 136  総務部長(千葉博行)
  • 137  議長(沼倉利光)
  • 138  6番(浅野敬)
  • 139  議長(沼倉利光)
  • 140  副市長(藤井敏和)
  • 141  議長(沼倉利光)
  • 142  6番(浅野敬)
  • 143  議長(沼倉利光)
  • 144  副市長(藤井敏和)
  • 145  議長(沼倉利光)
  • 146  14番(浅田修)
  • 147  議長(沼倉利光)
  • 148  議長(沼倉利光)
  • 149  市長(布施孝尚)
  • 150  議長(沼倉利光)
  • 151  教育長(佐藤信男)
  • 152  議長(沼倉利光)
  • 153  14番(浅田修)
  • 154  光君議長(沼倉利)
  • 155  市民生活部長(新井誠志)
  • 156  議長(沼倉利光)
  • 157  14番(浅田修)
  • 158  議長(沼倉利光)
  • 159  市民生活部長(新井誠志)
  • 160  議長(沼倉利光)
  • 161  14番(浅田修)
  • 162  議長(沼倉利光)
  • 163  市民生活部長(新井誠志)
  • 164  議長(沼倉利光)
  • 165  市民生活部長(新井誠志)
  • 166  議長(沼倉利光)
  • 167  14番(浅田修)
  • 168  議長(沼倉利光)
  • 169  市民生活部長(新井誠志)
  • 170  議長(沼倉利光)
  • 171  14番(浅田修)
  • 172  議長(沼倉利光)
  • 173  総務部長(千葉博行)
  • 174  議長(沼倉利光)
  • 175  14番(浅田修)
  • 176  議長(沼倉利光)
  • 177  総務部長(千葉博行)
  • 178  議長(沼倉利光)
  • 179  14番(浅田修)
  • 180  議長(沼倉利光)
  • 181  総務部長(千葉博行)
  • 182  議長(沼倉利光)
  • 183  14番(浅田修)
  • 184  議長(沼倉利光)
  • 185  総務部長(千葉博行)
  • 186  議長(沼倉利光)
  • 187  14番(浅田修)
  • 188  議長(沼倉利光)
  • 189  総務部長(千葉博行)
  • 190  議長(沼倉利光)
  • 191  総務部長(千葉博行)
  • 192  議長(沼倉利光)
  • 193  14番(浅田修)
  • 194  議長(沼倉利光)
  • 195  総務部長(千葉博行)
  • 196  議長(沼倉利光)
  • 197  14番(浅田修)
  • 198  議長(沼倉利光)
  • 199  市長(布施孝尚)
  • 200  議長(沼倉利光)
  • 201  総務部長(千葉博行)
  • 202  議長(沼倉利光)
  • 203  14番(浅田修)
  • 204  議長(沼倉利光)
  • 205  市長(布施孝尚)
  • 206  議長(沼倉利光)
  • 207  14番(浅田修)
  • 208  議長(沼倉利光)
  • 209  教育部長(志賀尚)
  • 210  議長(沼倉利光)
  • 211  14番(浅田修)
  • 212  議長(沼倉利光)
  • 213  教育部長(志賀尚)
  • 214  議長(沼倉利光)
  • 215  14番(浅田修)
  • 216  議長(沼倉利光)
  • 217  教育部長(志賀尚)
  • 218  議長(沼倉利光)
  • 219  14番(浅田修)
  • 220  議長(沼倉利光)
  • 221  副市長(藤井敏和)
  • 222  議長(沼倉利光)
  • 223  14番(浅田修)
  • 224  議長(沼倉利光)
  • 225  教育部長(志賀尚)
  • 226  議長(沼倉利光)
  • 227  9番(中澤宏)
  • 228  議長(沼倉利光)
  • 229  議長(沼倉利光)
  • 230  総務部長(千葉博行)
  • 231  議長(沼倉利光)
  • 232  市長(布施孝尚)
  • 233  議長(沼倉利光)
  • 234  教育長(佐藤信男)
  • 235  議長(沼倉利光)
  • 236  9番(中澤宏)
  • 237  議長(沼倉利光)
  • 238  教育部長(志賀尚)
  • 239  議長(沼倉利光)
  • 240  9番(中澤宏)
  • 241  議長(沼倉利光)
  • 242  教育部長(志賀尚)
  • 243  議長(沼倉利光)
  • 244  9番(中澤宏)
  • 245  議長(沼倉利光)
  • 246  市長(布施孝尚)
  • 247  議長(沼倉利光)
  • 248  9番(中澤宏)
  • 249  議長(沼倉利光)
  • 250  市民生活部長(新井誠志)
  • 251  市民生活部長(新井誠志)
  • 252  議長(沼倉利光)
  • 253  9番(中澤宏)
  • 254  議長(沼倉利光)
  • 255  企画部長(秋山茂幸)
  • 256  議長(沼倉利光)
  • 257  9番(中澤宏)
  • 258  議長(沼倉利光)
  • 259  企画部長(秋山重行)
  • 260  議長(沼倉利光)
  • 261  9番(中澤宏)
  • 262  議長(沼倉利光)
  • 263  市民生活部長(新井誠志)
  • 264  議長(沼倉利光)
  • 265  9番(中澤宏)
  • 266  議長(沼倉利光)
  • 267  環境事業所長(千葉祐宏)
  • 268  議長(沼倉利光)
  • 269  9番(中澤宏)
  • 270  議長(沼倉利光)
  • 271  環境事業所長(千葉祐宏)
  • 272  議長(沼倉利光)
  • 273  9番(中澤宏)
  • 274  議長(沼倉利光)
  • 275  13番(伊藤栄)
  • 276  議長(沼倉利光)
  • 277  教育長(佐藤信男)
  • 278  議長(沼倉利光)
  • 279  議長(沼倉利光)
  • 280  13番(伊藤栄)
  • 281  議長(沼倉利光)
  • 282  教育部長(志賀尚)
  • 283  議長(沼倉利光)
  • 284  13番(伊藤栄)
  • 285  議長(沼倉利光)
  • 286  教育部長(志賀尚)
  • 287  議長(沼倉利光)
  • 288  13番(伊藤栄)
  • 289  議長(沼倉利光)
  • 290  教育部長(志賀尚)
  • 291  議長(沼倉利光)
  • 292  13番(伊藤栄)
  • 293  議長(沼倉利光)
  • 294  産業経済部長(千葉雅弘)
  • 295  議長(沼倉利光)
  • 296  13番(伊藤栄)
  • 297  議長(沼倉利光)
  • 298  産業経済部長(千葉雅弘)
  • 299  議長(沼倉利光)
  • 300  13番(伊藤栄)
  • 301  議長(沼倉利光)
  • 302  市長(布施孝尚)
  • 303  議長(沼倉利光)
  • 304  13番(伊藤栄)
  • 305  議長(沼倉利光)
  • 306  企画部長(秋山茂幸)
  • 307  議長(沼倉利光)
  • 308  13番(伊藤栄)
  • 309  議長(沼倉利光)
  • 310  企画部長(秋山茂幸)
  • 311  議長(沼倉利光)
  • 312  13番(伊藤栄)
  • 313  議長(沼倉利光)
  • 314  教育長(佐藤信男)
  • 315  議長(沼倉利光)
  • 316  13番(伊藤栄)
  • 317  議長(沼倉利光)
  • 318  市長(布施孝尚)
  • 319  議長(沼倉利光)
  • 320  1番(熊谷和弘)
  • 321  議長(沼倉利光)
  • 322  市長(布施孝尚)
  • 323  議長(沼倉利光)
  • 324  議長(沼倉利光)
  • 325  1番(熊谷和弘)
  • 326  議長(沼倉利光)
  • 327  市民生活部長(新井誠志)
  • 328  議長(沼倉利光)
  • 329  1番(熊谷和弘)
  • 330  議長(沼倉利光)
  • 331  市民生活部長(新井誠志)
  • 332  議長(沼倉利光)
  • 333  1番(熊谷和弘)
  • 334  議長(沼倉利光)
  • 335  市民生活部長(新井誠志)
  • 336  議長(沼倉利光)
  • 337  1番(熊谷和弘)
  • 338  議長(沼倉利光)
  • 339  市民生活部長(新井誠志)
  • 340  議長(沼倉利光)
  • 341  1番(熊谷和弘)
  • 342  議長(沼倉利光)
  • 343  市民生活部長(新井誠志)
  • 344  議長(沼倉利光)
  • 345  1番(熊谷和弘)
  • 346  議長(沼倉利光)
  • 347  市民生活部長(新井誠志)
  • 348  議長(沼倉利光)
  • 349  1番(熊谷和弘)
  • 350  議長(沼倉利光)
  • 351  市民生活部長(新井誠志)
  • 352  議長(沼倉利光)
  • 353  1番(熊谷和弘)
  • 354  議長(沼倉利光)
  • 355  福祉事務所長(加藤均)
  • 356  議長(沼倉利光)
  • 357  1番(熊谷和弘)
  • 358  議長(沼倉利光)
  • 359  福祉事務所長(加藤均)
  • 360  議長(沼倉利光)
  • 361  1番(熊谷和弘)
  • 362  議長(沼倉利光)
  • 363  福祉事務所長(加藤均)
  • 364  議長(沼倉利光)
  • 365  1番(熊谷和弘)
  • 366  議長(沼倉利光)
  • 367  市民生活部長(新井誠志)
  • 368  議長(沼倉利光)
  • 369  1番(熊谷和弘)
  • 370  議長(沼倉利光)
      平成28年登米市議会 定 例 会 6月定期議会 会議録(第1号)
 平成28年6月9日(木曜日)
1.出席議員(25名)
   1番 熊 谷 和 弘 君       2番 日 下   俊 君
   3番 佐々木 幸 一 君       4番 氏 家 英 人 君
   5番 工 藤 淳 子 君       6番 浅 野   敬 君
   7番 關     孝 君       8番 伊 藤 吉 浩 君
   9番 中 澤   宏 君      10番 佐々木   一 君
  11番 及 川 昌 憲 君      12番 佐 藤 尚 哉 君
  13番 伊 藤   栄 君      14番 浅 田   修 君
  15番 佐 藤 恵 喜 君      16番 田 口 久 義 君
  17番 田 口 政 信 君      19番 相 澤 吉 悦 君
  20番 熊 谷 憲 雄 君      21番 及 川 長太郎 君
  22番 庄 子 喜 一 君      23番 二階堂 一 男 君
  24番 八 木 しみ子 君      25番 岩 淵 正 宏 君
  議 長 沼 倉 利 光 君
1.欠席議員(なし)
1.遅刻議員(1名)
  15番 佐 藤 恵 喜 君
1.早退議員(なし)
1.中座議員(なし)
1.説明のため出席した者の氏名
  市     長   布 施 孝 尚 君   副  市  長   藤 井 敏 和 君
  副  市  長   栗 山 健 作 君   総 務 部 長   千 葉 博 行 君
  企 画 部 長   秋 山 茂 幸 君   市民生活部長    新 井 誠 志 君
  産業経済部長    千 葉 雅 弘 君   建 設 部 長   中津川 源 正 君
  市長公室長     佐 藤 裕 之 君   財 政 課 長   千 葉   清 君
  福祉事務所長    加 藤   均 君   環境事業所長    千 葉 祐 宏 君
  危機管理監     星   茂 喜 君   会計管理者     中 澤 和 志 君
  教  育  長   佐 藤 信 男 君   教育部長      志 賀   尚 君
  病院事業管理者
  職務代理者     松 本   宏 君   医療局次長     大 森 國 弘 君
  農業委員会事務局長 菅 原 貞 治 君   水道事業所長    佐 藤 和 哉 君
  消  防  長   鈴 木 軍 雄 君   監査委員事務局長  遠 藤   仁 君
1.事務局出席職員氏名
  議会事務局長    佐々木 義 文 君   議会事務局次長   田 辺 賢 一 君
  議会事務局主幹兼              議会事務局
  議事・調査係長   後 藤 光 彦 君   議事・調査係主査  浅 井 顕 裕 君
  議会事務局                 議会事務局
  議事・調査係主査  庄 司 美 香 君	議事・調査係主査  主 藤 貴 宏 君
  議会事務局
  議事・調査係主査  三 浦 正 弘 君		
1.本日の会議に付した事件
第1 会議録署名議員の指名
第2 一般質問

          開会 午前10時00分
議長(沼倉利光君) 平成28年登米市議会定例会を再開します。
 ただいまから6月定期議会を開きます。
 本定期議会の議会期間は、本日から6月22日までの14日間といたします。
 これから本日の会議を開きます。15番、佐藤恵喜君から遅参の届け出があります。
 本日の議事日程はお手元に配布のとおりです。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第90条の規定により、13番、伊藤 栄君、14番、浅田 修君を指名します。
 これから諸般の報告を行います。諸般の報告はお手元に配布しております、別紙報告書のとおりです。今定期議会への付議予定案件は、市長から提出された議案36件であり、別紙定期議会予定表のとおりです。6月2日までに受理した陳情、要望等は配布しました別紙陳情・要望文書表のとおりです。
 説明のため本定期議会への出席者は市長、教育長及びこれらの受任者並びに監査委員、農業委員会会長、選挙管理委員会委員長の受任者であります。河北新聞社、朝日新聞社から、取材のため写真撮影及び録音の申し出がありました。これを許可しております。
 これで諸般の報告を終わります。
 市長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 皆さん、おはようございます。
 それでは、行政報告をさせていただきたいと存じます。
 熊本地震災害に伴う職員派遣、被災地への見舞い及び現地調査の概要について、報告をさせていただきます。
 平成28年4月14日、16日と連続で震度7を観測した熊本地震の発災に伴い、4月19日には全国ボート場所在市町村として災害応援協定を締結している熊本県菊池市に粉ミルク6,480本を、また4月20日には合併前の旧迫町と姉妹都市でありました大分県由布市に飲料水4,000リットルを支援物資として送致いたしました。
 さらに、熊本県からの要請を受け、上益城郡御船町に平成28年5月15日から6月4日までの21日間、3班に分け延べ10名の職員を派遣し、学校教育施設、社会教育施設の被害判定業務及び罹災証明の発行業務に従事するなどの災害支援活動を行ってまいりました。
 また、5月17日から19日にかけて熊本県菊池市、全国ハンセン病療養所所在地市町村として災害応援協定を締結している合志市及び今回、職員を派遣しております御船町へ私自身が危機管理監とともに支援金を持参し、お見舞いと激励に伺ったところであります。その際、東日本大震災当時に結成され、現在は既に解散されておりますが、避難所における女性支援で活躍をされたボランティアグループ「えがおねっと」の代表を務められた須藤明美氏が現地に同行し、避難所での女性支援のあり方に対しアドバイスなどを行ってまいりました。
 御船町への本市職員派遣は6月4日をもって一旦終了しましたが、復旧・復興には今後においても長期間を要することから、改めて支援要請があった場合は、本市として可能な限り支援をしてまいりたいと考えております。なお、裏面に支援状況の詳細を掲載いたしておりますので、ごらんをいただきたいと思います。
 以上、行政報告とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) これで、行政報告を終わりました。
 日程第2、一般質問を行います。通告の順序に質問を許可します。
 19番、相澤吉悦君の質問を許可します。19番、相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) おはようございます。19番、相澤吉悦でございます。
 議長から発言のお許しをいただきましたので、かねてより通告しておりました2カ件について市長に伺います。
 1カ件目は「今後どうなる放射能汚染稲わら」、2カ件目は「消防署と消防団が連携した訓練を実施すべし」ということで、2カ件についてお伺いします。
 東京電力福島第一原発事故で発生した宮城県の指定廃棄物の最終処分場建設問題で、村井宮城県知事は定例記者会見で、栗原、加美、大和3市町からの候補地返上要請を受けたことについて、「処分場建設は国の事業であり、国が白紙撤回と言わない以上はそうはならない」と申しました。「今は、3人の首長の意向を私が一旦受け止めた状態だ」と述べ、改めて方向性を議論するといたしました。
 そこで市長に伺います。環境省が行った放射能濃度の再測定を受け、国の基準値1キログラムあたり8,000ベクレル以下となった廃棄物は、今後どうなるのでしょうか。私としては環境省がどこで測定したのか。あるいは、汚染された稲わらを全部測定したものか私たちにはわからない。今後、基準値以下の廃棄物も含めて国の責任において処分すべきと思う。
 さらに、その経過を地元に説明するよう環境省に要望すべきと思うがどうでしょうか。
 次に、さまざまな災害に備え、消防署と消防団が連携した訓練をすべきと思うが、例えば消防団と消防署の中継訓練など。
 以上、2カ件について市長に伺います。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) それでは19番、相澤吉悦議員のご質問にお答えさせていただきます。
 はじめに、「今後どうなる放射能汚染稲わら」についてでありますが、環境省が行った放射能濃度の再測定につきましては、県内の指定廃棄物の状況や一時保管場所を把握することが重要であるとして、平成27年8月から平成28年1月にかけて県内全ての指定廃棄物を対象として、「事故由来放射性物質により汚染された廃棄物の処理等に関するガイドライン」に基づき、放射性セシウムの放射能濃度について再測定が行われたところであります。
 本市におきましては、市内で一時保管している稲わら2,235トンについて平成24年10月に指定廃棄物として指定を受けたところでありますが、指定申請時の放射能濃度の測定は市内全ての稲わらを測定したものではなく、県において市内27戸の畜産農家が所有する稲わらからサンプルを採取し、測定を行った結果を基に指定申請したものであります。当時の測定結果では、放射能濃度が低い稲わらで9,400ベクレル、高い稲わらでは35,000ベクレルとの結果でありました。
 今回、環境省が行った再測定につきましては、一時保管庫ごとにサンプルを10点採取して混合し、これを測定したものが一時保管庫で保管をする指定廃棄物の再測定値となっております。また、一時保管庫が複数ある一時保管場所につきましては、一時保管庫ごとの測定値を単純平均したものが当該一時保管場所の測定値となっているものであります。
 この結果、県内にある3,404トンの指定廃棄物のうち、約3分の2に当たる2,314トンが指定基準の8,000ベクレルを下回ったと公表されたところでありますが、この測定値は指定申請時と同じ稲わらからサンプルを採取し測定したものではないことから、単純に3分の2が減衰していると判断することはできないものと考えております。
 なお、国では、指定廃棄物の指定に係る規定を設けてはいたものの、指定解除に係る規定は設けられていなかったことから、本年4月に特別措置法施行規則の一部が改正され、放射能の減衰により放射能濃度が8,000ベクレル以下となった廃棄物の指定解除の仕組みと、これに伴う新たな国の支援策が創設されたところであります。
 この指定解除につきましては、指定廃棄物の放射能濃度が8,000ベクレル以下となっていると環境大臣が認め、さらには一時保管者である市町村等の意向も踏まえた上で、指定解除することができることとされております。
 本市といたしましては、放射能の減衰により8,000ベクレル以下となったとしても、指定廃棄物に変わりはないと考えております。さらに、市内の農家が保管しております一般廃棄物として取り扱われている汚染牧草や堆肥、ほだ木につきましても放射性物質に汚染されたものでありますので、引き続き国の責任において早急に処理するとともに、再測定の経過につきましても地域住民に対し丁寧な説明を行うよう強く要望してまいります。
 なお、宮城県では、5月27日に開催された宮城県指定廃棄物処理促進市町村長会議におきまして、県が主体となって8,000ベクレル以下の一般廃棄物の濃度を統一した基準で再測定し、正確な濃度と量を把握した上で、今年の秋までに処理方針を示すことが提案され了承されたところであります。
 また、県内におきましても独自に処理方法を検討し、実証試験に取り組んでいる自治体もありますので、これらの情報を収集するとともに、一日も早い地域住民の不安の払拭と農家が抱える生産活動への問題が解消されるよう取り組んでまいります。
 次に、「消防署と消防団が連携した訓練を実施すべし」についてお答えいたします。
 消防団と消防署は「車の両輪」のようなものであり、密接な関係にあります。どちらかが欠けても円滑な災害活動が困難となりますことから、連携した活動が必要であると認識しております。
 現在、消防本部、消防署の訓練は、年間訓練計画に基づき、基本訓練から実践的な総合訓練まで幅広く行っており、また消防団においては、消防団演習などの全体訓練、各支団単位で行う支団訓練を実施しております。
 近年、消防団員の構成につきまして、現場経験の浅い入団から10年未満の団員が全体の半数近くになっていることから、基本的な技術の習得を目的としたポンプの運用訓練や資機材の取扱いなど、基本を重視した訓練を行っております。
 また、中継訓練などの実践的な訓練につきましては、支団及び分団単位で実施しており、消防職員は指導の要請に応じて実技指導を行っているのが現状であります。
 今後は、現在実施している基本訓練を継続しながら、火災対応につきましては消防署隊が保有する資機材の取扱いを含め、消防団が水利にいち早く到着した場合や林野火災など、水利が遠い場合の中継体系が活動上必要なことから、消防署と消防団が連携した中継訓練を実施してまいります。また、風水害対応といたしましては、台風や集中豪雨による急激な河川の増水などを想定した水防工法訓練を継続し実施してまいります。
 なお、地震災害対応につきましては、初期対応を自主防災組織にお願いしているところでありますが、同時多発的に災害が発生した場合や家屋の倒壊による閉じ込めなどが発生した場合には、消防署と消防団の連携した活動が必要となることから、倒壊家屋からの救出訓練など、より現場に即した実践的な訓練を連携して実施してまいります。
 以上、答弁とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) さまざま答弁をいただきました。どうにもならないこの今の状態では、放射能汚染稲わらですけれども、今現在どのような保管になっているか。どのような場所になっているか。そしてまた、最後に出てきました牧草、そして堆肥、ほだ木とありますけれども、この今現在置かれている状態ですね、あるいはいくらあるかということなんですけれども、みんなわかると思いますけが、新しく就任されました副市長殿、国の官僚様でありますから、もしそれがわかっていたらお願いします。わかりますか、どのようになっているか。あるいは、どこにどのようにあるものかということが、来たばかりだからわからなければわからないでいいんですけれども、一応わかりますか。お聞きします。

議長(沼倉利光君) 副市長、栗山健作君。

副市長(栗山健作君) 相澤議員からのご質問についてお答え申し上げます。
 市内の一般廃棄物につきましては、牧草は基準値100ベクレルということで保管量、約2,207トン保管されております。堆肥につきましては、基準値400ベクレルということで保管の箇所51個に保管量約1,503トン、有機センター3カ所に保管量1,830トンの、合せて約3,333トンとなっております。
 このような一般廃棄物につきましても、先ほど市長からご答弁申し上げましたように、県やあるいは国と連携しながら今後の処理方法等につきましても調整を図っていくことが必要と考えております。
 以上でございます。

議長(沼倉利光君) 相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) ありがとうございました。数量は、8,000ベクレルの稲わらは2,235トンというふうなことで、牧草が8,000ベクレル以下220トン、堆肥が3,333トン、ほだ木が2,659トンということで、全て合わせますと1万434トンということが登米市に残っております。
 この保管のことについては、「今どうなっていますか、わかりますか」と聞いたんですけども、現場に行ってみなければわからなかったと思いますので、ここで説明しますので。スライド、写真を出して説明しますので、どうぞごらんくださいね。
 それではお願いします。
 (議場内のディスプレイに写真①を表示)
 これが8,000ベクレルを超える濃度の入ったハウスです。そのハウスの中にこれも入れて、土のうを積んで防いでいるということが、これが私のすぐ家の後ろのほうにあると思っております。
 この次お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真②を表示)
 これがちょっと離れたところから撮ったところね。左手の木がちょっと生えている後ろに建物がありますけれども、あそこは何だと思いますか。もう1枚お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真③を表示)
 これが、右の田んぼの植えた右側の隅のほうに見えるのがさっきのハウスです。
 そして左の上に住宅のようなものが見えて、木があって上に見えるのは新田の小学校であります。すぐ近くにあるんですよ。このような状態でこれが保管されております。
 これも地域の皆さんが畜産を一生懸命頑張っているということで、みんなが協力して「いいですよ」ということで、副市長、わかりましたか。
 次、お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真④を表示)
 これは汚染された堆肥であります。これはトンパックに入れまして、ただ黒いシートで覆われているだけで、このような状態でただ野積みされているというふうに思います。
 次、お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真⑤を表示)
 これが汚染された牧草であります。牧草がラップされて、このようにただ放置されております。これが現状であります。すぐ家の近くですよ。どこにもやるところがないから、そのうちのみんな近くに置いている。次お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真⑥を表示)
 これがもう1カ所なんですけれども、これも同じようにハウスの中に稲わらが入りまして、辺りに土のうが積んであります。
 もう1枚お願いします。
 (議場内でディスプレイに写真⑦を表示)
 ハウスの向こうに民家が、右側にも民家がありますけれども、今、水が張ってあるのは田んぼですが、その辺が道路ということで、本当にその付近をみんな人が歩いているということで、これが2年以内ということで了承したんですけれども、災害から5年もたってもいまだ行くところがないという状態が今の実情であります。
 この議場で私がどんな思いで叫ぼうと、何しようと環境省に直接届くわけではないんでありますが、私たちは前に放射能汚染調査特別委員会というのを今、私が委員長やっていますけれど、その前の委員会の時、佐々木 一委員長の時に役所に、東京まで行きました。環境省にも行きました。確か3時間だったか時間を取っていただいたんですけども、その中で説明をし、そしてまた質疑ということで私、質疑したんですけれども、たった15分か20分やった時に、「次の会議がありますから」と打ち切られてしまった。こういうことが、「国の役人とはこういうことか」というふうなことで、非常に私は国の役人の、全員ではないですけども不信感を抱いております。
 確か3時間だったと思ったんですけれど、何時間だか忘れましたけれども、そのようなことでやってもらったのがふいにされてしまったということで、みんな揃って現状を説明しようと思って行ったんですけれども、全く受け付けられなかったなというのが非常に残念に思っております。
 この問題、大きい問題でありますが、これから計っていく上でも、あるいは測定していく上でも、全てのものですよ。以下になるものは市の中で、これをまちの中で処分しなさいということになると大変なことになります。そしてまた、今現在も牧草、あるいは堆肥については「ただの廃棄物ですよ」ということも話されております。
 このことについて、私、国から来た副市長だからいびるわけでもない、いじめるわけでもない、ただ私は直接この登米市に来て今の実情を知っていただく上でも、この問題についてどのような見解を持っているか。市長からも聞いていますけれども、まずはこの問題ですね、国から来たのだから。あるいはそうでなくてもですよ、この地域に根ざしておるのであればこの問題について一番の大きな問題だなと、厄介な問題だなと思っております。
 そのことについて見解を一言お願いします。

議長(沼倉利光君) 副市長、栗山健作君。

副市長(栗山健作君) ご指摘のとおり今回の放射性稲わら、その他もろもろの指定廃棄物、一般廃棄物の問題については、私自身も非常に憂慮すべき問題であると認識しております。
 その上で再測定、その他いろいろ昨今も動きがございますが、一つ一つやはり丁寧に対応していくことが必要かと思います。国、あるいは県、そして市と連携しながら、何よりもまず市民の皆さまに安心していただくよう一つ一つの手続きを踏みながら対応を決めていくことが必要と思います。
 その中で私自身もお役に立てる部分がございましたら、しっかりと取り組んでまいりたいと思いますのでどうぞ、もし足らぬ点がございましたらご指導くださいますようお願い申し上げます。

議長(沼倉利光君) 相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) ありがとうございました。
 この測定に当たってどこで測定したか、何したかわからないということで、今、平均ではこうだ、ああだと説明がありましたけれども、今後測定するに当たってですね、全部を測定するということは、私は不可能だと思いますよ。そのようなことで、さまざま測定して「これが8,000ベクレル以下だから汚染稲わらではない」と、それを解除するということがありますけれども、そしてまた、今度それに代わる指定解除の仕組みについて、新たな国の支援策が創出されるということもありますけれども、どのような創出がされるか。今現在、これわかるんですか。お願いします。

議長(沼倉利光君) 産業経済部長 千葉雅弘君。

産業経済部長(千葉雅弘君) 指定廃棄物の処理に関する支援策ということでお答えをさせていただきたいと思います。
 この支援策につきましては、今年の4月に追加となったものでございまして、補助の対象経費といたしましては処理施設の整備に関する経費とか、それからいろんな器具・機材のレンタルなりリースに関する経費、それらが補助対象として認められているというものでございます。

議長(沼倉利光君) 相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) 対象になって補助は非常にいいんでありますが、その補助を使う施設をつくる、そのつくる場所、これが問題なんですよ。
 今現在、三つの候補地が挙がって、それを一つにしようとしてさまざま環境省が2年もかかってもダメだったというふうなことで、白紙撤回だということがありますけども、村井知事は「それは国が白紙撤回だと言わない限りそうじゃないよ」ということを示しております。
 このことについて、国がさも補助金を出すから新たにつくりなさいという話もありますけれども、やっぱり私としては汚染されたものであります。そしてまた、堆肥も牧草もほだ木も8,000ベクレル以下だからといって、これがただの廃棄物だよと。そういうことであれば、そのように言うのであれば、私はこの牧草を福島の夢の牧場へ持って行こうとした。「議会事務局にも調べてください」ということで強く申し上げた。その時はまだ何も騒いでいなかった。そのうちに郡山だったかどこだったか、郡山だったと思う、確かね。そうだったよね、間違ったらごめんなさいね。白石でしたか、そこでしたか。そのところが牧草みんな運んで、夢の牧場の牛を助けた。そうやった時に、県では「汚染されたものをほかに出してはダメだ」というふうなことで言ってきた。そしてまた、「それを牛に食わせたら牛がかわいそうではないか」ということを言っています。あれは処分される牛だったのを処分してはダメだということで、奇特な方がいて、あえて育ててくれているというのが現状であります。
 そういうことで、持って行こうとすれば「ダメだ」、あるいはそれを処分してくれと言えば「地元でやりなさい」という話でずっとここまで来ている。これ、このままいくといつまでたっても私は前に進まないと思っております。
 市長も会議の中で、首長会議の中で県に行ってさまざま今、私が言ったのと同じようなことをずっと申しているなと非常に私、感謝をしております。
 そしてまた、もう一歩そこから踏み出したですね、自分のところが一番わらを持っているということもありますけれども、今の実情、この実情を解決すべきだと。みんなもそうなんですけれども一日も早い解決、そしてまた地域のほうにもこのことを説明、2年というのが5年にもなっていますので、もう一回やっぱり県、環境省が来て説明してくれということも会合持っていかないと、いつまでも国、あるいは県、市に対しても議会に対してもそうですけれども、みんな不信感を持ってしまう。「何をやっているんだ一体」ということですので、その辺のところ市長からお願いします。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) ご指摘をいただいた件につきましては、先月の27日に開催をされました指定廃棄物処理促進市町村長会議の中でもいろいろとお話しさせていただきました。
 今、県が考えている取組の概要といたしましては、先にご答弁させていただいたとおり、まずは全体像をしっかりと把握をするということ。そして、その中からどのような形で処理ができるのか、その可能性についても例えば、その処理方法等についても国のほうもしっかりと責任を持って、「市町村がやるんだったらお手伝いするよ」ということではなく、むしろ責任者としてきちんと主体性を持った対応を、ぜひ我々としても強く求めてまいりたいと考えております。
 一時保管という形でもう5年も保管をいただいている地域の皆さまには、本当に多大なるご迷惑をおかけしているところでございます。また、そういった保管の状況等につきましても、昨年秋の豪雨等がもしそういうところに起きた場合には、やはり心配な点も決してないわけではございませんので、その管理のあり方等も含め環境省のほうにもしっかりと申し入れをしながらしっかりとした安全な対策と、そして一日も早い集約保管、そういったものについてもしっかりと取組を求めてまいりたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) 力強い答弁いただきました。
 さらにこの問題については、やっぱり環境大臣がここに来ないと、地域に来ないと、宮城県に来ないと。ちょこっとこのあいだ来たそうでありますが、この会議の中に出席してくれないと。要望しても来ないということが、非常に私としてはうまくないなと思っております。副大臣も結構、優秀な副大臣ですからそれはいいんでありますが、やっぱり大臣が来て話すべきだと思う。なぜ来ないのか、なぜここに来たくないのか。あるいは終わってから何もないときに来て、ただ視察して帰るということでは私はダメだと思う。大きな首長会議の中に大臣が来て、「このようなことだ」ということを申して、そしてまた首長たちが今の実情、この私が言ったようなことを、あるいは首長のさまざまなみんなの統一した意見、そしてまた今後の要望、それを親身になっていかないと私は進まないと思いますよ。
 そういうことでありますから、やっぱり大臣も呼んでもらえるように、要望するように。そしてまた、私、放射能汚染調査特別委員会のたまたまさっきも言ったように委員長になりましたので、国に、環境省に今度委員会で行こうと思っております。なかなかそのタイミングを押さえるのは難しいんでありましたけれども、何とか昨日のテレビでもあのようなことが出ましたので、そしてまた市長も私たちと同じような方向を向いております。
 そしてまた、たまたまこの登米市に国から派遣された副市長もいます。一緒に同行願いまして、行こうと思います。そこまで行って話をしたいと思っております。いくら話してもどこで話しても、ただの雑音にばかり聞こえてくるということではなくして、やっぱり私は話さなければ前に進まないと思うから話すんです。どこへ行っても、このような場所でも。議会は特にここで話すが、話す場所がないなと思います。
 議長も一生懸命、そのようなことで頑張っております。そしてまた市長も頑張って新聞、コメントをあげております。私たちも頑張っていきます。
 もう一度、この問題について一日も早い取組、そしてまた一日も早い解決、このことについても岩手県の岩手町でしたかね、そこへ視察に行った時には、もうほだ木についてはほぼ焼却しているということで、地域からの反対もあったそうですけども、それを「何とかお願いします」ということで新しい施設の中で焼いていくということで、絶対出さないという確約の中でやったということがありました。ただ、そのほだ木を農家の人たちが運ぶのに軽トラックで運べば環境省が「廃棄物の専用車でなければダメだ」とか、あるいは「軽トラックで個人が運ぶということは全くダメだ」とか、そのようなことにまた制約をかけてきたというふうなことがありました。「せっかくスムーズにしようとしても、そのことについても非常に苦しんだことがありました」と涙ぐんで係の方が話しておりました。そのようなことがあります。
 ですから非常に難しい問題でありますが、市長、これには市民の皆さんの願いであります。一日も早い解決をお願いしたいなと思っております。ですから今後、私たちも頑張りますので、環境省に行きますので、その支援方、そしてまたアドバイス方もよろしくお願いします。もう一度お願いします。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 市町村長会議の中においても、やはり丸川環境大臣がなかなかこの会議にご出席いただけないということで、全員の首長から強い要望を出させていただいたところであります。また、そういった意味では指定廃棄物に関しましては、岩沼の汚泥についての視察をされたということでございましたので、それ以上に地域の皆さんにご迷惑をおかけしているこの汚染稲わらの保管の状況について、しっかりとまずは現場を歩いてほしいということ、これにつきましては我々のほうからも強く要望をさせていただきたいと思います。
 また、これらの取組につきまして、我々といたしましても仙台にあります環境事務所並びに国のほうにも申し入れをいたしているところではございますけれども、議会と一緒に同じ思いをしっかりと改めて伝える場をしっかりとつくっていきたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) それでは次に移ります。
 「消防署と消防団が連携した訓練を実施すべし」ということで出しました。例えば、「中継訓練だよ」ということを言いました。私、ある火災現場に行きました。私もかつては消防団でありました。最初は迫町消防団本部長ということで、あとは退職しました。そのような関係で訓練については指導もした、あるいは訓練を受けさせてもらったということになります。
 その火災現場で消防団が水利に入っておりました。私たちの消防団でのこの訓練には、基本として指導したのは、ポンプに接合した、「延長していった最後の筒先に行くまで1本、2本前には必ず分水器を付けなさい」という指導を徹底的にしたんですよ。ですから、そこに付けると2線が出るよと、2線の蛇口が出ますよということで指導したんです。それが現場に行きますと今でも生きておりまして、やっぱり迫町消防団ですから2線についてやっていたなと思います。
 ただ、そこでポンプが、元で汲んでいた、消防団ですよ、そこに水を上げてバンバンやっていたんですけども、それが消防署員の若い人だったと思うのですけれども遠くから走ってきたんです。崖を降りて。だから崖を降りてこうやって手招き、こうやって来たから「ちょっと何なの」って、「何で走ってきたの、あんた」って言ったら、「放水止め」だか「止めろ」だか、あるいは「ポンプ止めるんですか」と聞いた時に「放水止めです」と言ったから、「放水止めというものはこのようにやるのではないの」って、「こういうのはないよ、こうだよ」って。「消防署の人たちは消防団を信用してください。消防団は基本で放水始め、放水止め、それはわかりますんで、そんなふうにしてください」って、こう言ったんです、私。「何で走ってくるの、あんた」。そうやって消防団を信用しないとそうなるんだよ。そこなの、だからは私言っているの。
 そして、さらに2線延長して、1線を段々消えてきたからいいんではないかということで1線を止めた、消防団がですよ。それを消防署員が来て急に開けてしまった。だからバーンと水がいったんですよ。だから、その時に消防団の方、私もそうですけれども「止めろー」となった。
 それで、なぜそのようなことが起きるのかなということをずっと思っていたんですけども、やっぱり消防団と消防署員というのは一心同体、私たちの時には消防署にはいつも遊びに行っていた。そしてまた、消防署と一緒に中継訓練もしていた。そのようなことでやっていかないと、このようなことになるんではないかなと思います。どうですかね。

議長(沼倉利光君) 消防長、鈴木軍雄君。

消防長(鈴木軍雄君) ただいまの相澤議員のご指摘でございますけれども、実際にそういう現場があったということを私も伺っております。そういうことに伴いまして、私の耳にいろんな現場での事案が発生した場合については、職員のほうに早急に指示を出しまして対応するようにということで話をしております。
 また、今議員から話ありましたいわゆる手信号の関係だと思いますけれども、手信号についても職員のほうでは訓練等で実施はされているはずでございます。ただし、話の中にもありましたように若いということもありまして、なかなか現場での対応に不慣れな部分も確かに出てしまったのかなという部分も伺えるところでございます。
 今後につきましてもそういう点も含めまして、詳細に職員のほうに指示を出しまして、よりスムーズな連携が取れるような対応をしていきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) そのようにやった職員を私は責めているのではないですよ。ただ、このようなことがあるから消防団と一緒になってやらなければダメじゃないのと言っているの。
 そしてまた、消防団は恐らく、今のこの答弁書に書いてあるのを見ると中継訓練もやってはいるんですが、指導に行って消防署と一緒になってやるということはないように見えているんですけども、私たちの時は災害が例えば10時3分、どこの火災発生という想定をして、一緒に出動して中継訓練もしたなというふうに、そのようなこともありました。
 これ、とても危険なことなんですよ。給水されてくるほうが、例えば2キロで入ってきていると。それでそこで中継をして出していく、そこで出していくと単純な計算では4キロに上がるんですよね。それで、それを強く、中継車のエンジンが強く圧力を出してしまうと、給水するほうが足りなくなってしまう。それで水がスムーズに出なくなってしまう。その加減ね、メーターの読みなんですけれども、これがゼロより下がってはダメだということがありますけれども、一番、基本として私たちは消防長、あなたに教わったんですよ、みんな、私たちはね。女性の、私もそうですし男のでもいいんですけども、太ももの柔らかさ、この柔らかさが給水されてきたホースを触って、こっちに圧力かけてその柔さまではいいですよというふうに指導されたなと思っております。それが見ると、やっぱりメーターがそのとおりになっているんですね。
 そのような訓練も実際やっていかないと、この間も山林火災があったようですのでこれがさまざまな面において作業がよければ1台、2台、3台とつながっていくのが実情でありまして、これが把握されてないと途中のエンジンが焼けて、かえってブレーキがかかってしまうようになります。
 そしてまた、災害にあたって、あるいは地域の何らかの水害訓練にあたっても、水害にあたっても一緒にやって行くべきだなと思っております。なぜかというと、消防署は何でもできると思っておるかもしれませんが、消防署の人たちよりも、これ聞いたらとても憤慨すると思うよ、私に言われたら。消防署の署員の人たちよりも、消防団のほうが余計にできますよ。これ言われたらグッとくると思います。なぜかと言いますと、消防団は消防の仕事しかできない。水害になった時には、伊豆沼が水害になった時には、あそこの堤防が決壊するということで消防団がですね、私もその時行っていたんですけれども、「くいを持ってきてくれ」と言えばくいを持ってきてもらった。「これを打つにはユンボをお願いします」と言えば、「ユンボはよくても運転手がいないよ」、「大丈夫ですよ、いるから」と。「ここのところ鉄板をこんなふうになったら溶接できないか」と言ったら、「私、溶接の免許持っているからいいですよ」と、そのような方が全部そろっているんですよ、消防団というのは。だから消防団というのは大まかな、そのようなことができるという、そのようなことだよ。あとのことは違うけども、だから消防団っていうのは幅広く何でもできる人たちがいるなと思っております。
 ですからそのようなことは、私たちが訓練を受けてきたのは消防長、あなたたちの力であって、そのようなことを教わったのを私たちが幹部になった時にはそれを伝えてきたなと思っております。それが今、薄れてきているのか。あるいは信頼関係がなくなってきているのかわからないですけれども、そのようなことでうまくはいっているとは思いますが、いま一度ですね、その辺のところをあまりきっちり把握することもないんですけれども、さっき私が言ったこと、「誰だそいつ」と問いただすこともないんですけれども、そのようなことがないように、「今後、消防団と一緒になって行きましょう」ということで、まずは何かの時には、かまど検査でもいいです。私たち消防団、消防署と一緒に歩いたんですよ、かまど検査も。
 そのようなことで、一緒にやっていこうと。あるいは同じセンターでご飯食べても何食べても慰労会してもいいんですが、あまりにも制約が厳しすぎるのではないかということもあります。その辺も含めて、もう一度お願いします。

議長(沼倉利光君) 消防長、鈴木軍雄君。

消防長(鈴木軍雄君) ありがとうございます。
 今、相澤議員からありましたように、それこそ私の名前を出していただいて、あなたにご指導をいただいたと。私も鮮明に記憶しております。本当に入ってものを教えられる時期に、相澤議員さんと消防団の皆さんと一緒に訓練したことを思い出します。
 それで今も職員、かなりの回数の訓練を重ねておりますし、消防団の皆さんにも年間においてはかなりの訓練回数を重ねていただいております。
 ただし、相澤議員さんがおっしゃいましたように、いろんな中継訓練という形で消防職員が指導するという場面は非常に多いんですけれども、指導するほうに熱中するあまりですね、やはり消防団の皆さんとの連携という形での交代した形、いわゆる議員さんからありました元ポンプであったり、先ポンプという感覚を得るためにも、員もその中に入った訓練も今後続けていって、より連携のとれた訓練をすることで、災害現場ではよりスムーズな連携が図れ、災害対応ができるんではないかなと思っております。
 また、現場での連携という意味合いでは、現場を指揮する消防職員にすれば中隊長、あるいは消防団にすれば分団長等がおりますけれども、この指揮をする者がお互いに情報を共有し、活動の一元化を図るということも非常に大切な部分でございますので、この辺についても職員のほうに指示をしまして、一元化した活動等を実施していくように進めていきたいと思います。
 よろしくお願いします。

議長(沼倉利光君) 相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) ありがとうございました。消防長、今のような言葉いただきまして本当にありがとうございます。
 今後、地域の皆さんの安心・安全、そして生命・財産を守るというふうなことで、体に十分気をつけてやっていただければなと思います。
 この稲わらにつきましてもですね、市長、かなりひどい問題であります。ですけれども、何とかここでみんなで切り抜けるように、一緒に頑張っていくようにお願いいたします。
 副市長殿、私、何回も言うけどいじめてないんだよ、わかりますか。そのようなことで、今後この地域に根ざした副市長であれば、このことについていち早く取り組むべき、あるいはもしかしたらこんな答弁が来るんではないかと思いましたよ。「このことわかりますか」と聞いた時には、「はい、わかります。私は4月に就任して、いち早く産業経済部のところに事務所がありますので、経済部の部長とこのことを把握して全部回って見ました。どうだ相澤吉悦、わかったか」と言われるのではないかなと思って言ったんですけれど、そんなことを期待しておりました。ありがとうございます。
 これであと3分ありますけれども、今後、あるいは絶対にないとは言わない放射能でありますが、まずはここの目の先に置かれているものを一日も早い解決を願いまして、この質問を終わらせていただきます。環境省にも行きますので、その節はよろしく方お願いします。では、終わります。

議長(沼倉利光君) これで19番、相澤吉悦君の一般質問を終わります。ここで10分間休憩をいたします。
 
          休憩 午前10時54分
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          再開 午前11時03分
 

議長(沼倉利光君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に6番、浅野 敬君の質問を許します。

6番(浅野 敬君) 6番、浅野 敬です。一般質問いたします。
 私が感じている登米市政の課題について、市長に伺います。
 まず1点目でございますが、「施策立案・決定・実行にあたってのスピード感の不足」、2点目が「組織体制のガバナンスは守られているか」であります。
 要旨を申し上げます。
 合併以来11年が過ぎ、その間に東日本大震災があったとはいえ、登米市政が十分に機能発揮し市民からの評価が高まっている状況には程遠いのではと判断をしているものであります。
 もちろん初代市長として、これまで3期の任期の中で合併の契機でもあった広域4事業並びに単独町のままではできなかったであろう佐沼小学校の改築、トヨテツ東北様をはじめとした企業誘致等を実現されたことには、一定の評価をしているものであります。
 一方で、病院の改革、医療の充実といった市民の求める切実な課題への取組及び新庁舎建設をはじめとした合併協議会からの申し送り事項のそれぞれに対しての考え方が明確化されていないように感じ、布施市政に対する物足りなさを感じていることも率直に申し上げておきます。
 市長と議員の立場の違いはありますが、お互いに与えられた任期、最後の1年に当たり、布施市長の所感を伺うことといたします。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) それでは6番、浅野 敬議員のご質問にお答えさせていただきます。
 「私が感じている登米市政の課題」について、2点のご質問がありました。
 まず初めに、1点目の「政策立案・決定・実行にあたってのスピード感の不足」についてでありますが、これまでの市政運営におきまして、本市合併の契機の一つとなりました広域4事業や教育環境の整備、東日本大震災の早期復旧・復興を図るための事業等を最優先に実施してきたところであります。また、事業の実施にあたりましては、まちづくりへの効果や市民の利便性などの観点から、優先順位や着手時期の検討を行いながら実施してきたところでございます。
 しかしながら、病院の改革、医療の充実、また新庁舎建設の取組におきまして物足りなさを感じているとのご意見につきましては、しっかりと受け止めさせていただきました。
 まず、病院の改革、医療の充実につきましては、平成20年12月に米市立病院改革プランを策定し、このプランに基づき旧町で運営していた5病院2診療所を3病院4診療所に再編するとともに、医師の招へい及び経営改善に取り組んできたところでございます。さらに、平成24年2月に策定いたしました第2次病院改革プランでは、経営理念に基づく職員の意識改革と人材育成を柱として、市民に信頼される病院・診療所づくりに取り組んでまいりました。
 その結果としまして、平成23年度には単年度収支の黒字化、さら平成25年度には不良債務の解消を図るとともに、平成23年度に35名だった常勤医師を41名にまで確保することができたところでございます。しかしながら、常勤医師の減少等の影響により患者数が減少し、再度、不良債務が発生するなど厳しい経営状況となってきてございます。
 このような状況をさらに改善をし、地域医療の充実と持続可能な病院経営を目指すために現在、第3次及び第4次の病院改革プランとなります今後10年間を見据えた登米市病院事業中長計画の策定に向け作業を進めております。
 この計画では、単に医師の確保対策のみならず、幅広い疾病の診断・治療や生活面のケアも含めて、患者の健康状態を全体的にケアできる総合診療医や若い医師の育成拠点となる体制整備に重点を置くこととしているところであります。また、東北大学や東北医科薬科大学との密接な関係を築きながら、人材育成と安定した医師確保に努め、地域医療のさらなる充実に向けた取組を進めることとしているところであります。
 さらに、米谷病院の整備によって、不足している療養病床を確保するとともに、開業医との連携による切れ目のない医療提供など、医療環境の改善や向上にも努めており、今後も市民が安心して暮らせる医療体制をつくるため、「何ができるのか」「どこまでできるのか」を的確に判断しながら、その時点における最善の取組を進めてまいります。
 次に、「新庁舎建設」についてでありますが、新庁舎建設事業は合併協議会において策定された新市建設計画において、行政運営の効率化や市民の利便性等を考慮して検討することとされていたものであり、第二次登米市総合計画に掲げるこれからの本市のまちづくりを実現するための行政基盤を整備する上からも、重要な事業であるととらえております。
 このことから、市民の声や議会のご意見を新庁舎建設に生かすため市民会議を設置するとともに、新庁舎の位置や機能など主要な事項について、移動市長室における区長さん方との意見交換、また庁舎建設に関する調査特別委員会においてご審議をいただくなど、多様な視点から多くのご意見をいただいているところであります。また、これらの貴重なご意見を基本計画に反映させるため、庁内にワーキンググループを設置し、さらなる庁内推進体制の連携強化を図っているところであります。
 市民に親しまれ、これからの本市のまちづくりを支える市民活動や市民交流の活動拠点となる庁舎の建設を目指すべく、さまざまな課題を早急に整理し、新庁舎建設基本計画に反映してまいりたいと考えております。
 今後とも、市政運営にあたっては課題をいち早く発見し、整理・分析を行うとともに、解決に向けた目標設定を行い、スピード感をもって政策を立案・決定し、着実に実施してまいります。
 次に、2点目の「組織体制のガバナンスは守られているか」についてお答えします。
 行政組織のあり方につきましては、第二次登米市総合計画を着実に実行する組織体制を基本とし、重点戦略の円滑な実施のため必要に応じ組織再編を行うなど、機動性にも配慮した組織体制を整え、本市の持続的な発展を目指し、職員一丸となって業務の遂行に当たっております。
 また、組織の意思統一や連携につきましては、定期的に部局長等による会議を開催し、必要な指示や情報の共有を図っているところであり、各部、各課内においても職員間の意思疎通の徹底が図られているものと認識いたしております。
 今後とも組織力の維持向上を図るとともに、職員一人一人の意欲と能力を最大限に活用できるよう心がけてまいりたいと存じます。
 以上、答弁とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 今日の一般質問では2点をお訪ねしておりますが、時間の関係上、主に2点目の「組織体制のガバナンス」について続けていくことといたしたいと思います。
 まず、気になっていることから申し上げたいと思います。
 過日の全員協議会での松本院長さんの紹介が、議員のアドバイスがあって後になされました。これでいいのでしょうか。市長は、初めから座席表での表示のみで済むとお考えだったのか。ベクトルを一つにして進むと声高に宣言されている登米市の中枢は、そのような共通認識を持ってあえて紹介しようとなされなかったのかを確認させてください。
 まず、市長からお考えをいただいた後、2人の副市長、総務部長、市長公室長の4名の方々で、特に発言されたい方がおられれば順次お聞かせを願いたいと思います。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 先の全員協議会におきまして、病院事業管理者職務代理者といたしまして松本院長に就任をいただいたという報告、またご紹介が漏れたということ、我々の落ち度ということで深く反省をしているところであります。
 しっかりと議会、議員の皆さまにも情報を共有していただき、一致団結した取組にあたってまいりたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 副市長、藤井敏和君。

副市長(藤井敏和君) 私以下、基本的な考え方はただいま市長がご答弁申し上げたとおりでございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) それで、松本先生にはその後お詫びはしたんですか。議会にそのことを弁明するよりは、いわゆる恥をかかされた松本先生の立場を考えてやるのが市長の役割ではないかと。それから副市長以下、なぜアドバイスできないの。市長が裸の王様になっていいんですか。そこなんですよ、私が問いたいのは。これ以上言ってもしょうがないから、次に移ります。
 ご答弁の中に、事実と違うのではと感ずる文言がございました。何か意図があって、あえてそのような経過説明をされたのか伺いたいと思います。病院事業の関係でございます。

議長(沼倉利光君) どなたに。
 (「市長から」の声あり)

議長(沼倉利光君) 市長からですか。

6番(浅野 敬君) 感づいてないんであれば、こちらから言うほかないのね。
 まず、「病院の改革、医療の充実につきましては、平成20年12月に登米市立病院改革プランを策定し、このプランに基づき旧町で運営していた5病院2診療所を、3病院4診療所に再編する」とありましたが、これは2病院5診療所が第1次改革プランの計画ではなかったですか。それを、なぜそこを飛ばしてこのようにしたのか。ということは、当時の第1次改革プランにかかわった議員さんの立場もないでしょうということなんです。
 それを率直にお答えいただきたい。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 大変申しわけございません。2病院、5診療所がまず現状できる最大限の取組というような判断をさせていただき、そのような取組で議会にも説明をし、取組をご了解いただいたということでございました。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 何か、おっしゃっていることがちょっと飲み込めないんです。全然わからないのね。だから、その辺をやっぱり緊張感を持ってやっていただかないとダメだなと思っているんですが、どうでしょうかね。
 それから、一応こういう答弁にされたわけなので、答弁修正するなり必要だと思うんだけれども、この一般質問に対する当局の答弁はたぶん相当な時間と労力を費やして、答弁調整というんですか、なる作業経て行われているんだと思いますが、ほかの市ではこんなに時間かけてないよ。
 そして、なぜそのような時間をかけ、さらに職員の労力も費やしながら的確な答弁が最初からできないのかということを指摘しておきたいと思います。これが、いわゆるスピード感の不足につながっていると私は断じざるを得ないのであります。
 次に行きましょう。
 歴代4名の病院事業管理者がわずか8年間の中で退任された事実は異常なことと考える者としては、その検証が登米市病院事業中長期計画を実行あるものにしていくために、避けては通れないのではと考えております。
 そこで私自身、議員歴8年目にして初めて、「歴代病院事業管理者の退任理由が判読できる書面の写しを」と資料請求いたしましたところ、「該当するものはない」とご回答であったので以後、口頭でただしてまいりたいと思います。
 先日退任されました4代目の石井宗彦氏の件を主に問うことにいたします。
 私自身、石井先生とは、3月中旬に1回目、2回目は5月30日の月曜日に直接お会いしてお話を聞いております。私が一般質問を通告した後となる5月30日にお会いした時には、「質問内容のガバナンスを論じる段階で、場合によっては結果的に石井先生にご迷惑をおかけすることになるやもとして、その際はお許しいただきたい」とお願いいたしたところでした。石井先生がおっしゃるには、「市長と議員との質疑に自分から何ら申し上げることはない。自由にやってください」とのことでした。
 そこで、改めてお尋ねいたします。
 前管理者、石井宗彦氏は自主退任なのか。事実上の更迭なのかを聞かせをいただきたいと思います。当然、任免権は市長にございまして、かつ市長には地方自治法上、各機関に対する総合調整の権限が付与されていると私は理解した上でお尋ねをするものであります。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 石井前病院事業管理者のほうから辞表を提出をされ、そしてその内容等につきまして我々も確認し、受理をしたところでございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 自主退職だということでいいんですか。それを通していくと、私がこれから聞くとこで恐らく答えられなくなると思うんだけどもいいですか。
 わかりました。
 では、一旦角度を90度か、あるいは180度変えた視点でお尋ねをいたします。
 経営状況の厳しさが続く中で、医療局には参与と称される方が2名おられました。この方々は4月以降どうなったのでしょうか。
 また、事実経過として確認しておきたい件を申し上げます。参与であったお二方、I氏、W氏は、布施市長の選挙にかかわった事実があるかないか教えていただきたい。巷間に伝わる噂は、事実無根なのかどうかお話しいただきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) ちょっと質問の趣旨がよくわからないんですが、「参与のお二方が選挙にかかわったか」というようなご指摘ということでよろしいございますか。
 そのようなことはございません。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) そうなんですね。それでは、世間の噂は全く違うということで受け止めましょう。
 石井宗彦前管理者の件に戻ります。
 石井前管理者が退任に至る過程で、医療局内及び市長部局内での話の事柄と言ったらいいでしょうかね、話の事実関係について時系列でお示し願い、市長はどのように対応されたのかをあわせて教えてください。
 つまり、石井管理者から何らかの要望とかお話があったと私は感じておりますが、それで話し合いをしたと思うんですが、その時どのようにお話をされたのか。非常に機微にかかわることなので、これ以上具体的に詳しく私のほうから言いたくないんですよ、早い話。
 何もなかったと言うのであれば、「何もございませんでした」でもいいですよ。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 例えば管理者とさまざま、これまでも病院の取組等について、時折々にいろんな情報の共有をしながら、また病院事業管理者のお考えもお話を伺いし、私といたしましてさまざま考えていること、思っていることなどについてお話をさせていただいたことがございます。
 また、そういう取組等につきましては、2人でいろいろと話をする部分もあれば、副市長も同席もしながら全体像としてしっかりとどのような取組をして行くのかについても意見交換をさせていただいたことは都度都度ございます。
 それぞれの取組等について、いつどのような話をしたか詳細のところまでどのような形でお話しをすればよろしいのか、私といたしましてもつかみかねるというような状況でありますので、そういった取組として我々としてはしっかりと意思疎通を図ってきたというように考えております。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 先ほど二人の参与の方、4月以降どうなったかというのはお答えなかったんですが。それとあわせまして、いわゆる前管理者といろんなことを話し合いをしてきたが、決定的に両者でいわゆる違った、意見が相入れない場面があったということでよろしいですか。それで退任に至ったということでいいんでしょうか。
 そこを聞かせてください。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 私といたしましては、もちろん病院事業管理者がこれまで病院事業全般にわたりさまざまなお取り組みをいただいていることも評価をし、そしてその内容等について、いろいろと我々としてもできることをしっかりとサポートと進めていくというスタンスで、さまざま取組を進めさせていただいてきたところでございます。
 そういった状況の中にあって、さまざまな状況の中で前事業管理者がご自身の中で「このようなことでは私自身、なかなか勤めるは難しい」と判断をされたのか、その内容等につきましては、私といたしましてはなかなか詳細についてはお話しいただけなかったということでございました。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。
 今、「このような中では、私はこれ以上続けられない」と前管理者が言ったと。「このような」ということはどういうことでしょうか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 例えば、病院の執行体制や取組等、管理者がいろいろとお考えをいただくような取組等についてできる限りしっかりと、当然、組織として運営をする関係上、それぞれの立場にある、例えば先生やそういった皆さんとの意思疎通をしっかりと図った中で取組を進めて欲しいというようなことなども話をさせていただいたところでございます。
 もちろん、それらの取組等についてもさまざまなお話があったということ、また議会等でもさまざまなご質疑があったという中で、そういった取組につきまして病院事業管理者についても、現状としてどういう状況にあったのかという中での判断になったのではないかというふうに私自身は思慮しているところでございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 要は、管理者の希望は述べられたけども、それがいわゆる設置者の最高責任者の市長として受け入れられないということであれば、先ほど申し上げたとおり総合調整権は市長にあるわけですから、当然なんです。だからその判断については、別にダメだとも何とも言ってないんですよ、私は。
 先ほども何回も言っているけれども、参与の方は二人とも辞められたんですか。それとも二人とも残っているんですか。そこを聞かせてください。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) お一人ご退任され、お一人は継続してご勤務をいただいています。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 一人の方はどちらですか。残っている方は。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 渡邊参与でございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 豊里病院長さんが出しているこの書面はごらんになっていますよね。これを見てどう感じておりますか。どう感じられましたか。
 そして、その対応はどのようになさいましたか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) そのような内容等について、私も承知をいたした段階で石井管理者をお招きをして、このような状況に陥ったことについてしっかりと説明を受け、そして当然、取組を進めるにあたっては、もちろん100パーセント相互に納得、理解をするという状況には至らないとしても、しっかりとその意見をお互いに交し合いながら内容の調整を図るよう指示をいたしたところでございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 指示したのは、相手は前管理者でいいですか。
 それから豊里病院長さんには、おとがめなしということでよろしいんでしょうか。何かお話しをしたんですか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) ですからそういった部分について、しっかりと内容の精査をし、確認をし、あと処分する部分につきましては当然、職務権限者であります事業管理者の取組ということで私は指示をいたしました。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) ということは、直接、豊里病院長さんには、「市長にそういう話を持ってきてもらっても困るんだと。病院事業管理者と話をしなさい」というような、だいたい大ざっぱに言えばそういうことでしょうか。わかりませんか、言わんとするとこは。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 豊里病院長から面会の要請がありまして、その書面が出される前に私自身、一度お会いをさせていただきました。
 内容等についてはお話をお伺いいたしましたが、その中でやはり「きちんとした意思疎通をすべき」ということで、その部分についてはしっかりと病院長のほうにお話をさせていただいたということでございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) このような状況でガバナンスが十分に効いているというご認識でしょうか。いわゆる「市長部局ではないから、そこまで言われても困るんだ」というようなお考えでしょうかね。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) まず、組織としてガバナンスを効かせるべきは、医療局全体の中でしっかりと効かせることがまず肝要というような判断で指示をいたしました。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 早い話、「その責任は前管理者にあり、その責任を果たせなかったので事実上更迭した」ということのほうがわかりやすくていいんじゃないですか。違いますか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) さまざまなことで私自身のお話しをさせていただきました。
 しかしながら私自身といたしましても、さまざま今取り組んでいる状況やその内容の重要性等も鑑みながら、事業管理者にはしっかりとその任に当たってほしいということでずっとお話をさせていただいたところでございました。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 医師不足が一番の課題とのご自身でもお話しされている市長が、あえて医師不足を増長させるような結果となる考えを決断された、いわゆる考えの根拠についてぜひお話しをいただきたいと思いますが。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) それぞれそういった医師、先生お一人お一人がどのようなお考え、判断の中でご退職されるのかということについては、私自身全てを承知しているわけではございません。
 しかし、我々といたしましては当然、病院事業の中で、特に全国平均と比べても半分以下の医師しかおらないこの当市におきまして、やはり医師お一人お一人のその貴重さ、そして大切さは十分、肝に銘じておるところでございます。
 そういった取組をしっかりと進めていく中で当然、我々としてはその取組にあたらなければならないということは十分に認識をしているところでございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 今も残ってらっしゃる、先ほど市長から渡邊さんということが出ましたので、これからは渡邊氏と呼びましょう。
 渡邊氏の仕事は何を、どのようなことを期待してあえて一人残されたんですか。
 ちょっと考えないと、発言を差し控えなければないところもあるかもしれないんですが、どうも「現在の医療局の事務方でできないことはない」というように漏れ聞いておりますが、あえて渡邊氏を参与として残した、何を期待しているのかということ。
 つまり、渡邊氏と石井前管理者の二人のうち、どちらかを取るというように迫られたように聞いておりますが、それで渡邊氏を取ったということなんですが、事実関係が違うのであればはっきりと言っていただいて結構ですよ。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) ご指摘をいただいた内容等は、私自身は承知をしておりません。事業管理者ともいろいろと話をしながら、そして渡渡邊氏の取組といたしましては、やはり病院事業全体の中で、特にこれから関係医療機関との連携やさまざまなかかわり合いを持たなければならないということと、そして現在、その取組が本年4月に開設をいたしました東北医科薬科大学病院のサテライトセンター並びに東北大学医学部とのですね、これからの寄附講座の開設等について、これまでもお取組をいただいておりました。
 その内容等について、事業管理者ともその必要性については共通の理解をしておったと認識をしております。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) そうした一連のことが渡邊氏でないとできないというご判断なんですよね。でしたならば、思い切って病院事業管理者を渡邊さんにお願いするということは考えてないんですか。今お話できないんであれば、それは結構ですよ。
 では、少し視点を変えてお尋ねをしましょう。
 この世の中にですね、我々民間人は特に使う言葉なんですが、「帳尻を合わせる」ということがあります。今回の管理者が不在となる事態を鑑みて、帳尻を合わせるとしたら市長はどうすべきとお考えか。今お考えがまとまっていればお答えいただきたいと思います。
 (「すぐに出ないんであれば、私のほうから提案しましょう」の声あり)

議長(沼倉利光君) 浅野君そのまま継続して。

6番(浅野 敬君) 私が考える帳尻合わせとは、「市長におかれましては、8月ころまでには原因となった、いわゆる減った4名の医師を自らの責任で確保すると明言をし、実行すること」ではないかとそう思うんですが、いかがでしょうか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 医師の減員になった取組等については、しっかりと我々自身も責任を持って取組を進めなければなりません。
 そして、その原因がですね、議員がおっしゃるような「病院事業管理者そのものによるものである」というようなふうでお話をいただいておりますが、そのような状況ではございません。
 しかしながら、やはり一刻も早く常勤医をきちんと確保をし、取組をしなければならないことは議員仰せのとおりでございます。しっかりとした取組を進めたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 言葉の上でね、「しっかりと」というのは前回も何回も聞いているんです。だけどできてないと。私が求めたいのは言行一致なのです。言うのは誰だって言えるのよ。だから、そこの言葉を軽くしてもらっては困るの。今の舛添さんと、金銭問題ではないけども、同じに見られたら嫌でしょう。
 だから、ぜひ医師を確保するというのであれば、「何月までには何名、今年度中に何名を確保します」と言いながら、それを実現したらいい立派な市長さんと言われるよ。それがなければ、「次の市長選挙に出る資格はない」というのが私の考えなんですが、いかがでしょうか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) これまでもさまざまな取組を重ねてまいりました。
 そういった中にあって、一時40名の超えるは医師になったところではございますが、またここにきて医師が減少してきているというような状況でございます。このことは我々自身も強く受け止めながら、しっかりとその取組につきましては成果を見せること、そしてそのことが市民の皆さんのご判断を仰ぐ大きな要因になるということは、私も重く受け止めております。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 思いは感じました。しっかりとやっていただければ結構でございます。
 判断するのは有権者ですから。
 何て言うかな、最初の出だしが、私は布施市長とは反対の立場だったんです。当時の有権者は、いわゆる布施市長に相当な期待を持って選んだんです。私が考える当時の布施市長の所信と今の布施市長は、同じ人ではないのではないかなという思いがして非常に残念なんです。
 だから、よく栗原の市長とか大崎の市長と布施市長を比べる人はいますけど、私はそういうのは適当でないと。前のご本人と今のご本人のいわゆる成長しているかどうかということを問うべきだと思っていましたので、あえて余計なことを言いましたが、市民のためになる人はどの人かということは、それは私が言うべきことではなくて選ぶ有権者の問題でございますので、これ以上言うのは控えたいと思いますが、ただ口に出して言うからには、絶対それなりの覚悟を持ってしないと政治不信になると思っているんですよ。
 ですから、「言ったからには何が何でも実現するよ」というようなことで、これからはお話しいただきたいと思っているわけであります。
 もう少し時間ありますので、これはこのくらいにして「政策立案・決定・実行のスピード感の不足」についてお尋ねをしたいと思います。
 今回、一般質問が十何人かだったかな、それにいわゆる答弁調整というのがあるそうですが、それに何日位時間をかけているんですか。これは市長に聞くよりも誰でしょうか、市長公務室、総務部長、どっちかわかる人。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 毎回、一般質問、代表質問といただきましてから答弁の内容、あるいはその全体の調整等、市長が直接入って調整部分は三日ないし四日位というふうになっております。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) それが当然、必要だと考えているんですか。ほかの町、市ではだいたい三日くらいでみんな仕上げているようですけどね。だからそこがスピード不足じゃないかという、今一例を挙げればね。そういう感じしてんだけれど、どうでしょうかね。
 市長が不在で調整できなかったというのであれば、1週間でもいくらでもしょうがないかもしれない。だけど本来、答弁調整なるものがないとダメなんですか。数字を聞いている質問には当然、市長がそこまでおさえているわけじゃないからとしても、考えを聞くだけなんだから何も調整もいらないんではないですか。
 今からも今まで通り進むんでしょうか、率直にお聞かせください。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 合併来、こういった手法をずっと取ってきておりまして、私もその中に入るわけですけれども、やはり職員も毎年入れ替わりますし、考え方をその都度調整しながら統一した認識を持つということも大事だと思いますので、そうしたこともあわせて答弁の検討会をやってございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) スピードアップを図る考えは全くないんですね。
 「私が部長でいる限り、今まで通りでいきます」ということでいいですか。次の方に申し送りで、「スピードアップするように」というような申し送りをするかどうかだな。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) その議会ごとの質問者の数にもよりますけれども、やはり三日間ですね、各部に時間を割り振ってやりましても1件ごとに結構、時間のかかるものもあります。ただ後任には、「できるだけ時間を短くして調整するように」という申し送りはしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 新庁舎にちょっと触れておきましょうか。
 「新庁舎は特にいらないのではないか」という市民の声が多く聞かれるとは私も聞いていますが、その時「ぜひ必要だ」ということをどのような形でそれぞれの職員が市民に聞かせているかということを、それなりに今まで経験のある方とか、誰とも言いませんが、そういう「市民に聞かれたのでこう答えた」ということがあればご紹介いただきたい。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 市民の方々といろいろお話しする機会というのは、普段はあまりないわけですけれども、ご存じのように市民会議でいろいろご意見を頂戴したり、あるいは各地区の行政区長さんの皆さんからお話しをいろいろ伺ったり、あるいは何らかの機会にいろいろお話しを伺ったり、そういう機会はございます。
 その都度、我々としては、「なぜ今、建設が必要なのか」というお話しはさせていただいております。
 (「その内容は、答弁にあるとおりことか」の声あり)

総務部長(千葉博行君) 概ねそういった内容でございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 1番の進まない元は、「支所をどうするか」というのをうやむやにしているからじゃないかな、そういう反省はないですか。そこだと思うだね。
 それともう一つは庁舎の位置だと思うんだけどね、そこを避けて通って建設できると思えないのよ。それは総合部長の枠を超えるから、市長ないし副市長の考えがあれば聞かせてください。

議長(沼倉利光君) 副市長、藤井敏和君。

副市長(藤井敏和君) 議会の特別委員会、あるいは小委員会の中でもいろんな課題を頂戴しております。
 その中には今、浅野議員お話しになりました「支所のあり方、どうするのか」というのも一つの課題として捉えておりますので、私のほうとしてもそこは早急に整理して、そこをお示ししながら方向性をきちっと決めてまいりたいと考えてございます。

議長(沼倉利光君) 6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 副市長ね、早急に検討してね。早急というのは、交通手段に例えて自転車ですか、バスですか、新幹線ですか、ジェット機ですか。どのくらいのスピード感を持ってやろうと思っているの。
 恐らくね、これ相当な問題にはなると思うのよ。私は早くすべきだと思っているんだけど、その辺ざっくばらんにどうなんでしょうか。スケジュール的には。

議長(沼倉利光君) 副市長、藤井敏和君。

副市長(藤井敏和君) 先ほど市長も答弁申し上げましたけども、今年度に基本計画をつくりたいということは既にお示しさせていただいております。この中でしっかりと盛り込みさせていただきたいと考えてございます。
 (「終わります」の声あり)

議長(沼倉利光君) これで6番、浅野 敬君の一般質問を終わります。
 次に14番、浅田 修君の質問を許します。14番、浅田 修君。

14番(浅田 修君) 14番、浅田 修でございます。2カ件について市長、教育長にただします。
 まず1点目、「電力の地産地消」について伺います。
 地域における再生可能エネルギーの利活用推進は第二次登米市総合計画、2月の市長の施政方針演説でも述べられております。この4月から電力小売りが全面自由化されました。全国各地で自治体が主導し、電力の地産地消によるコスト削減や地域経済の活性化につなぐ動きが広がっています。
 太陽光、風力、小水力、地熱、バイオマスなど地域資源を活用した発電事業を推進するとともに、自治体が主導して地域の再生可能エネルギーを中心とした電力会社を設立するケースも増えております。3月には東松島市が新電力事業に取り組むことを発表しました。
 また、東日本大震災、福島第一原発事故を経験し、原発に依存しないエネルギー、特に再生可能エネルギーの推進を望む市民の声は高まっております。
 そうした中で、電力の地産地消に対する登米市の考え、施策についてお聞きします。
 1点目、登米市における太陽光、風力、小水力、地熱、バイオマスなど再生可能エネルギーの現時点における発電量と導入量の割合、推進施策をお聞ききします。また、目標数値や達成年度を明確にした推進計画を立て、再生可能エネルギーによる発電・供給事業を登米市の中心産業として育成していくべきと考えるがいかがか。
 次に、公共施設等への新電力導入は行財政改革の一環として行われていると理解しておりますが、再生可能エネルギー推進の視点はあるのかどうなのか伺います。
 次に、2016年の今年、電力自由化元年と言われております。
 既存電力会社以外の特定規模電気事業者の小売りが認められました。新規参入によって一般消費者は、どの電力会社から電気を買うのか自由に選択することができるようになりました。
 福岡県みやま市、滋賀県湖南市、鳥取市、東京都、大阪府泉佐野市、県内では東松島市など多くの自治体が主導して新電力会社を設立し、主に市内の太陽光等再生可能エネルギー電気を公共施設や一般家庭向けに供給する新電力事業に取り組んでおります。
 このように再生可能エネルギーを中心とした新電力事業は、電気の地産地消、都市部との連携等さまざまな可能性を含んでおります。登米市も積極的に取り組むべきと考えるが、市長の考えをただします。
 次に、大きな2番目で「パークゴルフ場建設候補地選定」についてうかがいます。
 パークゴルフ場建設候補地選定の評価項目について、どのような考えを持っているのか。また、いつまでに決定しようとしているのか伺います。
 以上でございます。よろしくお願いします。

議長(沼倉利光君) 答弁は休憩後とし、昼食のため午後1時まで休憩いたします。
 
          休憩 午前11時58分
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          再開 午後1時00分
 

議長(沼倉利光君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 14番、浅田 修君の一般質問を継続します。
 質問に対する答弁を求めます。市長、布施孝尚君。
 なお、皆さん議場が暑いので、執行部の皆さんも遠慮なく上着を脱いでいただいて結構でございます。

市長(布施孝尚君) それでは、14番、浅田 修議員のご質問にお答えさせていただきます。
 私からは、「電力の地産地消」について答えさせていただき、「パークゴルフ場建設候補地選定」につきましては、教育長より答弁させます。
 「電力の地産地消」について3点のご質問がありました。
 1点目の「登米市における太陽光、風力、小水力、地熱、バイオマスなど再生可能エネルギーの現時点における発電量と導入量の割合、推進施策」についてでありますが、発電量と導入量の割合につきましては、本年1月末現在における固定価格買い取り制度の下で買い取りが開始された市内の再生可能エネルギーは、全て太陽光発電によるものとなっております。容量は約27メガワットとなっており、これは本市の約7,900世帯分の年間消費電力に相当する発電量となっております。
 次に、「推進施策」についてでありますが、平成21年度に策定した登米市地域新エネルギービジョンにおいては、太陽光発電、太陽熱利用、木質バイオマスエネルギーを本市が積極的に推進すべき新エネルギーとするとともに、地球温暖化対策のための施策と位置付け推進していくこととしております。
 このことから本市では、住宅用太陽光発電システム設置補助事業を平成21年度から実施しており、本年度からはこの補助に加えて、住宅用太陽光発電システム用蓄電池や住宅用ペレットストーブ等の設置費用の一部補助を実施するなど、支援の拡大を図っているところであります。
 さらに、東日本大震災の経験を踏まえ、市内で賄う電力の割合を高めることが重要であると認識しておりますことから、本市の公共施設におきましては、県の再生可能エネルギー等導入事業などを活用し、消防防災センターなど30カ所に約340キロワットの設備を設置しております。
 次に、「推進計画を立て、再生可能エネルギーによる発電・供給事業を本市の中心産業として育成していくべきと考えるがいかがか」についてでありますが、発電事業につきましては、市内にも市民オーナー太陽光発電所が建設されるなど、民間事業者への広がりがみられているところであります。
 しかしながら、本年4月に電力の小売全面自由化が行われるなど、小売事業につきましては電力システム改革の影響を受けやすく、推進計画を策定するためには、今後の電力システムの推移や他の自治体の動向を注視しながら慎重に検討を行う必要があると考えております。
 次に、2点目の「公共施設等への新電力導入は行財政改革の一環として行われていると理解しているが、再生可能エネルギー推進の視点はあるか」についてでありますが、公共施設への新電力導入につきましては、登米市行財政改革大綱に掲げる「市民と行政が連携しながら公共サービスを担う仕組みを構築し、民間事業者が持つ専門性やノウハウ等を活用することにより、市民サービスの質の向上やコストの節減を図る」という基本方針に基づき推進しております。
 新電力の導入に当たりましては、公共施設に求められる安定的かつ経済的な電力供給が可能な業者の選定を最優先とし、平成26年度から学校や公民館など、公共施設へ段階的に導入してまいりました。
 その導入状況につきましては、経済的なメリットが期待される契約電力50キロワット以上の高圧受電の公共施設に導入することとし、平成26年度には33施設、平成27年度は26施設、本年度11施設の計70施設に順次導入を進めており、自社で発電施設を有し十分な供給能力を持ち、経営基盤が安定している新電力会社と契約を締結しております。
 新電力の導入による経済的な効果について試算したところ、導入前の平成25年度と導入後の本年度の比較では約650万円、約7.4%の経費削減が図られる見込みであります。
 次に、「再生可能エネルギー推進の視点はあるか」とのお尋ねについてでありますが、購入している新電力のうち、太陽光などの再生可能エネルギーが占める割合は10%程度となっております。再生可能エネルギーの構成割合が高い電力の導入が望ましいと考えておりますが、本年4月に電力の小売りが全面自由化されており、電力市場の動向を見極めながら、安定的で経済的な電力供給が可能な小売発電業者を基本として導入の推進を図ってまいります。
 次に、3点目の「再生可能エネルギーを中心とした新電力事業に、登米市も積極的に取り組むべき」についてでありますが、他の自治体では、例えば福岡県みやま市や県内の東松島市などいくつかの自治体が新電力事業にかかわりを持ち、新電力会社を設立しているところであります。
 一方で、再生可能エネルギーを活用した新電力事業はそれぞれの自治体によってさまざまな形態で推進されており、調達価格の問題、送電エリアの設定、送電供給ルールを達成するための技術的問題などさまざまな課題があることから、本市といたしましては今後の電力システム改革の推移や他の自治体の動向を注視し、調査研究してまいりたいと存じます。
 私からの答弁は以上とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 教育長、佐藤信男君。

教育長(佐藤信男君) 私からは、「パークゴルフ場建設候補地選定」についてお答えをいたします。
 初めに、「パークゴルフ場建設候補地選定の評価項目について、どのような考え方を持っているのか」についてでありますが、評価項目につきましては、請願採択の趣旨に基づき検討を重ねてきたところであります。
 具体的には、請願採択の際に留意すべき事項として掲げられた「利用者の利便性に立った視点」の項目、また、市内のパークゴルフ愛好者は1日も早い整備の実現を求めておりますことから、「建設に要する期間や運営コスト」につきましても新たな評価項目として追加しております。
 次に、「いつまでに決定しようとしているか」についてでありますが、評価項目は教育民生常任委員会において説明を行い、ご了承いただいておりますので、評価結果につきましても本定期議会開会中に教育民生常任委員会に報告することにしております。
 私からの答弁は以上とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) まず、エネルギー関係から質問したいと思います。
 今、太陽光で発電されているのが7,900世帯分だというようなことでありまして、登米市の世帯数が2万7,000ぐらいですか、ある中で、30%賄っているというような状況でそれは評価するところでございますけれども、だったら登米市の1戸当たりの年間の消費電力はいくらぐらいになっているものなのかと思うんですけれども、それどれぐらいの、どのような計算でやられているのか、その点をお聞きしたいというふうに思います。

光君議長(沼倉利) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) お答えいたします。
 年間の消費電力の部分につきましては、こちらで正確な数字はおさえておりませんが、平均的に4人家族、一般家庭の部分でございますけども、約電力の消費量については5,500キロワットということで推移している状況でございます。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) この数字から割っていくと大体3,500キロワットのようでございますけれども、さらにそれが登米市で地球温暖化対策のためにこの事業をやっている中で、そうしたらこの割り算でいけば3,500ですけれども、それが1世帯当たり二酸化炭素の排出量はいくらぐらいになっているのか、この中でですね。その点をお聞きしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 先ほど市長が申し上げたとおり、太陽光発電の部分については答弁させていただきましたが、1年間で一般家庭に算出いたしますと、削減の部分について1年間で1万6,000トン余りを目標といたしまして、それに近づいた実績もこちらで情報収集しているところでございます。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) いや、1世帯当たり年間の二酸化炭素の削減率ですけれども、それを後ででもいいですから。すぐわかりますか。ではお願いします。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 大変申しわけありませんでした。
 1年間で二酸化炭素の部分につきましては、4,465トン削減ということになっておるところでございます。

議長(沼倉利光君) 1世帯当たりは。

市民生活部長(新井誠志君) 先ほど申し上げた一般家庭1世帯当たりの部分については、大変も申しわけありませんが、後でお示しをさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) それは後でいいです。
 これまでのエネルギービジョンの中で太陽光発電、そして太陽熱利用、それから木質バイオマスエネルギーというようなそれを積極的に推進するというような話があったんですけれども、太陽光の分では今までは補助等の中でわかりました。
 それから、木質バイオマスはこれからペレットストーブのほうをやるということでございます。
 それから、太陽熱利用の分で何か今までやられたことはございますでしょうかね。補助なり何なりでありますけれど。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) その関係も太陽光ならず、さまざまな再生エネルギーの部分につきましては調査してまいりましたが、その分については実績としては残っておりません。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) 今後そういった太陽熱利用に対しての施策は考えておるのかどうなのか。後の答弁といろいろ前後するかもしれませんけれども、太陽光と太陽熱とバイオマスを推進していくわけなんですけれども、そういった中で導入の可能性はいくらぐらい登米市で太陽光ができるものなのか。そして可能性として、そういったものをやはり調査する必要があるのかと思うんです。
 そういった中で業者の調査依頼ではないんですけれども、これは委託ではないというようなお話でありますけれども、業者の調査だというようなお話は聞いたんですが、「登米市地産地消型再生可能エネルギー面的利用等の事業化可能性調査」という昨年の9月から今年の2月まで実施されたようでございます。これは事業者の名前が株式会社パスポートということでありますけれども、これに市長が名前を連ねているという中で、どのような調査結果、検討結果が考えられているのか。市長どうでしょう。総務部長が参加したんですか。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 今のお話でございますけれども、公共施設への新年度の導入といった観点から総務部のほうでお話を聞く機会がありました。市長が、今お話のようにパスポートさんの事業化可能性調査に委員として参加したということであります。
 その調査の中では登米市という地域で、地域電力として太陽光だったり、バイオマスだったり、その可能性はどうなのかということで、「十分、数字としてはある」というような調査の内容でありました。
 あとその中ではそういった新電力といいますか、「再生可能エネルギーをどういった分野で今後使っていけますよ」といった構想のような、そういったお話もあったようでございます。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) 検討委員会に参加していない総務部長が答弁するとは大したもんですね。
 そういった中でも畜産バイオマスのほうも検討されていったということもございますので、もうちょっと本気になって新電力について勉強してもらえればなというふうに思っております。
 それから、新電力の導入でございますけれども、今70施設に導入しているということでありますが、何社からいくらぐらいのキロワット数を買っているかお聞かせいただきたいと思います。650万、7.4%の経費削減というようなお話はありますけれども、その点。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 順次、新電力からの導入を進めてまいりまして、今70施設ということであります。
 電力総量については今、資料がございませんが、通常東北電力さんから購入する単価と比較して50キロワット以上の高圧の電力については、基本料金が割安だということで順次導入をさせていただいたものであります。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) その新電力導入でありますけれども、10%・・・7.4%の経費削減ですか、でありますけれども、再エネ利用拡大のためではなく、「ただ本当に安ければいいんだ」というような形での今回の答弁でありますけれども、もうちょっと中身的に「再エネを利用している業者だったら買いますよ」とかそういった考えはなかったのか。そういったことも必要ではなかろうかというふうに思いますけれども、どうなんですか。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 今エネルギー対策で、国としてはそういった再生可能エネルギーを推奨してございますし、当市といたしましてもそういった電力が使われる、そういった事業の中でしかも既存の電力よりも単価が低ければなおいいだろうということで、現在お願いしている部分でございます。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) 次に、新電力事業の関係で、「他の自治体の動向を注視し、調査研究」ということでございますけども、誰がどんな形で調査研究するのかですね。
 さらに前にお話ししました業者の調査の件でもほとんど市長、部長も参加しているのかどうかわかりませんけども、答弁しないということは参加していないということだと思うんですが、その点の市独自でやるのか、どうなんでしょうね。どのような考えでありますか。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 私、先ほど申し上げましたように、公共施設への新電力導入という立場でちょっとお話を聞いたところですが、県内での導入の状況、あるいは全国的にも自治体が新電力のほうにかかわっているという例が出てきているというお話を伺ってございます。
 ただ、東松島市の例でもそうなのですが、やはり再生可能エネルギーというものも使う、ただ、実際に供給する電力の割合ではまだ1割程度であって、ほとんど電力の卸のような形で仕入れて、それを販売しているという例が一般的なようであります。
 そしてその場合にあっても、その自治体が深くかかわった形でないとなかなか安定的供給といいますか、市内への普及というものは望めないというようなことで、例えば東松島では新たな事業体を設立して取り組んでいるというような例はお聞きしてございます。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) 公共施設の設置はこれまで、ちょっと前後しますけれども30カ所、340キロワット使っているというようなことでございますけれども、これからの目標、これからもっともっと増やしていくのかどうなのかも伺います。
 それから、先ほどの話でありますけれども、新電力を何社からどれぐらいのワット数を買っているのかもう一度お願いします。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 公共施設への導入でございますが、先ほどお話しましたように高圧の部分メリットがありますので、そちらの導入をまず行っております。
 こちらについては、ほぼ主だったところは導入済みでありますので、今後は完全自由化になりましたのでより価格が低いといいますか、導入の有利性のあるところからの購入については、低圧であっても考えていく必要があるのかなというふうに考えております。
 それから、使用電力量については申しわけありません。資料が今、手元にありませんので、後ほど答弁させていただきます。

議長(沼倉利光君) 何社ぐらいか。そのまま継続して。

総務部長(千葉博行君) 現在、お願いしております業者さんは1社でございます。
 それから、業者さんの選定をお願いするにあたって、プロバイダという業者さんが仲介をしていただいているという形であります。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) やはり1社、安定的で経済的な電力供給可能な小売業者ということでございますけれども、やはり内容的に再エネを利用している会社を重点的にですね、今後考えていくべきと思っております。
 せっかく登米市でも太陽光をやっている中で、こういったことを全然把握しないで、考えないで買っているというような状況では何をやっているのかなと。そっちはそっちでやっているけれども、こっちは全然考えていないと、本当の経済的な面だけ考えているということでは何か整合性がないというふうに思っているので、その考えですね。きちっと正すべきというふうに思いますけれども、どうなんでしょう今後の指標とするものは。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 当然、再生可能エネルギーを推進している立場からすれば、そういった電力を中心に供給を考えている業者さん、そういった方々と今後いろいろお付き合いをしていく必要があるかと思います。
 なお、公共施設に導入していくというのは、一つは今までお話ししていますように行革といいますか、より安価な形で導入したいという安定性、そういったものを求める必要がありますので、今後業者さんの選定に当たっては当然、値段もなんですが安定して供給いただけるということが第一だと思っております。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) 電力は小売業者でもこれは絶対、安定的に供給はできるという国の政策があるので、「安定的」というのはどういうことなのかいまいちわからないんですけれども、その点説明願います。
 それから、登米地域温暖化対策地域推進計画ということで温暖化対策、28年から37年まで10年間やる予定でございますけれども、「37年までに14万6,000トンの二酸化炭素の排出量を削減する」というような計画でございますが、市長、登米市は二酸化炭素の削減量を中心に考えているんだよね。
 もちろん、それは当たり前のことでいいことなんです。ただ、二酸化炭素の何トン、何トンと言って市民はピンときますか。
 それから、「これをやったことによって何トンの削減になるの」ということわかる。市長、計算できる。すぐにピッピッピッと。ちょっと計算方式、言ってみてください。
 私もこの質問をやった後に勉強したんですけれども、なかなか覚えられない。二酸化炭素の排出量も覚えられない。こうだよ、こうだよとただ帳面に書いているだけでは頭には全然入りません。
 そういった中で、本当にこの削減のトン数だけで全部追っていっていいのかと。この二酸化炭素の削減計画でそれを追っていっていいんですか。市長がすぐ計算できる、市民もすぐに計算できるんだったらそれはいいですよ。節電しましょう、何しましょうという中で、普通だったら、今までうちで500キロの、電気を使っている。それを10%減らそう、20%そうというのならわかるよ。二酸化炭素の関係で市長、答弁してみてください。できますか。いくら削減したら何トン、自分の家のができるということを答弁できますか。
 計画は立派につくられている。ただ、それは国の方針をそのままただ写しているだけの話。だから、エネルギー計画も合わせてやらないとダメでないのかと。
 二酸化炭素の削減のその計画はいいですよ。それと合わせてエネルギー計画がないと。それが何パーセント削減したことによって二酸化炭素の削減がついてきますよと、それは後から、ちゃんと計算上で。そういった市民にわかりやすい計画を立てるのが本来の筋ではないでしょうかね。市長どう思われますか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) ご指摘をいただきましたとおり、非常にわかりにくいというようなご指摘でございました。
 このことにつきましては、基本的な数値としてはそのような形にはしますが、表現といたしまして、例えば「石油とか化石燃料等に換算をすればどれぐらい」というような表現も含めてお示しをすることで、表現の内容はちょっと精査をさせていただきますが、いろんな事例の中で市民の皆さんにとってもわかりやすいような形で省エネ、削減効果が、またその成果というものがより身近な形の中で捉えていただけるような表現の工夫を考えてみたいと思います。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 先ほど安定的な供給というお話のことでございますけれども、第一に考えられるのは新しい電力会社さんができてくるということで、まず経営的な問題が1番かと思います。
 そういった場合に、例えば次の供給する電力さんが見つからないとかですね、そういったことになるのも困るなと。ただ、一応、電気事業法の中では、正当な理由がなければ電気の供給を拒んではならないという条文がありまして、ここでいえば東北電力さんなどについては必ずフォローはするということになるということなんですが、単価については割り増しでというお話を聞いております。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) 市長ですね、やはりこういった削減計画はいいんですけれども、やはり本当にわかりやすいような、年間の発電量の算出方法も、太陽光でですよ。では、5キロの太陽光を付けたとき年間いくらかという計算方法を、5キロなら、5キロ掛ける24時間掛ける365日掛ける12%とか、そういった方式があるんだよね。発電量ぐらいはわかるよ。ただ、その二酸化炭素削減量の算出方法というのは、なぜ0.571キログラム、二酸化炭素なのかわからない、そういった係数なり何なりいろんな難しい、我々にはピンとこないような計算方法がある中で、エネルギー対策という、早く言えばすぐわかるような、キロワット数でわかるようなそういった対応、やはり先ほども言いましたけれども、エネルギーの施策計画も新たに条例も含めて設定することが必須ではないかなというふうに思います。他の市ではやっております。市民がわかりやすいようなエネルギー政策をやっております。でありますので、やはりもうちょっと検討の余地があるのではないかと。
 そういった中で脱原発も自動的になるし、さらに化石燃料に頼らない分散型再生エネルギーの取組によって二酸化炭素削減なり、温暖化対策も自動的になっていくような対策をぜひお願いしたいと思いますけれども、市長どのような考えでしょうか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 先ほどご答弁申し上げましたが、やはり市民誰もがわかりやすい、取り組みやすい、また自分たちが取り組んだ成果も見えやすいというようなことは、大変大切な取組だと思っております。
 その辺の部分、十分に受け止めながら、その内容についてしっかりと調査・検討をさせていただきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) それから、ではパークゴルフの関係で建設地の選定についてお伺いします。
 随分、簡単でわかりやすい答弁ではありましたけれども、ちょっとあじゃらな答弁ではないかなと思います。
 この中で「また再検討する」ということで・・・検討項目は決定したということでございますけれども、その場所の決定にあたって項目は決定されたんですけれども、評価結果の報告は今度やるというような話ですが、評価するのに再調査しないとわかんないよね。本当に机上でやるの。この評価を。
 だから、「いつ・誰が・どのように」この項目ごとに調査をするのか、したのか。その点お聞きしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) この評価項目についての考え方については、答弁でお話をしておりますが、教育民生常任委員会の際にお話をしておりますのは、教育民生常任委員会で請願についての採択の趣旨にのっとったような視点を取り入れた評価項目ということでございますので、特に利便性とか快適性を重視した、それらについての考え方がなかったということでございますので、それらを取り入れて新たに10項目ほど追加で、全体からいえば12項目ほどプラスしておりますけれども、前の評価自体がいわゆる「建設のしやすさだけを重視したような評価じゃないか」ということでございましたので、それら請願の採択の趣旨にのっとったような評価項目の追加をしてございます。
 考え方としまして、今議員からお尋ねがあったのは、いわゆるそれをどういうふうに評価していくのだということだと思いますが、一つは評価組織の考え方でございますが、当初予算で反映されております評価については、教育委員会内部の評価でございましたので、より客観性と申しますか、いわゆる多方面からの検討ということで考えておりますのは関係各部ですね。市民生活部、それから産業経済部、建設部、その3部から委員を出していただくということと、それからパークゴルフ協会等ですね、民間の委員さん方をお願いして、教育委員会も入ってそれらで再評価の検討をしたいと。
 当然、現地の確認もいたしますし、コース設定についての設問もございますので、そのコース設定についての考え方等を整理した上で現地を確認しながら評価を進めていきたいというふうに考えてございます。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) 多方面からのメンバーということでございますけども、調査はこれからやるということなんだね、まだやってないと。それが今定例会に十分間に合うということなんですか。パークゴルフ協会のどなたかわかりませんけれども、そういった方、わかるいろんな面で詳しい方のアドバイスもあろうかと思いますけれども、それが今定例会で十分間に合うということですか。その調査項目も含めて、評価も含めて。
 そして、前回決定された方向性があるんですけれども、それは、今、私が言っているのはどちらに、たぶん2カ所に絞っている話だと思うんですけれども、どちらに決定したにしてもやはりきちっとした調査、あるいは評価をやるべきものと思いますけれども、その点ですね、第三者がどの程度のメンバーでどなたか知りませんけれども、やはり前回のメンバーでそのままやるとなりますと、前の評価がそのまま頭に残っております。ぜひメンバー替えした中で、「第三者の目」という結構、報道されておりますけれども、そういった中で評価していただければいいのかなと思います。もう一度お願いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 当然、再評価ということでございますし、新たな評価項目を加えてということでございますので、さっき申し上げましたように教育委員会だけではなくて、関係部署の次長クラスで考えてございますが、次長さん方とそれからパーク協会の役員の方で2名ほどということで考えてございます。
 当然、再評価でございますので、前のことが残っているんではないかというようなことでございますが、基本的には評価項目について改めて設定しておりますし、その考え方というか逆にその項目の前提条件になります現況ですね。現況を確認していただいて、その上で評価ということになると思いますので、それに沿った現況調査をして評価に入るというようなことになると思います。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) それから、「評価結果を教育民生常任委員会に報告する」という話でありますけれども、これはどうなんでしょう。教育民生常任委員会だけでいいんでしょうかね。そういったいろんな再評価、請願まで出した中で果たして、請願付託はしているんですけれども、この場所選定まで付託はしていないと思うんですが、その点での執行部だけでこれを決定するだけでいいのかどうかですね。
 ただ、前に副市長の答弁で「候補地の選定の評価項目、それからそれに基づく候補地の決定について議会のほうと十分相談させていただきながら決定する手順」と。早く言えば「候補地の決定についても、議会の方と十分相談させていただく」というような話なんですけれども、ただ「委員会に報告する」という答弁でありましたが、それはどのような手法なんでしょうね。
 答弁はただ「報告」、これは「十分相談させていただく」という、そのギャップがあるんじゃないですか。部長、どっち。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 現在、我々のほうで作業いたしておりますのは、教育民生常任委員会の請願の採択を受けての新しい視点、利便性の観点に立った視点を入れた再評価ということを求められておりますので、それについては教育民生常任委員会の採択の趣旨にのっとって評価した結果を報告させていただくということでございます。
 それから、当初予算の審議の際に一定の場所を候補地として、それで予算についてもお願いをしているわけですが、それについてはその評価結果を反映した、どういう反映になるかわかりませんけれども、評価結果によって説明しなければならない事項があればですね、それについては当然、予算に絡むかどうかわかりませんが、その決定内容によって新たに、予算の段階だとは思いますけれども、その段階で説明する機会があるんじゃないかなというふうに思ってございます。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) なかなかわかりづらいところがあるんですが。では、「議会の方とも十分相談させていただきながら」というのは、副市長、どのような意味で言ったんですか。

議長(沼倉利光君) 副市長、藤井敏和君。

副市長(藤井敏和君) 当初予算の段階で予算計上させていただいた部分がその段階で請願が出されて、「もう一回、評価項目の見直しを」という請願の採択がされましたので、要は予算執行を勝手にやりませんよと。まず、その請願趣旨に沿ってきちんとした評価をさせていただいた後に、その予算を執行させていただく。その場合には当然ながら、そういうことの説明を議会にはさせていただくという意味で「相談」という言葉を使わせていただきました。

議長(沼倉利光君) 浅田 修君。

14番(浅田 修君) 予算執行する場合はそうでありますけれども、整備箇所を限定しない中での予算を決定されたということもありますが、これは場所的には、もし場所が報告された。それで、その点についてまた新たに報告はされたけれども、今度は「本当にそれでいいのか」というような議決事項になるものですか。ならないのですか。予算執行されたからいいんですよという考えなのですか、どうなんでしょう。
 報告だけで済んで終わりなんですか。まず議会に。全協なら全協でも結構でございますけれども。

議長(沼倉利光君) 時間がないのでどなたか。教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 議会の運営ルールというのがあるとすれば、それに私たちからすれば当然、考え方を合わせていかなければならないのかなと思ってございますが、今求められたのはさっき副市長も申し上げましたように、教育民生に対する報告について再評価をとにかく求められておりますので、その再評価についてはきちっとしたご説明ができるような進め方をしたいと思っているところでございます。
 その後のいわゆる取り扱いについては、それに従いたいというふうに思ってございます。

議長(沼倉利光君) これで14番、浅田 修君の一般質問を終わります。
 いいからゆっくりでいいから、慌てないで。
 次に9番、中澤 宏君の質問を許します。9番、中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) 中澤 宏でございます。
 通告しておりました次の3点について、市長、教育長の所見をお伺いするものでございます。
 まず、1点目でございます。「住民バス、町内循環バスの定時運行」についてお尋ねします。
 現在、幼稚園の通園バス、小学校の通学バス、病院バス、住民バスなど目的別に行き先、時間もそれぞれに運行しています。少ない児童を乗せて走る通園・通学バスも、高齢者が一緒に乗車することで子どもたちを見守り、また高齢者を労り、かつ効率的にバスを活用できるのではと考えます。
 例えば、1時間に1本、毎日朝7時から夜7時まで定時に運行する住民バス環境を整備できれば、朝の通園・通学、次に病院、日中の買い物、レジャーなどに広く利用され、午後も幼稚園・小学校、小中学校の帰り、放課後児童クラブや部活動の帰りもバスを利用することが可能であれば、それはすごく快適でとても安心、安全ではないでしょうか。
 このことにより、市民の日常の利用圏は広がり、市民の自立を大きく促すことになると思われます。
 市の総合計画、都市計画マスタープランにおいて、それぞれのまちの中心を核とするコンパクトシティを計画していますが、中心部と周辺部を円滑に結ぶ交通利用体系を一体的に整備することが必要と考えます。
 まずは、一つのまちでの実証に始まり、これから10年間で九つの全てのまちに整備し、中心部に活力を、周辺部に豊かさをもたらす住民バスの定時運行について市長の所見を伺います。
 次に、「新クリーンセンターの温水利用」についてお尋ねします。
 耐用年数が近づくクリーンセンターは、本年度より本格的な建設に着手します。新たなクリーンセンターは、ごみの燃焼熱でタービンを回し発電を行い、施設内で使用する電力を賄う計画と聞いております。冷却水は300度の蒸気となり、発電の後、排泄される60度のお湯を再冷却水として再度使うのか。新たな冷たい水道用水を冷却水として使用するのか、その方針を尋ねます。
 再利用は水道水との温度差が50度もあり、冷却効果が極めて悪いと聞きますが、現在のところ利活用の方針が示されておりません。全国的には豊富な湯量を生かし、温水プールや温室などの活用例があり参考となるものです。
 本市においては、不足する宿泊施設や障害者の就労支援施設としての温室など、生かす方法はさまざまに考えられます。宿泊施設は子ども会、学校の合宿等、農村体験型とすることで都市との交流、都市児童・生徒の体験旅行にもその利用が見込まれます。もちろんお風呂があれば、多くの市民が昼の憩いの場、リフレッシュ施設として活用してくれるものと期待されます。
 大量の温水を活用できるチャンスを、不足する施設整備の建設チャンスに生かせいか、市長の所見をお伺いいたします。
 3点目でございます。新陸上競技場建設計画再検討についてお尋ねいたします。
 2月定期議会において、「平成30年度に陸上競技場を建設したい」とする教育長発言がありました。
 一方、教育長は、「児童・生徒の減少による小中学校の統合を急ぐとする」発言も行いました。今後見込まれる児童・生徒の減少は、1,000人程と大幅だからです。
 児童・生徒が急激に減ることを予想しながら、一つの市に一つの立派な陸上競技場建設計画は妥当なのか。改めてお尋ねします。
 中学を卒業すると市内の高校だけでなく、市外の高校に入学する生徒もいます。また、他市町村から市内の高校に入学する生徒もいます。日常の買い物も市内だけにとどまりません。病院は大崎市民病院、日赤病院にも、近隣市町村は利用状況に応じて利用負担金を支払って利用しています。観光も広域連携、婚活も登米市、栗原市、一関市と連携する運びとなりました。全国的には、消防、ごみ処理も広域連携の取組があります。今後、建設を予定するパークゴルフ場は、市外の利用者を積極的に呼び込める施設計画とも聞きます。
 「頼むもの」と「頼まれるもの」お互いの存在が相乗効果となって、発展する自治体間でなくてはなりません。市民の生活圏、利用圏域は市内にとどまらないのです。今こそ積極的な自治体間協働を唱え、陸上競技場は今まで同様、栗原市、一関市に施設を利用させていただくべきではないでしょうか。
 児童・生徒の陸上競技力の向上を図るためには、統合してでき上がる立派な学校、またはその周辺にこそ授業や部活動で毎日使える必要な陸上競技用施設の整備を行うべきと考えます。
 30年間で市の出生数は3分の1に減り、今後10年間でさらに1,000人程の児童・生徒の減少が見込まれています。今までこの現状と今後の予測を踏まえ、建設が検討されてきたのか。さらに、今後の自治体間の広域連携という新時代を視野に入れれば、新陸上競技建設は妥当なのか。計画再検討はないのか、市長の所見を伺います。

議長(沼倉利光君) ここで10分間休憩をいたします。
 
          休憩 午後1時55分
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          再開 午後2時05分
 

議長(沼倉利光君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 14番、浅田 修君の答弁漏れの発言がありますので許可します。総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 先ほどご質問にありました70施設の公共施設の年間の電力使用量でございましたが、年間780万キロワットということでありました。
 大変失礼いたしました。

議長(沼倉利光君) 次に9番、中澤 宏君の一般質問を継続します。
 答弁を求めます。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) それでは9番、中澤 宏議員のご質問にお答えさせていただきます。
 私からは、2点目の「新クリーンセンターの温水利用」についてお答えし、1点目の「住民バスの定時運行」、3点目の「新陸上競技場建設計画再検討」につきましては、基本的な考え方についてお答えし、そのほかのご質問につきましては教育長より答弁させます。
 初めに、「住民バスの定時運行」についてお答えいたします。
 本市の公共交通等につきましては、市内と市外を結ぶJRの鉄道や民間事業者が運行する高速バス、通学、通院や買い物などに利用するための各町域間を結ぶ市民バス、スクールバスが主なものでありますが、このほかにスクールバスの空き時間を活用して各町域内を運行する住民バスや市立病院などへの通院を支援する患者輸送バスなどを運行しているところであります。
 このうち住民バスにつきましては、スクールバスの空き時間を活用し、各町域内において1日3便程度を運行しております。平成26年度の運行状況を見ますと、各町域の平均で年間242日の運行となっており、1日当たり平均52便の運行となり、利用者総数は4万6,713人でありました。最も利用の多い路線では、1日1便当たりの平均利用者数は12.7人でありましたが、最も少ない路線では1.0人となっており、スクールバスの空き時間という限られた中での運行ということもありますが、全体を通しての平均利用者数は1便あたり3.7人という状況となっております。
 このような状況でありますので、ご提案の「1時間に1本、毎日朝7時から夜7時までに定時に運行する住民バス環境の整備」につきましては、より慎重な検討が必要であると考えております。また、この実施のためには、現状のスクールバスのほか、新たなバスの増車や委託先のバス事業社の体制整備、運行にかかる経費の増額も必要になることなどの課題もございます。
 しかし、ご質問の「それぞれのまちの中心部と周辺部を円滑に結ぶ交通利用体系を一体的に整備することが必要」ということにつきましては、市民バス、スクールバスや住民バスなどがスムーズなネットワークを構築することが市民の移動手段として有効な視点であると認識しており、高齢化が進む中で公共交通が果たす役割はさらに重要なものとなってまいりますので、各町域間の移動手段の確保につきましてはバス利用ということだけではなく、さまざまな運行形態につきましても今後、調査・研究してまいりたいと存じます。
 次に、「新クリーンセンターの温水利用」についてお答えいたします。
 (仮称)新クリーンセンターは、既存のクリーンセンターが供用開始後27年を経過し、老朽化が進んでいることから、平成31年11月末の完成を目指し発電設備を備えた施設として整備してまいります。
 これは、新クリーンセンター整備が国の循環型社会形成推進交付金を受けて行う事業であることから、その交付要件であります、ごみの焼却熱を10パーセント以上回収利用するため、蒸気タービン発電機を設置して発電を行い、施設内で利用するものであります。
 ご質問の「発電の後、排出される60度のお湯を再冷却水として再度使うのか、新たな冷たい水道水を冷却水として使用するのか」についてでありますが、発電後に廃熱ボイラから発生する蒸気は60度の温水に戻し、これらは再度ボイラの冷却水として循環利用いたします。
 この方式は、水を再利用するため水の使用量が少なく、維持管理費の低減を図ることができるという大きな利点があり、焼却炉から排出される高温排気ガス中に水道水を直接噴霧する現在のクリーンセンターに比べ、水道水の消費量が少なく節水が図られます。また、このほかにも蒸気を発生させる際の熱のロスが少ないなどのメリットがあり、廃熱ボイラーをガス冷却設備として使用している他の焼却施設のほとんどがこの循環利用方式となっております。
 一方、施設の焼却処理規模につきましては1日70トンであり、余熱は主に発電に利用することから、温水につきましては場内において有効利用することといたしております。
 県内では、仙台市において松森清掃工場の余熱を利用し温浴施設やプールなどが運営されておりますが、この清掃工場は1日の処理能力が600トンと大規模であることから、発電、冷暖房、電気、高温水供給、場内給湯など、多岐にわたる余熱利用が可能となっているものであります。
 本市の(仮称)新クリーンセンターにおきましては、施設規模に応じ、発電を中心とした有効な余熱利用を行ってまいります。
 次に、「新陸上競技場建設計画再検討」についてお答えいたします。
 陸上競技場の整備につきましては、登米地域合併協議会が策定した登米市建設計画に登載されたものであり、その計画を踏襲し、第二次登米市総合計画におきましても計画しております。
 「今後の自治体間の広域連携という新時代を視野に入れれば、新陸上競技場建設は妥当なのか。計画再検討はないのか」とのご質問でありますが、施策の各分野において自治体間の連携の動きは今後加速していくものと考えられ、広域連携の中における公共施設の相互利活用の必要性は認識しているところであります。
 しかし、本市における陸上競技場につきましては、児童生徒をはじめ市民の陸上競技の練習環境を整えることにより、そのレベルを維持・向上させるとともに、市民の生涯スポーツの推進や健康増進の拠点施設として整備する必要があると考えております。
 今後さらに精査を進め、登米市にふさわしい陸上競技場のあり方をお示ししてまいりたいと考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 教育長、佐藤信男君。

教育長(佐藤信男君) 私からは、「住民バス、町内循環バスの定時運行」についてお答えをいたします。
 現在の市内小学校のスクールバスと幼稚園の通園バスの運行便数につきましては、小学校20校で登下校合わせて103便、幼稚園12園で53便となっております。また、運行形態といたしましては、幼稚園、小学校合わせて91便を本市が保有しているバスで運行しており、65便をバス会社等との委託契約により運行しております。
 スクールバスの運行に当たっては、児童・生徒の安全を最優先に考慮した運行ルートと運行時間、停留場所などを設定しているところであります。また、運行を委託しているバス会社等がスクールバスとして運行する際は、道路運送法の規定により児童・生徒しか乗車できないことになっております。
 本市では現在、小学校のスクールバス及び幼稚園の通園バスを登下校の運行の間に住民バスとして運行し、市民の利便性向上に努めているところであります。一例として、米山町域では米山総合支所から福祉センターをはじめ、公民館、小中学校や地域の主な集落センターなどを結んだ8路線を運行しております。
 今後、学校再編を進めるにあたり、スクールバスによる通園・通学者が増えることが見込まれ運行経路等の拡大も想定されますが、市長部局と連携を取りながらバス利用の可能性を探ってまいります。
 次に、「新陸上競技場建設計画再検討」についてお答えをいたします。
 陸上競技場の利用につきましては、児童・生徒の利用が中心になるという見方もありますが、市民の健康づくりや生涯スポーツの拠点施設としての利用も大いに見込まれるものと考えております。また、児童・生徒や陸上競技を愛好する市民にとりましては、競技レベル向上のためにも、大会が開催される公認陸上競技場と同じ規格で全天候型舗装トラックで練習ができる環境が必要であると考えております。
 このことから、観客席などは整備せず、基本設備として全天候型舗装のトラックを有した必要最小限の整備内容とすることも検討してきたところであります。
 これまでも整備する陸上競技場の姿について、登米市スポーツ推進審議会において協議を行ってまいりましたが、これからの社会情勢の変化等を視野に入れながら、施設の規格や規模など本市にとって真に必要な陸上競技場の姿について、さらに議論を深めてまいります。
 私からの答弁は以上でございます。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) それでは、改めて考えをただしてまいりたいと思います。
 まずは、1番と3番、今、教育長からいろいろな答弁をいただきました。このことについて、まず改めてお尋ねをしたいと思います。
 まず、陸上競技場の考え方でございます。
 この考え方、私も私なりの考え方を述べました。今、教育長、あるいは市長からも考え方をいただきましたが、ここで二つお尋ねをしたいと思います。
 「市民の健康づくりや生涯スポーツの拠点施設としての利用も大いに見込まれる」という答弁でございました。こういう要望、どのような要望があるんですか。
 まず、市民の皆さんからいただいている要望、あるいはその要望の量をお尋ねしたいと思いますし、それから日常的に九つの町に既にたくさんの施設整備を行ってきておりました。最近は10億を投じて、東和町に総合運動公園を整備したところでございます。これも教育委員会施設でございます。九つの町には、こうした施設が既に立派に整備されているにもかかわらず、また改めてこうした施設が必要だということについてお尋ねをしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 市民からの要望がどれほどあるのかというようなことでございますが、例えば市民の多数の方からの署名とか、そのように数的にまとまって要望があるということではございません。
 答弁の中でもお話しておりますように、合併時からずっと引き継いできた部分もございますし、スポーツ推進審議会等で長年検討してきた経過もあるので、その際には当然こういう視点で検討してきたということを含めて、こういう答弁をさせていただいたということでございます。
 それから、今のスポーツ施設の現状から、もう既に施設数については十分満たしているのではないかというお尋ねかと思いますけれども、それぞれ競技場ごとに施設の競技の利用目的がございますので、ここで言っている陸上競技については、いわゆる全天候型のコースを備えた陸上競技場ということでございますので、アンツーカーのそういう陸上を専門にやれるような施設ではないというような現状でございます。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) まず一つの目の「市民の健康づくりや生涯スポーツの拠点施設としての利用も大きい」ということは、特にないということですね。
 もう既に、これは今まで整備されてきた施設整備で市民の思いや願いは十分に果たしてきているのだと、こういうことで解釈してよろしいでしょうか。
 2点目は今、教育部長がお話しされましたが、全天候型のトラックの練習を一般市民にまでということでございますが、どれほどの皆さんがこの競技場を使うようになるのか。その頻度について、あるいはその量について改めてお尋ねします。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 1点目の「全然、市民要望がないんじゃないか」というようなお話でございますが、ここで掲げてございますのは市民要望ということよりも、いわゆる二次の総合計画の中でも目指しております市民の健康づくり、健康寿命の延伸であったり、それから生涯スポーツの振興であったりということを含めて、全体的な計画の中で施設の必要性として考えられるということで記載してございます。
 それから、全天候型トラックを使うような競技人口というか、必要をとしている人たちはどれぐらいで、どういう規模かというようなことでございますが、ちょっと今、手元に資料ございませんが、平成20年に基本的な調査をした時に需要見込みを立てておりまして、それは当然スポーツ少年団であったり、それから陸上の愛好団体の活動の日数等を集計しまして、それらで需要見込みを立てておりますので、全くないということでは、その数字がちょっと手元にないのではっきり申し上げられませんが、一定の需要はあるものと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) 市長にお尋ねします。
 市長、今の答弁を聞くとね、必ずしも例えば健康づくりや生涯スポーツの拠点施設、今まである施設を超えて特別なものをというのは感じ取れませんでした。
 それから、全天候型の施設にしても特定の何人かの人は、それはあれば使うでしょう。しかし、必ずなければならないのかということですね。むしろ教育委員会が今、真っ先に進めなければならないのは学校の統合です。こども園の設置です。これに莫大な金を投資して立派につくってやるべき、これを急ぐべきではないでしょうか。
 一方においては子どもが少なくなる。そういって統合を進めながら、一方においてはもう一つ同じような施設をつくろうとする。これは考え方が一致していない。
 むしろ少子高齢化という前提で一貫した施策をとるということであれば、私はこの陸上競技場計画というのはそういう時代の変化に合わせて見送るべきだと思いますが、市長の考えを改めてお尋ねします。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) さまざま市内でも小中学校はじめとしてスポーツ活動、いろいろな取組を進めている学校が多々ございます。そういった中で、地域の中でのいろんな意味での課題ということで考えれば、やはり土の陸上競技場といいますか、そういったもので練習をするということについての不便さというものは非常に大きいものがあると感じております。
 そういった意味では、当然、十分な練習環境が市内には今ないのが実情でございますが、そういった状況の中にあって、例えば現状といたしましては、迫川の河川敷で実は陸上競技の練習をしているような状況も見られます。やはりそういったトラックといいますか、そういった環境が十分にない中で、仮にそれに近いような環境としてのいろいろな路面整備がされているということで、恐らく利用されているのではないのかなと考えておるところであります。
 そういった意味では、教育長のほうからも答弁いただいたところではありますけども、ですから我々がイメージをするのは、議員も十分ご理解はいただいているとは思いますが、スタンドを持つような要は施設としての陸上競技場としての環境というよりは、陸上競技をまずは身近できちんと体験することのできる環境整備としての陸上競技場という機能をつくることが、地域にとっては必要なことではないのかなと考えておるところであります。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) 何でもないよりはあった方がいいということでもあるかもしれませんが、限られた予算の中でどれだけの市民満足度を上げていくか。これは市長、全ての人の満足のために全てのお金をつぎ込むという時代ではもうないですよね。
 例えば今、整備をしようとする図書館。この図書館は全国の例を見ると、登米市の図書館の整備というのは非常に遅れている。学校図書館も同じ。これは図書館というのは一つのまちに一つ。できれば身近にあって利用したい。遅れています。
 それから学校の統廃合、これも決して早い取組ではない。むしろ合併特例債を使える10年のうちに全ての学校の対策を打ってあげる。これ早急な対策だと思います。
 それからこども園の問題。やらなければならない問題はたくさんあって、「これでもなお余裕がある」ということならば、やってもいいかもしれません。
 でも、優先の順番をよく考え、わきまえてやっていただきたい。ぜひですね、そういうことを議会に示して、陸上競技場の問題については再度議論をしてもらいたい。
 私についても、陸上競技を否定するものではありません。むしろ今から統合する学校を、市長、いいですか。「こんな学校をつくりたいんだ、皆さん」「こんな学校をつくってあげたいんだ」という情熱をこういう施設整備を含めて示していただきたい。「今から統合する学校は、今までにないこんな学校をつくってみたい」と。「これが私の子どもたちを育てる情熱そのものだ」と。むしろそういう部分に、ぜひこういうものを入れて、さらに地域の皆さんでどうぞどうぞ使ってもらえるような、ある意味でのコミュニティセンターであったり、要するに昼間は学びの場であったり、また夜は父兄が集まる集いの場であってもいいじゃないですか、学校が。
 また、陸上競技場もそういう意味では、昼は部活動で使っても夕方は一般の皆さんに開放してもいいのではないでしょうか。
 私は全てを否定しているものではなくて、限られた予算をどのように効率に使っていくのが一番最もいいのか。またそのことによって、市民の満足度をどのように高めていくのか。もう少し知恵を働かせてはどうだろうかということで、今日は提言をさせていただいてこの件については終わりたいと思います。
 次に、2点目でございます。続けて教育長にお尋ねをします。
 住民バスの定期運行についてでございますが、教育長答弁にもありましたが、今は道路運行上の法律によって、スクールバスには一般市民の皆さんを乗せてはダメだということになっております。そうしますと現状では、子どもたちが少なくなればなるほど、実はバスも小さくしているのが現状でございます。50人乗りバスは30人乗り、要するにそれでいいわけです。それ以上必要ないので、それが最もいいことだと思います。
 ただ、今これから30年経つと子どもの数はもう半分に減ります。しかし、お年寄りの人たちは30年しても減らないんですね。
 市民生活部長にお尋ねします。合併して10年を過ぎました。平成17年合併当時から、最近の最もわかるところで結構でございますので、80歳以上の皆さんがどれだけ増えているか。わかったら教えていただきたいと思います。要するに、最も交通の弱者といわれる皆さんですね。わかったら教えてください。わかりますか。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) お答えさせていただきます。
 80歳以上の方々ということにつきましては、こちらの手持ち資料では本市の人口統計表に基づきまして調べましたが、80歳の分については17年度の部分でございますけども、男性女性でお答えしますが、17年の分につきましては男性が1,281人、女性が2,452人。これが一応、80歳から84歳の中身でございまして、こういった段階的な、合計的な部分につきましては捉えておりませんが、最終的には65歳以上の部分ではすぐこちらで算出できますけれども、65歳については17年の4月から・・・
 (「後で教えて」の声あり)

市民生活部長(新井誠志君) 後でよろしいですか。この表は作成していますので、後でお渡ししますのでよろしくお願いいたします。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) 突然聞いて申しわけございませんでした。後で教えてくださいね。
 私、概略の数字で、実は17年に80歳以上の人口というのが6,590人だったんですが、28年3月では1万人を超えました。それで3,500人ぐらい、3,461人が増えているんです。この増えているという状況、これがじゃあ減るのかというとなかなか減らない。その65歳以上の人口、今後の予測について、これは「ひと・まち・しごと総合戦略」の中で、これ企画部がまとめていますから、企画部長、わかったなら教えていただきたいんですが、高齢化率と高齢者人口について、65歳以上からでも結構でございますので、この状況についてわかれば教えていただきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 企画部長、秋山茂幸君。

企画部長(秋山茂幸君) 平成17年時点の高齢者人口、いわゆる65歳以上人口ですけれども、2万4,579人でございまして、高齢化比率が27.5パーセントでございました。それが10年後の27年では2万4,960人、高齢化比率が31.2パーセントでございます。
 さらに、これは推計値になりますけれども平成37年、さらに10年後というふうなことでございますが、推計値では2万5,439人で高齢化比率が36.8パーセントというふうな推計になってございます。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) ありがとうございます。
 さらに25年後でも65歳以上は2万人、高齢化率38.1%。35年でも1万8,000人、高齢化率40.3%。今、2025年問題というのが言われております。ややもすると医療費は今の1.5倍、国の財政負担は4倍だと言われております。介護は、施設量も増えて9倍に増えるかもしれない。国の財政負担も9倍増えるよというような予測もあります。
 こういうお話があります。介護もおしゃべりをしないと認知症に6倍なりやすいと。運動をしないと8倍なりやすい。食事を定期的に食べないと3倍なりやすいとも言います。人とおしゃべりをしない、要するに住む世界が小さくなってしまう。これは、その人にとっても幸せでないし、社会全体としても多額の負担をすることになるんだと。むしろ元気で病院に行って、今日管理者がいますが、みんなの顔を見て帰ってきただけでも、先生とお話をして病院で友達と会って来ただけでも元気になるというようなことであると思いますが、そういう意味では、元気な高齢者をゲートボール場であったり、病院であったり、さまざまなところにですね、せっかく整備したところにたくさん出て多く歩けるような環境整備というのは、これからやっぱり必要ではないかと思うんですね。
 住民バス、それから私は今まではその利用の中心ではなかったと思っています。また、そうした宣伝もしてこなかったと思うんです。
 ただ、これからはそういうかかる経費はありますが、一方においては別な財政負担はかからないと、楽しい豊かな人生を送らせたいと。こういうことであれば、こういう部分に投資は避けて通れないなというように思っているわけでございます。
 私も住民バスだけではないと思いますが、市長答弁の中にも「住民バス以外にも、実はさまざまにそうした利用手段というのは考えられるのだ」というような答弁がございました。
 改めて、今考えられる利用というのはどういうものかお尋ねをしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 企画部長、秋山茂幸君。

企画部長(秋山重行君) 今、議員のほうからは、これからの将来推計人口も含めて行政サービス、特に交通の関係のお話をいただきました。
 そういった中で考えますと今後、年少人口はますます減ってくる時代になりますし、高齢者人口につきましても、先ほどのところでは増えてございますが、その後においては段々少なくなってくるような推計になってございます。
 そうするとバスの利用者として考えた場合、年少人口と高齢者人口どちらも、比率は別にして実数としては減ってくるようなそういった時代が来るわけでございます。
 そういった時に、現状の大量輸送の定時運行、定時バス、そういったものが果たして効率的なものとして捉えられるのかというふうな一つの不安な要素はあるものと認識してございます。
 そういった中でそれらに代わるものとして、ただいま当市の中でも米川地域で実施してございますドアツードアのデマンドのような、いわゆる必要とする方に、必要とする時期に必要とする交通網を提供するといいますか、そういった手段を提供する。そういったものも一つの考え方ではないかなと思ってございます。
 ただ、そういったことをやっていくためにはそれなりの負担も出てまいりますので、そういったものも含めて人口あるいは利用者人数、それから運行ルート、そういったものを、全体をより調査・検討しながら、その地域、地域にあった交通網の整備を今後考えていかなければならないものと考えてございます。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) 今、部長が言われました「デマンドで全市をこれで対応する」というのは素晴らしいことだと思います。ただ、多額であります。これは。私が言う住民バスともう桁が違います。これをどのようにするかということで、それを予約制にするとか、さまざまなデマンドでも対策がされているようでございますが、いずれにしても前向きに考えているということであれば今日はこれでいいのかなと思っています。
 市長、高齢者になりますと免許を返納するという方が最近、随分おります。最近の状況、私、免許センターから聞いてきましたので、この状況だけお知らせをしておきます。
 管内の状況については、市民生活部長にわかれば教えていただきたいと思いますが、宮城県では、25年度1,024名の方が免許証を返したそうであります。27年は3,174人に増えたそうであります。今年、28年になってからわずか4カ月間で1,200人。このまま行きますと、掛ける3でいくと3,600人ということで、昨年の3,100人を軽く伸びるというような状況ですね。
 ただこれは、仙台都市部は非常に交通の便が良いので、非常に伸びているとも聞きますが、一方においては周辺部というか、私たちの地域にはそういう公共交通が少ないものですから、返納者というか返す人が非常に少ないとも言われております。
 ただですね、10年前と比較して事故というのは非常に減りましたが、高齢者の事故は減っていないということでございます。長生きをして最後にそういうまずい思いを残さないようにも、しっかりとお手伝いをしなければならないと思っています。
 市民生活部長、わかりますか。登米市の免許証の返納者数、わかったら教えてください。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 佐沼警察署、登米署管内の部分でございますけども、大変申しわけありませんが平成23年以前の分については、管内の警察署のほうで把握していないということで、平成23年から平成27年までの部分を累計で申し上げれば、166名の方が返納しているというような状況をこちらで入手している状況でございます。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) ありがとうございます。
 特に、平成27年度は70人近いんですね。その前は本当に人数が少ない。これは宮城県の傾向とやや一致の傾向だと思います。ただ、人数はその比率からすると少ないと。ただ、高齢者になるとそういうふうに変わってきているということが言えるのかなと思うところでございます。
 さて、最後の「クリーンセンターの温水利用」について、最後に5分間でお尋ねをしたいと思います。
 私も簡単に考えておりましたが、この国の循環型社会形成推進交付金というものを使われるということでございまして、ある意味では熱利用が悪いとこの補助金を使えないということなので、立派にその熱効率を上げることが補助金を得るための大前提だとも受け止めたところでございます。
 そこで、この補助金は熱回収であったり、再資源化施設であったり、浄化槽、汚泥再生処理場の施設であったり、最終処分場であったり、こうした使われ方があるようですが、人口5万人以上、または400平方キロ以上のこの地域が該当になるというふうなことでございますが、登米市の場合、この補助金、交付金の補助割合というのはいくらなんでしょうか。

議長(沼倉利光君) 環境事業所長、千葉祐宏君。

環境事業所長(千葉祐宏君) この循環型社会形成推進交付金の補助割合でございますが、対象事業費の3分の1の交付となってございます。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) 3分の1というのは、高高率ではないということですね。高高率だと2分の1、高高率でない部分については3分の1ということで、規模も小さいのであそこまではいっていないということだろうと思います。
 そこでお尋ねします。
 「この方式は水を再利用するため水の使用量が少なく、維持管理費の低減を図ることができるという大きな利点がある」とあります。
 この使用量、今までの施設と比較してどの程度の節水になるんだろうか。また、その節水は金額に表すとどの程度の節約になるのか。そしてこの施設をですね、節約する立派な施設の取得費というのはどの程度なるかをお尋ねします。

議長(沼倉利光君) 環境事業所長、千葉祐宏君。

環境事業所長(千葉祐宏君) どれくらいの具体的な節水になるかという量的なデータ、大変申しわございませんが、今データを持ち合わせてございません。申しわけございません。
 ただ、これまでの市長答弁にもございますが、これまでのクリーンセンターのように直接水道水を噴霧する方式に比べますと、かなりの節水が図れるということでございます。
 それから、取得金額とおっしゃいますと・・・申しわけございません。その部分だけの・・・全体の事業費という考え方でよろしいでしょうか。

議長(沼倉利光君) 中澤 宏君。

9番(中澤 宏君) 時間もないので、ここでの答弁でなくてもいいですので、後で教えていただきたいと思います。
 私が聞いたのは、要するに節水とか節約とかありますね。まず、水の量を節約するということは、その金額も節約するわけです。節約できるという仕組みを今回買うわけです。その節約を実現できるその施設というのはいくらなのか。
 例えば100円の節約をする時に、1,000円の施設費がかかるようでは節約というのにはならない。本当の節約というのは、やっぱり1,000円節約するのにふさわしい取得金額に例えばなっているのかということを点検できればいいと思います。
 例えば、それは捨てればただのごみ。でも、回収すれば大変大きなエネルギーだと。それをエネルギーにするんですが、でもそのエネルギーをしようとする時にまた多額の軽費がかかってしまうというのは、ごみよりももっと無駄になるかもしれない。それで、「そうではないんですよ」ということを後で教えていただきたいと思います。
 あと1分を切りましたので、改めて申し上げます。
 陸上競技場、私は段々、不必要になってきているものを「何とか建設したい」ということで、さまざまな理屈を取り繕っているというような印象を受けます。そういう意味では、非常に説得力が弱い。
 何回も申し上げますが、今すべきことは何なのか。教育長、ぜひ順番をつけて事業を精査して、限られた予算をどのように使っていくのか改めて考えていただきたいと思います。
 それから、住民バスについても、私たちは少子高齢化の中でこの変化をどのように変わることができるのか、どう進化することができるのかが問われていると思います。少子高齢化、少子高齢化、口で言うのは簡単でありますから、それに伴った変化の姿をぜひ見せていただきたいということを申し上げて終わります。

議長(沼倉利光君) これで9番、中澤 宏君の一般質問を終わります。
 次に13番、伊藤 栄君の質問を許します。13番、伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) 13番、伊藤です。1点について通告をしております。
 「登米市文化財を日本遺産への登録に向けて」という質問をしております。
 平成26年度、文部科学省は国内の文化財を共通の特徴ごとにまとめた日本遺産を認定し、観光資源などの地域活性化に役立てる制度を創設しました。対象は古くから守られてきた街並みや天守閣がある城、同時期につくられた大名屋敷などを例示しております。
 自治体から候補を提案してもらい、有識者会議で認定。イベント開催や多言語サイトなどを通して、国内外へ情報発信につなげることを目的としています。
 登米市には、平成28年3月ユネスコ世界文化遺産に申請をしました東和町米川に約800年前から伝わっている「水かぶり」を筆頭に、数多くの神事や民族芸能及び建造物の有形・無形文化財があります。
 また、約400年前に北上川改修と新田開発が行われ、登米耕土に生まれ変わり、生産された米は江戸へ運ばれました。登米(とよま)は集積地として町が栄え、今でもその面影が残っております。江戸時代の庶民が食べる米の約3割が仙台藩(宮城米)で生産され、そのうちの9割が登米産米と言われております。そして、そのほとんどが米山産とのことであります。これは仙台藩農政の研究・江戸買い米量からであります。
 登米伊達家初代城主でありました白石相模守の業績は、400年の時を経てもしっかりと我々に語り継がれているものであります。
 歴史的経緯がある登米市内には、国指定重要文化財をはじめ県指定の有形・無形文化財が数多くあることから、それらを厳選し、日本遺産登録調査チームを立ち上げ、申請に向けて取り組んではどうかということであります。よろしくお願いします。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。教育長、佐藤信男君。

教育長(佐藤信男君) 13番、伊藤 栄議員のご質問にお答えをいたします。
 「登米市文化財を日本遺産への登録に向けて」について、お答えをいたします。
 日本遺産は、文化庁が文化財を点から面への展開として捉え、従来の保存一辺倒から積極的に活用することを目的に創設した新しい施策であります。
 この施策は、地域の歴史的な魅力や特色を通じ、我が国の文化・伝統を語るストーリーとして認定し、文化財を総合的に活用する取組を支援することを目的に、平成27年度から認定が開始されたものであります。
 日本遺産の申請につきましては、歴史的経緯や地域の風習に根ざし、世代を超えて受け継がれている伝承や風習などを踏まえたもので、単に地域の歴史や文化財の価値を解説するだけのものではなく、地域の魅力として発信する明確なテーマを設定した建造物や遺跡、祭りなどの文化財にまつわるものであることが必要とされております。なお、認定されるストーリーのタイプは、単一の市町村内で完結する「地域型」、複数の市町村とのネットワークにより展開される「シリアル型」の2種類となっております。
 また、ストーリーを語る上で不可欠な地域に受け継がれている有形・無形のあらゆる文化財が必要となり、その中には国指定の文化財を必ず一つ含めることになっております。
 これまでの認定状況につきましては、平成27年度は全国で83件の応募に対して18件、平成28年度は67件の応募に対して19件が認定されております。また、本年度には宮城県が代表となり、仙台市、塩竈市、多賀城市、松島町で構成された「シリアル型」による政宗が育んだ伊達な文化のストーリーが県内で初めて認定されたところであります。
 本市には、有形・無形の文化財が数多く残っておりますが、本市単一による「地域型」でのストーリーにより、日本遺産の認定基準を満たすことは大変難しいものと考えております。
 今後につきましては、県や近隣市町と連携した「シリアル型」による共通のストーリーの構築について、調査・研究をしてまいります。
 私からのほうからの答弁は以上とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 質問の途中でありますが、ここで10分間休憩いたします。
 
          休憩 午後2時56分
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          再開 午後3時04分
 

議長(沼倉利光君) 休憩全に引き続き、会議を開きます。
 13番、伊藤 栄君の一般質問を継続します。伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) 答弁は非常にわかりやすく、短くまとめていただきましてありがとうございました。
 2問目に入る前に、まず先月の22日、23日でしょうか。今年3月にユネスコ世界文化遺産に申請をしました「水かぶり」が、本来でありますと29年度登録になる予定でありましたが、1年先送りになったというニュースを聞きまして、残念なんだけど、いろんなわけを聞きますと納得するのかなと思いました。30年度には、見事登録なされるようにお祈りしているものであります。
 さて、再質問であります。
 遺産登録は、「地域型」と「シリアル型」がありますけれども、「地域型は大変難しい」と。まず、この点からお聞きしたいと思います。地域型はまず難しいんだと、その難しいということをもう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。「何が難しいのか」ということですね。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 答弁の中でもちょっとふれておりますが、基本的に日本遺産の考え方は一定のストーリーがあって、そのストーリーに沿って地域なり、その文化財なりを世界に向けて、日本の遺産として情報発信をしていくということでございますので、市内にあります国指定の重要文化財を1点は多分そのストーリーの中に入れるというような必要性がございますが、例えば津山にございます大徳寺の仏像と、それらのストーリーのテーマを何にするかということが必要なんだと思いますが、国指定の文化財があったとしてもそれだけでなくて、ストーリーとしてそれらを中心にして面的な、いわゆる登米市内だったら登米市内全部の関係するようなストーリーが描けるかというようなことが非常に重要だと思いますので、その視点からすると、登米市は単独では、重要文化財が何点かありますが、それらを全部面で、いわゆる物語でつなぐことは、各々、一つ一つはいわゆる国の重要文化財になっているくらいですから価値としては高いんですが、そういう価値ということじゃなくて活用する点からストーリーを書くと、全部をつなげるようなストーリーというのはなかなか難しいと。
 そういう面で、登米市の場合で地域型の申請は難しいと考えているところでございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) 単一の文化財、それらをつなぐ一つのストーリーは非常に難しいですよと。私も実は、かなり難しいなという感じはします。
 しかし、間違いなくこの地域には手を挙げる条件が整っております。いわゆるストーリーをどう構築するか、それなんですね。
 それで、さっきの答弁ではシリアル型、いわゆる広域連携で調査・研究をしてみたいということをさっき述べられておりましたが、それでは県や近隣市町と連携したシリアル型、具体的に少し説明をしていただきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 先ほど教育長が答弁を申し上げた中に、28年度に宮城県がいわゆる日本遺産の認定になったところでございますが、これにつきましては宮城県の文化財保護課のほうが中心になりまして、仙台市、塩釜市、松島で関係のあるいわゆる伊達政宗が育んだ伊達な文化ということで、そういうストーリー関係の、例えば松島であれば瑞巌寺であったり、政宗にゆかりの深い文化財を中心にストーリーを書いてございます。
 当然、議員ご案内のとおり、登米市は登米伊達家の所在地でございますので、実は宮城県のほうから採択にあたって3月にお見えになりまして、今回の申請にあたって登米市を入れない理由というとおかしいんですけれども、「登米市が入れられなかった理由」についてのご説明がありまして、それはやっぱり今お話のあったいわゆるストーリーとして登米市まで含んでしまうと、あまりにも焦点がぼけてしまうということで、登米市ならず例えば伊達家に関係あるとすれば、岩出山ですとか、白石ですとか、県内にいっぱい各市町村あるんですが、今回の場合は政宗の育んだ伊達な文化ということでございますので、それに焦点を絞ってのストーリーということで考えられたようでございます。
 そういう考え方でのストーリー構成でございますので、さっきお話ししたように一つ一つの文化財、国の重文になっているようなものをただつなぐというようなストーリーではなくて、いわゆるストーリーとしてつながるというようなことを考えると一番可能性があるのは、さっき議員の質問の中にもございましたけれども、舟運についてのストーリーであれば流域の市町村含めて考えられるのかなと思ってございます。
 宮城県のほうからも、そういう打診等も今ちょこちょこ出てきているところでございますので、それで答弁の中で「今後それらについて県と協力をして調査を進めてまいりたい」と答弁をしているところでございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) なかなか聞いている皆さんも、ちょっと理解できないのかなという感じがします。
 私は通告に、若干この地域の歴史というものを載せました。そのストーリーを語ればこの時間がなくなりますが、まず初めに文科省が26年度に今までの政策を大転換した。これは教育長の先ほどの答弁にありますね、これまでは文化財保護一辺倒。これをいわゆる観光に生かしましょう、大転換してから日本はクールジャパン、おもしろい日本推進運動というのが各省庁をあげて動き出しましたね。クールジャパン、その陰には外国からお客さんが来てくれる方々を、もう1,000万人、2,000万人ぐらい呼び込みますよ。全て京都とか、東京とか、鎌倉、それだけではないですよ。もっとおもしろい地域がいっぱいあるということで、文科省は大転換をしたんです。
 最初は、日本遺産は、世界遺産を目指す地域、あるいはこの文化財対象に対応するためのものだったんですね。それからガラリ変わったんです。そこをまず、とくとご存知かと思いますが、背景にはそういうのがあって、文科省では今度打ち出したんです。
 それで、答弁にありました。確かに27年度、83件に対して18件。そして28年は67件に対して19件が認定されています。これは限定がありまして、2020年東京オリンピックまで100件ほど文科省では認定するというちゃんとした目的があります。
 それでお尋ねしますが、27年度18件、28年度19件、この中にシリアル何件、地域型何件ありました。わかればでいいですよ。わからなければ後でもよろしいです。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 今、手元に27年度のものしかございませんが、さっきお話したように18件中10件がシリアル型で、残りの8件が地域型ということでございます。
 28年度については手元に今、資料がございませんので、後でご報告したいと思います。

議長(沼倉利光君) 伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) ちょうど28年度の資料、私ありまして、28年度は地域型3件でした。あとは全てシリアル型。やはりパッケージで、いわゆる申請するというのが強みのようですね。単体、地域のまちよりも多いようであります。
 それで私、なぜ今回この質問をしたかといいますと、今年度、第二次長期総合戦略を打ち出しました。これから10年間で「あふれる笑顔 豊かな自然 住みたいまちとめ」、この実現のために重点戦略五つありますが、どれ一つ欠けてもこの「あふれる笑顔」ができないと思うんですね。どれも大切だと思います。
 そこで、私は特に注目したのが、魅力向上・交流の部門であります。10年後には交流人口300万人目指しますよ。
 この点についてちょっと市長にお尋ねしますが、300万人の交流人口、観光客、交流状況だと思うんですけれども、昨年度、いわゆるこの手の人口はいくらで、そして300万人目指すためにどういうアクションというんでしょうかね、これからやろうとするのか。急でありますけれども質問したいと思います。

議長(沼倉利光君) 産業経済部長、千葉雅弘君。

産業経済部長(千葉雅弘君) まず、登米市の観光客の入り込み状況でございますが、26年度につきましては267万人という状況でございます。これに対しまして速報値ですが、27年度は271万人ということで、4万人ほど増加しているという状況にございます。
 これを10年後に300万人に伸ばす手法ということでございますが、本年度シティプロモーション事業を実施することにしてございます。それでシティプロモーション事業を通じまして、登米市の認知度アップを図りながら、さらには本市の自然、さらには食のすばらしさを全国にPRし、交流人口のさらなる増につなげたいというふうに考えてございます。
 さらに、今年度から栗原市、それから岩手県の一関市、平泉町を加えた4市で連携を行うわけでありますが、その中で28年度から観光分野の連携も行っていくということでございますので、それぞれの地域の魅力をつなげながら、広域ルートの開拓など観光客の取り込みにつなげていきたいと考えてございます。
 さらに、三陸縦貫道三滝堂インターチェンジ脇に、道の駅三滝堂を整備するわけなんですが、その三滝堂への入り込み客数の増、それらも施設整備によって図っていきたいということで、それらを総合的につなげまして300万人の入り込み客数につなげていきたいと考えてございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) 今、部長答弁で観光客、最初は267万人、そして最後に入れ込み客約270万人。入れ込み観光客、入れ込み数、観光客ということ、多分こうなのかなと。入れ込みというのは・・・まず観光客ね。観光客は、多分よそから来た人だと思うんです。そして入れ込みというのは、この辺の人たちもどこかの道の駅とか何かで近くで買った人だと思うんですね。
 それで今、担当部長からもお聞きしましたこの267万人を将来300万人に、いろんなイベントとかやりますよということでありますけれども、市長ね、松島、宮城県でいえば仙台市を除いて一番の観光地だと思います。平泉も世界遺産の地域でかなりのお客さんが来ていると思うんですが、あそこのまちで年間どのぐらい来ていると思いますか。知っている方いれば。

議長(沼倉利光君) 産業経済部長、千葉雅弘君。

産業経済部長(千葉雅弘君) 松島の観光客の入り込み数ということでございますが、26年度を見ますと約550万人という状況が見られるようでございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) もう少しこの点について。答弁、入れ込み数がありましたね。私は観光客なんです、観光客。いわゆるお祭りをどんとあげて何十万人来たと、それもいいでしょう。あるいは、いろんなイベントで何十万人来ました、それもいいでしょう。
 しかし、よそから来る。いわゆる県外、市外、本当の観光客の方なんですね。それがこのまちの魅力ではないんですか。同じまちの市内の人がそっちにも行った、こっちにも行った、それもカウントされるような入れ込みは、私は無意味だと思いますよ。
 それで、私の持っている資料、松島は26、27年で大体280から290万人の観光客。それで平泉は通年ベースで200万人、それなんです。
 それで、登米市の持っている交流人口もいいんですけれども、いわゆる新しいお客さんが訪れるこの地域づくりをどうやったらいいのか。私はそこだと思いますよ。交流人口をいくら高めようとしたって、それもいいんですけれども、新しいお客さん確保のためにどうするかだと思うんです。いかがでしょうかね。教育長なり、市長。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) やはり、登米市の魅力を知っていただくためには、まずは足を運んでいただかなければそれを体験していただくことはできないと思いますので、多くの皆さんにまずは足を運んでいただけるような環境をしっかりとつくらなければならないと思っております。

議長(沼倉利光君) 伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) そのためにもね、多くのよそから来る新しいお客さまを受け入れるためにやりましょうということですね。
 それで今年2月、市長の施政方針演説にもこのことを少し詳しく載っています。いいですか、「シティプロモーション推進事業をまずつくります。そして、市内にある文化や歴史など豊富な地域資源を掘り起こし、磨きをかけながら、登米市に行ってみたい。住んでみたい」、これが今年度の政策なんですから。私はこういうことから見ますと、何か市長部局、教育長部局、連携がなっていないんではないかなという第一感しました。
 地域にある文化・歴史も資源なんですよ。それに磨きをかけてシティプロモーションやりますと、ちゃんと言っているんですから、教育長ね。ただ、答弁で「難しいです」、そういうことではないと思うんですね。と私は思うんです。
 向こう10年間、これから布施市長もずっと続くと思いますが、初年度の施政方針、このようにあるんですから。それで私は、新しい資源の掘り起こしということで、日本遺産を考えたわけです。
 最後の一つの救いとして「少し連携をしたい」、このことはありますけれども、これをもっと掘り下げてやっていただきたいと思いますよ、教育長。
 それで6月号のとめ広報、私からいえばヘッドライン、ヘッドニュースですね、ここは。ここに「県境を越える連携で新たなまちづくり」、確かに聞こえはいいです。すばらしいです。それで、最後によくよく見ますと、「観光パンフレットの設置、観光キャラバン、そして婚活事業を実施するということが確認された」、4人の首長がしっかりと握手しています。
 この間、伊勢志摩でG7のサミットが行われました。私から言わせれば、その例をしてG4です。首長たちが実際にこのようにして集まるというのはまずないんです。G4、もっと掘り下げれば、私から言わせればP4ですね。四つの首長がやっている、この懇談会をしている事業が昨年度からやっていて、そして今年から平泉が入りましたね。このいわゆる懇談会ですね、それでこの議題に挙げるテーマをたぶん事務方の方がかなり各部局で吟味をして、国でいえば各省庁ですか、吟味をして議題を挙げたと思うんですけれども、この議題を挙げるまでの少しプロセスをお聞きしたいと思います。担当部長か、市長か。

議長(沼倉利光君) 企画部長、秋山茂幸君。

企画部長(秋山茂幸君) 登米市、栗原市、一関市、平泉町の連携についてでございます。
 まず、昨年の4月に第1回目の首長懇談会を開催してございます。その際には、それぞれのまちの当初予算の内容等も含めながら、それぞれの市の年間の取り組むべき事業等を紹介しながら、その後に首長さん方のフリートークでの懇談会をしてございます。
 そういった中で、各市長さんからさまざまなお話があるわけでございますけれども、それらの中で連携できるものについて整理を事務方のほうで整理をさせていただきまして、そしてその担当部署の課長会議、それからその後に部長会議を経まして、次の首長会議の議題にといいますか、年度の計画をお示ししながらご了解をいただくというふうな、そういったサイクルで動かしているものでございます。
 ただ、連携が始まって今回で、この4月で3回目の首長懇談会ということになりましたので、いささか歴史的にも浅いということもございますし、そういったことから、まずは取り組みやすいと申しますか3町で連携を無理なく図られる、そういったところからスタートしようということで、ただいま取り組んでいるところでございます。
 今後につきましては、さらに進化をさせながらですね、さまざまな取組に発展していければと考えているところでございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) 私も期待しております。
 このような広域連携というのは、非常に大事だろうと思います。議員会も実は3市で懇談会を持っておりますが、なかなか議員は議題がいっぱいありまして懇談に終わっているようでありますが、やっぱりこういうP4の皆さんは、もう百戦錬磨の政治家の方が集まって決めるんですから、その前に事務方が何を議題にして、何を合意していただき、そして発表するか。これ非常に大事だろうと思います。ただ、単なるサロン的なものではなくもっと進化していただくよう、その案として私はこの地域型もいいですし、シリアル型もあるのかなという感じに見ているんです。
 それで、一つだけわからないんですけれども、三つの、一関、栗原、登米市の中に平泉が入ったと。ちょっとそこがわからないんですね。この経過というのを教えていただきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 企画部長、秋山茂幸君。

企画部長(秋山茂幸君) ただいまお話のとおり、当初は登米、一関、栗原と3市でスタートしたところでございます。ただ、そういった中で一関市長のほうから、一関と平泉町では従来から定住自立圏を構成してございまして、さまざまなまちづくりに対して連携しながら実施してきているというふうな、そういったかかわりもございまして、「ぜひ、平泉町さんにも加わっていただきたい」というご提案が一関市長からございまして、平泉町長さんも「参加をしたい」といった意思表示がなされたことによりまして、3市1町の枠組みとなったところでございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) わかりました。
 実は私、少し先走って、「なぜ、平泉が入ったのかな」ということを考えますと、そもそも明治の、今でいう行政改革前は全て伊達藩の領地でありましたね。今でいう行革で廃藩置県なったわけですけれども、そういう盛岡の南部から、先ほど宮城県から登米以北は混ぜられなかった、松島止まりだったということがあったんですけれども、北上舟運、あるいは伊達文化、みんな共通したストーリーがあります。
 それで市長、記憶がまだあると思うんですけれども、2011年鳥取でお祭りがありましたね。日本の祭り。その時、登米市のお祭りが行って、当時、高円宮妃殿下から特別地域大賞もらってきました。市長も当然ご一緒していたと思うんですが、そういう文化財がしっかりここにはあります。
 そして、遥かさかのぼれば松尾芭蕉が仙台から松島に来て、登米(とよま)に1泊して平泉、一関に行きましたね。そういうルートもある。ストーリー性を考えれば、私は十分できるんではないのか。そして何よりも、一関にはすばらしいものがありますね。金色堂、柳之原、あの辺の浄土一帯、すばらしいものがありますね。
 それらを各省庁の皆さん方に出して、いかにクールジャパン、おもしろいこの地域を世界に発信するか、私は絶好のチャンスだと思うんです。真新しいものをすれば大変かと思いますよ。しかし、やった限りは必ず成果が出ると思います。私はそんなことを思っているんですね、教育長。今の私の意見に対して、教育長、何かいただきたいと思うんですけれどもね。「いやいや、もっとあるんだ」というのならいいですよ。
 いわゆる地域資源というのは、つくられたもの、あるものに磨きかけるということ、ちゃんとあるんですから。これらをもっともっと掘り下げて、指定になっているからいい、国の指定になっているから、県の指定になっているからいい。そうではないです。
 私は水かぶり、これから30年度、世界ユネスコ文化遺産に認定されればこの地域が、日本の七つですか、来訪神神社七つ、すごく価値が上がり、もう新しいお客さんがどんどん増え、「ああ、すばらしいな」「すごい歴史があるんだな」「よくぞこれまで守ってきた」「これからも今まで以上に守らなければない」と共通認識になりますので、そういう点から見ればね、私は教育長、少し研究をしてみたいということでありますけれども、もっと今あるものに、何に重点にするかというものを少し考えていただきたいと思います。ご意見いただきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育長、佐藤信男君。

教育長(佐藤信男君) やはり、登米市にはすぐれた文化財がたくさんございます。
 そして、それ一つ一つについては非常にみんな大事にし、そしてそれを守ってきているという事実がございます。ただ、ここにも挙げましたとおり、かなり専門的な知識を要し、それをどうつなげていくかという部分では、まだまだ私たちにとっては十分なデータも不足している部分もありますし、今後十分に調査して、そしてそれをまとめていくという作業が必要になってきますので、その辺のところご理解いただければと思います。

議長(沼倉利光君) 伊藤 栄君。

13番(伊藤 栄君) ただいまの教育長の答弁に、私も期待をします。今回、初めての提案でありますので。時間、少しありますがこの辺でやめようと思います。
 最後に、この登米市の新しい価値というんでしょうかね、バリューというんでしょうか。それを見出して、この登米市民が誇れるようなまちづくりをしていただきたいと思います。
 それが登米市の掲げた第二次総合計画、私は原点だと思いますね。そう思っておりますのでどうぞ前向きに、大変かと思いますけれども我々もしっかりと応援をしたいと思います。
 以上で終わりたいと思います。もし、答弁あればいただきたいと思います。

議長(沼倉利光君) ありますか。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) ご指摘をいただいた点しっかりと踏まえながら、また先ほどもご質問をいただきました栗原、一関、平泉と、要するに水沢圏としての一体としたその地域性というものも当然ございますので、そういった部分も十二分に踏まえながら、しっかりと魅力を発揮できるような取組につなげてまいりたいと考えております。

議長(沼倉利光君) これで13番、伊藤 栄君の一般質問を終わります。
 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長します。
 次に1番、熊谷和弘君の質問を許します。1番、熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) 1番、熊谷和弘でございます。本日最後であります。3件について質問をさせていただきます。
 初めに、「自殺対策の強化」について伺います。
 全国の自殺者数は、1998年から14年連続で3万人を超えておりました。それが2006年成立の自殺対策基本法で「自殺は防げる」との理解が広がり、対策の進展で2010年から減少に転じ、昨年は18年ぶりに2万5,000人を下回っております。
 しかしながら、15歳から34歳の死因の第1位に自殺があげられるのは、先進7カ国では日本のみであり、また19歳以下の自殺者についても微増傾向にあります。このように非常事態であることに変わりはありません。さらに、自殺未遂者についても自殺者の10倍以上との推計報告があります。
 また、2012年1月に行われた「自殺対策に関する意識調査」によると、国民の20人に1人が最近1年間で自殺を考えたことがあると回答しており、今や自殺の問題は一部の人や地域の問題ではなく、国民の誰もが当事者になり得る重大な問題と位置づけられております。
 このことを受け、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」を目的に、改正自殺対策基本法が今年4月から施行されました。必要になるのは、生きることの包括的な支援であります。同法では、これまで国だけに求められていた自殺対策の計画づくりを都道府県や市町村にも義務づけております。
 内容としては、いじめ自殺などにも対応するため、子どもや教員に対する学校での啓発や相談の体制を整備し、研修の機会を設けることも盛り込まれております。計画づくりで重要なことは、地域における自殺の傾向性を把握した上で、実情に応じて策定することであります。
 市長に、次の3点について見解をお伺いします。
 ①、本市としての計画策定は、どのようなスケジュールで行う予定でしょうか。
 ②、どのようなことを重点に計画を策定する考えでしょうか。
 ③、貧困、いじめ、過労、介護疲れなど背景にある深刻な社会問題に向き合うことなくして自殺対策は進まないと考えます。
 本市として自殺を防止するために、まずはどのようなことに力を入れ、また、どのような取組を実施する考えでしょうか。
 次に、「B型肝炎ワクチンの定期接種開始」について伺います。
 B型肝炎は、ウイルス性肝炎の一つであり、日本でもC型肝炎に次いで多い肝炎であります。B型肝炎ウイルスは、ほかの肝炎ウイルスよりも血液中のウイルス量が多く、感染しやすいと言われております。
 そして将来的に恐ろしいのが、ウイルスに感染した後に体外へ排除されずに、ウイルスが肝臓に住みつく状態。いわゆる「キャリア」と呼ばれる状態になることであります。
 キャリアとなっても症状はほとんどなく、検査をしなければ感染しているかどうかわかりません。また、子どもは大人に比べてキャリアとなりやすいことがわかっております。
 現在、このB型肝炎ウイルスに感染している人の数は、全世界で約3億5,000万人とも言われており、そのほとんどが持続的に感染している、いわゆるキャリアと呼ばれる状態であります。また、その中で、年間約50万から70万人がB型肝炎に起因する疾病、肝硬変や肝がんなどで死亡していると推定されております。大人になってB型肝炎ウイルスによる肝硬変や肝がんで苦しんでおられる方たちの多くは、子どもの時、それも3歳までに感染したためだとも言われております。
 日本では近年、母子感染によるキャリアは減少しておりますが、一方で問題視されているのは、父子感染などの家庭内感染や保育園などでの子ども同士による水平感染であります。これらは感染経路がわからない場合も多く、より一層予防接種による予防の重要性が増しております。
 特に、乳幼児期は唾液や汗、涙などの体液を介して感染する機会も少なくありません。これを受けて今年2月5日に開催された厚生労働省の専門部会は、今年10月からのB型肝炎ワクチンの定期接種化を了承しております。
 定期接種時における対象者は、「今年4月以降に出生した人で、接種時期は生後1歳に至るまでで、この期間内に3回の接種を完了すること」となっております。本市においても、この要綱で実施されると伺っております。また、接種は無料とのことであります。
 しかしながら、問題は先ほど申し上げたとおり、大人になってB型肝炎ウイルスによる肝硬変や肝がんで苦しんでおられる方たちの多くは、子どもの時、それも3歳までに感染したためだとも言われていることであります。
 これに関しては、平成23年の厚生労働省専門部会小委員会報告書の中でも、「感染者が1歳未満の場合90パーセント、1歳から4歳の場合は20パーセントから50パーセントで、持続感染常態(キャリア)に移行する」との報告がなされており、ここからも1歳児以上の乳幼児に関しましてもB型肝炎ウイルスに感染し、キャリアとなるリスクは決して低いものではなく、接種の重要性を感じております。
 このことから、本市においては、定期接種の対象から漏れてしまう1歳児以上の乳幼児についても公費負担での接種機会を与えるべきと考えます。3歳児までの助成であれば、最長でも1歳児が4歳を迎えるまでの3年間の時限的な事業となります。本市の任意助成事業として接種を推進すべきと考えますが、市長の見解をお伺いします。
 次に、「高齢者ボランティアポイント制度導入」について伺います。
 この件は、2年前の第3回定例会で質問をさせていただいております。市長からは、「今後、市内のボランティア活動の状況などを踏まえながら、本市としてどのような取組ができるか検討してまいりたい」との答弁をいただいております。
 さて、先日ボランティア活動に携わっている方々に話を伺ったところ本市の現状について、「ボランティアの高齢化が依然として進んでおり、後継者がなかなか育たない状況である」とのことでした。
 さらに、「より多くの方に携わっていただくために、ぜひとも高齢者ボランティアポイント制度を導入していただきたい」との話をいただいておりますので、最度質問をさせていただきます。
 高齢化が急速に進展する中、いわゆる団塊の世代が75歳以上となる2025年を見据え、高齢者が安心して暮らせる地域社会をつくり上げていくことが極めて重要な課題となっております。
 一方、元気な高齢者については、要介護にならないための「生きがいづくり」や「社会参加促進施策」など、介護予防につながる諸施策を展開する必要があります。
 現在、高齢者が地域でボランティア活動に従事することによって、高齢者の社会参加や地域貢献を促すとともに、高齢者自身の介護予防につながるとして大いに期待されることから導入され、取り組まれているのが高齢者のボランティアポイント制度であります。
 具体的には、65歳以上の高齢者の介護支援ボランティアが地域のサロン、会食会、外出の補助、介護施設などでボランティア活動を行った場合に、自治体からポイントを付与するもので、たまったポイントに応じて商品との交換や換金のほか、介護保険料の支払いに充て保険料の軽減に利用できる自治体もあります。現在、全国でこの制度を導入する自治体が増えております。
 本市は平均寿命も県平均を下回っており、健康寿命も県内で下位となっております。このような状況を踏まえ、本市においてもこの制度の導入を提案するものであります。市長の見解をお伺いいたします。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) それでは1番、熊谷和弘議員のご質問にお答えいたします。
 「自殺対策の強化」について、3点のご質問がありました。
 初めに、1点目の「本市としての計画策定は、どのようなスケジュールで行う予定でしょうか」についてでありますが、国では、平成18年6月に自殺対策のより総合的かつ効果的な推進を図るため、自殺対策基本法が議員立法により制限され、さらに平成19年6月には推進すべき自殺対策の指針となる「自殺総合対策大綱」が閣議決定されており、現在それらを踏まえた総合的な自殺対策が進められております。
 本市では、人口10万人当たりの年間自殺者数の割合を示す自殺死亡率が平成18年に県内最高の36.6となりましたが、平成20年をピークに減少傾向に転じております。平成26年は23.3まで減少したものの、いまだ全国平均の19.5よりも高く推移しております。性別では、男性が7割強を占め、年齢別では50代、60代の中高年層が4割強を占めている現状であります。
 本年4月に改正された国の自殺対策基本法では、市町村に対し市町村自殺対策計画の策定を義務づけられましたが、本市におきましては、平成20年6月に関係機関等で組織する「登米市自殺予防対策連絡協議会」を設置し、翌平成21年3月に「登米市自殺予防対策行動計画」を策定しております。
 さらに、本年3月には本行動計画の第二期計画を策定し、現在この計画に基づき事業を推進しているところであります。
 次に、2点目の「計画策定の重点」及び3点目の「どのようなことに力を入れ、また、どのような取組を実施する考えか」についてお答えいたします。
 自殺は追い込まれた結果の死であり、防ぐことができる社会的な問題で、周囲の市民一人一人が自殺のサインに気づき予防につなげていくことが大切であります。
 登米市自殺予防対策行動計画では、「人と人とがつながり、市民一人ひとりが安心して自分の思いを語り、相手の思いが聴けるまち」を目指して、「継続的な実態の把握」、「SOSに気づき地域で見守ることができるような人材の育成」、「相談窓口の充実と支援のネットワークの構築」の3点を重点項目とし、事業の推進を図っております。
 具体的な取組といたしましましては、地域で傾聴活動広げてもらうため心の元気サポーター養成講座を実施し、地域の人材育成を図り、その方々を中心として現在市内では6グループが傾聴の自主活動を行っております。また、相談窓口の充実を図るため、総合支所や市民病院において心の相談や心の元気相談室を開催するとともに、乳児健診時には子育て不安の解消のため臨床心理士を配置し、市民の不安の軽減に努めております。
 一方、若年者の自殺者数は少ないものの周囲に与える影響は大きく、特に思春期は精神的に不安定になりやすい時期であることから、中学生・高校生を対象に、命と心を大切にしてもらうよう自己肯定感の醸成を基本にした講座を開催するなど、予防的な取組を進めております。
 今後も関係機関と連携を図り、自殺予防対策を推進してまいります。
 次に、「B型肝炎ワクチンの定期接種開始」についてお答えいたします。
 B型肝炎ワクチンは、B型肝炎ウイルスの感染予防を目的としたワクチンであり、急性肝炎や肝硬変、肝がんを予防する効果があるとされております。
 これまでB型肝炎ワクチンは、母子感染や医療従事者などのハイリスクの方を接種対象者としてきましたが、平成24年に国の審議機関である厚生科学審議会によって取りまとめられた予防接種制度の見直しについての第二次提言で、「広く接種を促進していくことが望ましい」とされ、その後のさらなる検討の結果、今年10月から定期接種化される予定であります。
 ワクチン接種につきましては、標準的には生後2カ月から開始し、3回の接種を行い、対象年齢は1歳までとなります。
 「1歳児以上の乳幼児についても公費負担での接種機会を与えるべき」とのご提案でありますが、母子感染以外の家族間などでの水平感染の年齢別リスクが明らかでないこと、キャリア化を防ぐ観点で1歳以降の接種ではその効果が低くなることなどから、対象者を拡大することに関しましては、今後の国の審議会における検証結果等を注視してまいりたいと存じます。
 次に、「高齢者ボランティアポイント制度の導入」についてお答えいたします。
 高齢者の介護ボランティアポイント制度は、平成19年に東京都稲城市が全国で初めて実施し、その後、都市部を中心に取組事例が増加しております。
 県内の自治体では平成26年から塩竈市が実施しており、その内容は、指定されている介護保険施設や市などが実施する健康教室や料理教室などに、65歳以上の方がボランティアとして参加し、お茶出しや配膳、移動補助、話し相手などをした場合にポイントを付与し、年間最大2万円に換金できるというものであります。
 高齢者の方がボランティア活動を通じて地域貢献や社会活動に参加することは、高齢者自身の生きがいにつながり、健康維持や介護予防への効果があるとともに、健康寿命の延伸にもつながると言われております。
 本市のボランティアの状況につきましては、登米市ボランティア協会に登録している方の人数は、平成26年度は個人が672名、団体が78団体、会員数3,070名であったのが、平成27年度が個人648名、団体が72団体、会員数3,048名、本年度が個人564名、団体が50団体、会員数3,020名と減少傾向にあります。
 登録者の多くが60歳以上となっており、その活動といたしましては、配食サービスや地域で行われる行事など、さまざまな場面でご活躍をいただいております。また、ボランティア活動をしていただく方はボランティア協会に登録されている方だけではなく、道路や公園の清掃活動、子どもの見守など、さまざまな形態のボランティア活動がなされており、年代も小中学生から高齢者まで幅広く、多様化してきていると認識しております。
 こうした状況を踏まえ、高齢者ボランティアポイント制度について、高齢者のボランティアの方が支援の必要な高齢者にサービスを提供するという視点で、その対象となるボランティア活動の内容、ポイント付与手法や管理方法などを検討してまいりました。
 ボランティア活動は、活動する方のやりがいや生きがいにつながるなど大きなメリットがある一方、ポイント制度を実施している自治体では、制度の対象としている活動が一部の高齢者支援の活動に限定されており、そのためボランティア同士の不公平感が発生している事例もあります。
 また、ポイントを換金する場合の原資を介護保険の地域支援事業費で賄うこととした場合、財源はボランティア支援と関係のない方を含めた被保険者からの介護保険料や一般財源の負担となることから、介護保険料の増額に影響を及ぼすことも想定されるなど、さまざまな課題になると考えております。
 加えて、ポイントを管理するためのシステムの導入や事務処理のための人員も必要になると想定され、これに伴い相当の管理経費が見込まれるなど、財政面での課題も考えられます。
 本市では、生活支援体制整備事業を本年度から着手し、地域の高齢者を地域が支える体制づくりを進めているところでありますので、この体制づくりの中で財源も含め、高齢者ボランティアポイント制度についてさらに検討してまいりたいと存じます。
 以上、答弁とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) ここで10分間休憩をいたします。
 
          休憩 午後4時04分
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          再開 午後4時13分
 

議長(沼倉利光君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 1番、熊谷和弘君の一般質問を継続します。熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) それでは、再質問をさせていただきます。
 先ほどの答弁では、「自殺死亡率が平成18年に県内最高となり、その後減少傾向にあるものの、いまだ全国平均よりも高く推移している」とのことでありました。その要因はさまざまあると考えますが、やはり一つ一つの取組が市民に十分、注意、周知されていないのではとも思っております。
 そこで、まず初めに伺いますが、登米市、そして登米市自殺予防対策連絡協議会では、登米市相談窓口ガイドを発行しております。それではモニター画面で詳しくごらんいただきたいと思います。
 (議場内のディスプレイに写真①を表示)
 1枚目、これが表紙であります。「あなたがつらいとき、近くにいます」、登米市相談窓口ガイド。
 では、2枚目をお願いいたします。
 (議場内のディスプレイに写真②を表示)
 開きますとちょっと読みづらいかもしれませんけれども、「ひとりで悩まないで、まわりの誰かに相談してみませんか」ということで、登米いのちホッとテレホンのフリーダイヤルですね、これも載っております。
 それでは3枚目をお願いいたします。
 (議場内のディスプレイに写真③を表示)
 次に、登米管内相談機関など一覧ということで、4ページにわたりまして掲載されております。
 それでは最後、4枚目をお願いいたします。
 (議場内のディスプレイに写真④を表示)
 これが裏表紙でありますけれども、「登米市こころの相談、問い合わせ先は市民生活部健康推進課へ」と、このようにございます。
 それでは、ここでお伺いしますけれども、このガイドはどういったところに設置してあり、また市内全部で何カ所ぐらい設置してあるのかをお伺いいたします。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) お答えいたします。
 この関係につきましては、数字はこちらでは持っておりませんけれども、この配布の部分につきましては、協議会に参画していただいた団体の皆さま、そして当然、総合支所の窓口とかそういった関係窓口のほうに配布している状況でございまして、配布数につきましては大変申しわけありませんが、後でこちらで調べて回答させていただきたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) 今、ごらんいただきましたように大変詳しく載ってはおりますが、そのためにかえってわかりづらいのではと感じているところでございます。
 ここで他の自治体の取組を紹介させていただきます。
 今、私が手に持っているのは、長野県佐久市で発行している同じ目的のカードであります。大きさは名刺やカードとほぼ同じで、二つ折りで相談先も大変見やすくなっております。さらに、裏面には総合検索サイトなども載っております。
 佐久市では、自殺対策の先進地であります東京都足立区の取組を参考にさせていただいているとのことでありました。また、このことに力を入れるようになった理由は、佐久市では死亡率が全国平均よりも高く、さらに男性の死亡率も全国に比べて高いことから、男性でも手に取りやすいよう工夫をしているとのことであります。また、設置場所もコンビニやパチンコ店、ネットカフェなど男性が多く来る場所にも設置してあります。
 さて、本市の最近3年間の自殺者の推移を見ますと、昨年は男性13名、女性5名。26年が男性14名、女性5名。25年が男性14名、女性2名でありまして、男性の死亡率が高いという面でも佐久市と同じであります。
 このような状況から、本市としても相談窓口ガイド、これを見直しをして、また、設置場所も見直しを検討すべきと考えますけれども、この点いかがでございましょうか。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 議員ご指摘のとおり窓口相談の充実につきましては、この相談窓口の体制整備、そしてそういったチラシの部分の配布状況にも充実させることは念頭においておりますが、それ以外についてもこの関係機関の方々がネットワークを構築しながら、それぞれの情報共有に基づきまして、相談窓口そのものを充実いたしまして、先ほど議員申し上げましたとおり、ライフステージに合わせた健康の問題とか、経済的な問題の部分の相談窓口をより充実させることが肝要だと思っている次第でございます。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) 次に、実はこの登米市相談窓口ガイドの中に、このようなピンクの紙が入っておりました。これを見ますと「毎月1日は登米「いのちを育む日」」と載っておりますけれども、この毎月1日、登米「いのちを育む日」というのは、市民の皆さんにどの程度周知されているというふうに捉えておりますでしょうか。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) この関係につきましては大変申しわけありませんが、基本的には薄いかなというふうに認識しておりますので、この点も合せてこれから推進してまいりたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) 入っている以上は、ぜひ責任を持ってよろしくお願いをしたいと思います。
 次に、広報とめの健康のページに登米いのちホッとテレホンのお知らせが載っております。これはコピーでございますけれども、ここでございます。
 スペースも文字も非常に小さいと感じております。測ってみたところ4.4センチ×4.4センチということで、しかも字が非常に小さいのでこれでは高齢者の方はなかなか読めないと思いますので、もうちょっと大きくするとか、大事なことですのでこれも見直すべきではないかと思いますけれども、いかがでございましょうか。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 啓発内容の部分の充実については、やっぱり市民の目線に対してそういった配慮については当然、必要と思いますので、関係部局と調整いたしまして配慮させていただきたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) 次ですね、現在、本市として自殺予防対策のためのさまざまな取組が行われておりますけれども、やはり大切なのは周知の向上を図ること。それから関係機関の連携の強化であると考えますし、答弁にもそのようにありましたが、現在、具体的にどのような連携を図っているのか。1例でも結構でございますので、その辺をちょっとご紹介いただければと思います。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 具体的な取組の部分につきましては、先ほどもお話し申し上げましたが市民との協働的な部分もございます。
 その1例といたしましては、見守る地域づくりの推進でございます。これは地域の人材育成の部分には入りますが、現在こころの元気サポーターの養成を行っております。この部分につきましては、議員ご存じのとおり傾聴女子グループの立ち上げでございます。この方々が自主的にグループ活動をいたしまして、それぞれこころの元気サポーターの養成講座を終了いたしまして、各地域においてそれぞれの方々とまじりあいながら、そしてその相談とか、そして一番大事な部分でございますけれども、やはり社会参画するという場面をお一人お一人につくらせるという機運を高めていくことが非常に大事だと思いますので、こういったグループの立ち上げについても今後ますます充実させる必要があるということで、27年度の部分につきましても取り組んでまいりまして、これからも取り組む所存でございます。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) 次に、この取組、自殺者を少なくするという意味での取組でございますけれども、今後の数値目標をお伺いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 今後の数値目標でございますけども、ご承知のとおり第2期の自殺予防行動対策の計画の部分が28年の3月、本年の3月に策定いたしましたが、この中身の部分でご紹介申し上げれば、先ほども紹介いたしました26年度数値では、登米市の分についてはやっぱり全国、宮城県レベルでも若干高い数値、23.3となっておりますが、この部分につきましては、将来的には当然、減少傾向の目標値を定めておりますが、この資料の中にはそういった表記はございませんけども、その数値の捉え方については今後ますます軽減をさせるような取組を踏まえながら、減少させていく方向で検討、数値を目標化していきたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) 今年4月から施行された改正自殺対策基本法の目的は、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」でありますので、やはり近い将来、最終的には交通死亡事故と同じように、「自殺者ゼロを目指すべきである」とこのように考えますけれども、この辺についてはいかがでしょうか。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) ご指摘のとおり、そのような内容については当然、私ども認知しておりますし、これからも関係機関と協力しながら進めてまいりたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) それでは、次に3番目の質問であります「高齢者ボランティアポイント制度導入」について伺います。
 先月24日に県は、県内の高齢者人口と高齢化率を発表しております。それによりますと「人口、そして率ともに5年連続で過去最高となった」とのことであります。
 本市の数字を見ますと、前年の29パーセントから31.1パーセントに増えております。ちなみに、私の住んでいる行政区の高齢化率を計算しましたところ44.4パーセントでありました。
 さて、県長寿社会政策課は「ここ数年、団塊世代とその下の人口の多い世代が65歳以上に達しているため、増加率が高い傾向が続いている」と説明しております。この状況が示すように、これからのボランティアに限らず、地域づくり、そして協働のまちづくりは団塊の世代、そしてその下の高齢者世代の力なくしてなし得ないと思いますが、この点はいかがでしょうか。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。福祉事務所長、加藤 均君。

福祉事務所長(加藤 均君) お話のとおりですね、団塊の世代がだんだん65から67ということで年をとっていくという現状がございます。
 そういった観点で、国のほうで生活支援体制整備事業というものが打ち出されておりまして、新たな高齢者を支援する枠組みづくりということで、平成28年度から当市でも取組を始めたというところでございます。
 以上でございます。

議長(沼倉利光君) 挙手願います。熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) 今、答弁ありましたけれども、この生活支援体制整備事業ですね。これ簡単で結構でございますので内容、もしくは進捗状況など、簡単にで結構でございますのでご説明をいただければと思います。

議長(沼倉利光君) 福祉事務所長、加藤 均君。

福祉事務所長(加藤 均君) これは国の主導で、介護保険事業の中で現在、進めているわけでございます。登米市としましては平成28年度から、先ほど申し上げましたとおり着手をしているという状況でございます。
 内容としましては、高齢者を地域で支え合う体制づくりを推進するというものでございます。
 目標としましては、団塊の世代が75歳以上になる2025年、これが一つの目処というふうにされております。「可能な限り、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるように生活支援介護予防体制の地域内での構築を目指す」という取組でございます。
 現在の進行状況でございますが、平成28年度から着手した段階ということで、地域においてPRをしているような段階でございます。
 以上でございます。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) 次に、「ボランティア活動の本市の現状」について、実際に携わっている方に聞いた内容を紹介させていただきます。
 やはり一番の課題は、ボランティアの後継者不足、そして後継者が育っていないということであります。私の地域でボランティア活動を行っていただいている方の顔ぶれを見ても、70代後半の方もかなりおりますし、また地域でもいろいろな役職についていて、地域貢献をされている方が多いのが現状であります。
 しかしながら、ボランティア活動については限界に近づきつつあると話しておりました。これからのボランティアは広く、そして浅くでもいいですので、多くの市民の方に携わっていただくことが重要であると考えます。
 そのためには、やはりきっかけが必要であると思います。その一つが高齢者ボランティアポイント制度であると考えますが、いかがでしょうか。

議長(沼倉利光君) 福祉事務所長、加藤 均君。

福祉事務所長(加藤 均君) 平成19年に高齢者ボランティア制度ですが、国のほうで介護保険の地域支援事業ということで取り組んでいいというようなことで周知をしているようでございます。
 そういった観点から「効果がある」という国の考え方でございますので、この辺を検討してまいりたいと思います。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) やはりこの目標、そして目的は「地域の高齢者を地域でしっかり支える態勢を構築し、維持し続けることである」と考えますんで、ぜひ目的達成、そして目標の達成のためにしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
 次に、「B型肝炎ワクチンの定期接種開始」について伺います。
 今年10月からの定期接種の対象者が「今年4月以降に出生したもので、接種時期は生後1歳に至るまで」ということに関して、専門の医師の方は評価をしておりますが、「本来は、3歳児までの全ての子どもたちにワクチン接種をすることが理想である」と語っております。
 極端な例はあげますと、今年4月1日に生まれた子どもは接種の対象になりますが、その前日に生まれた3月31日生まれは対象外となります。私も対象外となる子どもの親やおじいさん、おばあさんなど何人かにこのことについて伺いましたが、全員から「3歳児までは対象としていただきたい」とのことでありました。
 私は、本市として子どもの医療に関しては、近隣自治体と比較して、予防にこれまでも力を入れてきていると感じております。やはりその意味からも、1歳児が4歳を迎えるまでの3年間の時限的な任意助成事業で、そういった形で接種すべきと考えますが、もう一度お伺いをいたします。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 確かに議員ご指摘のとおりでございますけれども、1歳以上の乳幼児の関係、接種機会の対象の部分とか、そしてこのワクチンそのものの定期接種の内容でございますけれども、キャリアに移行する割合の部分については議員もご承知のとおり、1歳未満で約90パーセントと高い比率がありますが、それ以降に低くなるということが医学的にも検証されているところでございます。
 こういった中身を総括した上で本市といたしましては、市長答弁にもありましたとおり、「小児科の年齢別の詳細な発症可能性は明らかにされておらず」というふうな厚生労働のほうのコメントでございますので、この部分についても、再度繰り返しますが市長答弁にもあったとおり、国の審議会での検証の部分を注視してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。

議長(沼倉利光君) 熊谷和弘君。

1番(熊谷和弘君) ぜひ、よろしくお願いをいたします。
 以上で終わります。

議長(沼倉利光君) これで1番、熊谷和弘君の一般質問を終わります。
 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれで散会します。
 ご苦労様でした。
 
          散会 午後4時36分
 
 
 上記会議の経過を記載し、その相違ないことを証するためここに署名する。
 
 議会議長  沼 倉 利 光
 
 
 署名議員  伊 藤   栄
 
 
 署名議員  浅 田   修

<発言者>

 

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