•   0  (日程・名簿)
  •   1  議長(沼倉利光)
  •   2  12番(佐藤尚哉)
  •   3  議長(沼倉利光)
  •   4  市長(布施孝尚)
  •   5  議長(沼倉利光)
  •   6  12番(佐藤尚哉)
  •   7  議長(沼倉利光)
  •   8  福祉事務所長(加藤均)
  •   9  議長(沼倉利光)
  •  10  12番(佐藤尚哉)
  •  11  議長(沼倉利光)
  •  12  福祉事務所長(加藤均)
  •  13  議長(沼倉利光)
  •  14  12番(佐藤尚哉)
  •  15  議長(沼倉利光)
  •  16  市民生活部長(新井誠志)
  •  17  議長(沼倉利光)
  •  18  12番(佐藤尚哉)
  •  19  議長(沼倉利光)
  •  20  教育部長(志賀尚)
  •  21  議長(沼倉利光)
  •  22  12番(佐藤尚哉)
  •  23  議長(沼倉利光)
  •  24  教育部長(志賀尚)
  •  25  議長(沼倉利光)
  •  26  12番(佐藤尚哉)
  •  27  議長(沼倉利光)
  •  28  市民生活部長(新井誠志)
  •  29  議長(沼倉利光)
  •  30  12番(佐藤尚哉)
  •  31  12番(佐藤尚哉)
  •  32  議長(沼倉利光)
  •  33  市民生活部長(新井誠志)
  •  34  議長(沼倉利光)
  •  35  12番(佐藤尚哉)
  •  36  議長(沼倉利光)
  •  37  市民生活部長(新井誠志)
  •  38  議長(沼倉利光)
  •  39  12番(佐藤尚哉)
  •  40  議長(沼倉利光)
  •  41  市民生活部長(新井誠志)
  •  42  議長(沼倉利光)
  •  43  12番(佐藤尚哉)
  •  44  議長(沼倉利光)
  •  45  福祉事務所長(加藤均)
  •  46  議長(沼倉利光)
  •  47  12番(佐藤尚哉)
  •  48  議長(沼倉利光)
  •  49  福祉事務所長(加藤均)
  •  50  議長(沼倉利光)
  •  51  12番(佐藤尚哉)
  •  52  議長(沼倉利光)
  •  53  福祉事務所長(加藤均)
  •  54  議長(沼倉利光)
  •  55  12番(佐藤尚哉)
  •  56  議長(沼倉利光)
  •  57  総務部長(千葉博行)
  •  58  議長(沼倉利光)
  •  59  12番(佐藤尚哉)
  •  60  議長(沼倉利光)
  •  61  総務部長(千葉博行)
  •  62  議長(沼倉利光)
  •  63  12番(佐藤尚哉)
  •  64  議長(沼倉利光)
  •  65  総務部長(千葉博行)
  •  66  議長(沼倉利光)
  •  67  12番(佐藤尚哉)
  •  68  議長(沼倉利光)
  •  69  総務部長(千葉博行)
  •  70  議長(沼倉利光)
  •  71  12番(佐藤尚哉)
  •  72  議長(沼倉利光)
  •  73  総務部長(千葉博行)
  •  74  議長(沼倉利光)
  •  75  12番(佐藤尚哉)
  •  76  議長(沼倉利光)
  •  77  総務部長(千葉博行)
  •  78  議長(沼倉利光)
  •  79  12番(佐藤尚哉)
  •  80  議長(沼倉利光)
  •  81  4番(氏家英人)
  •  82  議長(沼倉利光)
  •  83  市長(布施孝尚)
  •  84  議長(沼倉利光)
  •  85  議長(沼倉利光)
  •  86  教育長(佐藤信男)
  •  87  議長(沼倉利光)
  •  88  4番(氏家英人)
  •  89  議長(沼倉利光)
  •  90  市長(布施孝尚)
  •  91  議長(沼倉利光)
  •  92  4番(氏家英人)
  •  93  議長(沼倉利光)
  •  94  市民生活部長(新井誠志)
  •  95  議長(沼倉利光)
  •  96  4番(氏家英人)
  •  97  議長(沼倉利光)
  •  98  教育部長(志賀尚)
  •  99  議長(沼倉利光)
  • 100  4番(氏家英人)
  • 101  議長(沼倉利光)
  • 102  教育部長(志賀尚)
  • 103  議長(沼倉利光)
  • 104  4番(氏家英人)
  • 105  議長(沼倉利光)
  • 106  市長(布施孝尚)
  • 107  議長(沼倉利光)
  • 108  4番(氏家英人)
  • 109  議長(沼倉利光)
  • 110  教育部長(志賀尚)
  • 111  議長(沼倉利光)
  • 112  4番(氏家英人)
  • 113  議長(沼倉利光)
  • 114  副市長(栗山健作)
  • 115  議長(沼倉利光)
  • 116  4番(氏家英人)
  • 117  議長(沼倉利光)
  • 118  教育長(佐藤信男)
  • 119  議長(沼倉利光)
  • 120  8番(伊藤吉浩)
  • 121  議長(沼倉利光)
  • 122  市長(布施孝尚)
  • 123  議長(沼倉利光)
  • 124  教育長(佐藤信男)
  • 125  議長(沼倉利光)
  • 126  議長(沼倉利光)
  • 127  8番(伊藤吉浩)
  • 128  議長(沼倉利光)
  • 129  教育部長(志賀尚)
  • 130  議長(沼倉利光)
  • 131  8番(伊藤吉浩)
  • 132  議長(沼倉利光)
  • 133  教育部長(志賀尚)
  • 134  議長(沼倉利光)
  • 135  8番(伊藤吉浩)
  • 136  議長(沼倉利光)
  • 137  教育部長(志賀尚)
  • 138  議長(沼倉利光)
  • 139  8番(伊藤吉浩)
  • 140  議長(沼倉利光)
  • 141  教育部長(志賀尚)
  • 142  議長(沼倉利光)
  • 143  8番(伊藤吉浩)
  • 144  議長(沼倉利光)
  • 145  教育部長(志賀尚)
  • 146  議長(沼倉利光)
  • 147  8番(伊藤吉浩)
  • 148  議長(沼倉利光)
  • 149  教育部長(志賀尚)
  • 150  議長(沼倉利光)
  • 151  8番(伊藤吉浩)
  • 152  議長(沼倉利光)
  • 153  教育部長(志賀尚)
  • 154  議長(沼倉利光)
  • 155  8番(伊藤吉浩)
  • 156  議長(沼倉利光)
  • 157  教育部長(志賀尚)
  • 158  議長(沼倉利光)
  • 159  8番(伊藤吉浩)
  • 160  議長(沼倉利光)
  • 161  教育部長(志賀尚)
  • 162  議長(沼倉利光)
  • 163  8番(伊藤吉浩)
  • 164  議長(沼倉利光)
  • 165  教育部長(志賀尚)
  • 166  議長(沼倉利光)
  • 167  8番(伊藤吉浩)
  • 168  議長(沼倉利光)
  • 169  教育部長(志賀尚)
  • 170  議長(沼倉利光)
  • 171  8番(伊藤吉浩)
  • 172  議長(沼倉利光)
  • 173  教育部長(志賀尚)
  • 174  議長(沼倉利光)
  • 175  8番(伊藤吉浩)
  • 176  議長(沼倉利光)
  • 177  教育部長(志賀尚)
  • 178  議長(沼倉利光)
  • 179  8番(伊藤吉浩)
  • 180  議長(沼倉利光)
  • 181  総務部長(千葉博行)
  • 182  議長(沼倉利光)
  • 183  8番(伊藤吉浩)
  • 184  議長(沼倉利光)
  • 185  教育長(佐藤信男)
  • 186  議長(沼倉利光)
  • 187  8番(伊藤吉浩)
  • 188  議長(沼倉利光)
  • 189  福祉事務所長(加藤均)
  • 190  議長(沼倉利光)
  • 191  8番(伊藤吉浩)
  • 192  議長(沼倉利光)
  • 193  市長(布施孝尚)
  • 194  議長(沼倉利光)
  • 195  8番(伊藤吉浩)
  • 196  議長(沼倉利光)
  • 197  20番(熊谷憲雄)
  • 198  議長(沼倉利光)
  • 199  市長(布施孝尚)
  • 200  議長(沼倉利光)
  • 201  20番(熊谷憲雄)
  • 202  議長(沼倉利光)
  • 203  建設部長(中津川源正)
  • 204  議長(沼倉利光)
  • 205  20番(熊谷憲雄)
  • 206  議長(沼倉利光)
  • 207  副市長(栗山健作)
  • 208  議長(沼倉利光)
  • 209  20番(熊谷憲雄)
  • 210  議長(沼倉利光)
  • 211  議長(沼倉利光)
  • 212  20番(熊谷憲雄)
  • 213  議長(沼倉利光)
  • 214  総務部長(千葉博行)
  • 215  議長(沼倉利光)
  • 216  20番(熊谷憲雄)
  • 217  議長(沼倉利光)
  • 218  市長(布施孝尚)
  • 219  議長(沼倉利光)
  • 220  20番(熊谷憲雄)
  • 221  議長(沼倉利光)
  • 222  総務部長(千葉博行)
  • 223  議長(沼倉利光)
  • 224  20番(熊谷憲雄)
  • 225  議長(沼倉利光)
  • 226  20番(熊谷憲雄)
  • 227  議長(沼倉利光)
  • 228  市長(布施孝尚)
  • 229  議長(沼倉利光)
  • 230  20番(熊谷憲雄)
  • 231  議長(沼倉利光)
  • 232  議長(沼倉利光)
  • 233  市長(布施孝尚)
  • 234  議長(沼倉利光)
  • 235  市長(布施孝尚)
  • 236  議長(沼倉利光)
  • 237  市民生活部長(新井誠志)
  • 238  議長(沼倉利光)
  • 239  15番(佐藤恵喜)
  • 240  議長(沼倉利光)
  • 241  総務部長(千葉博行)
  • 242  議長(沼倉利光)
  • 243  15番(佐藤恵喜)
  • 244  議長(沼倉利光)
  • 245  総務部長(千葉博行)
  • 246  議長(沼倉利光)
  • 247  15番(佐藤恵喜)
  • 248  議長(沼倉利光)
  • 249  総務部長(千葉博行)
  • 250  議長(沼倉利光)
  • 251  19番(相澤吉悦)
  • 252  議長(沼倉利光)
  • 253  総務部長(千葉博行)
  • 254  議長(沼倉利光)
  • 255  19番(相澤吉悦)
  • 256  議長(沼倉利光)
  • 257  総務部長(千葉博行)
  • 258  議長(沼倉利光)
  • 259  議長(沼倉利光)
  • 260  総務部長(千葉博行)
  • 261  議長(沼倉利光)
  • 262  6番(浅野敬)
  • 263  議長(沼倉利光)
  • 264  6番(浅野敬)
  • 265  議長(沼倉利光)
  • 266  市民生活部長(新井誠志)
  • 267  議長(沼倉利光)
  • 268  議長(沼倉利光)
  • 269  議長(沼倉利光)
  • 270  議長(沼倉利光)
  • 271  議長(沼倉利光)
  • 272  議長(沼倉利光)
  • 273  議長(沼倉利光)
  • 274  議長(沼倉利光)
      平成28年登米市議会 定 例 会 6月定期議会 会議録(第3号)
 平成28年6月13日(月曜日)
1.出席議員(25名)
   1番 熊 谷 和 弘 君       2番 日 下   俊 君
   3番 佐々木 幸 一 君       4番 氏 家 英 人 君
   5番 工 藤 淳 子 君       6番 浅 野   敬 君
   7番 關     孝 君       8番 伊 藤 吉 浩 君
   9番 中 澤   宏 君      10番 佐々木   一 君
  11番 及 川 昌 憲 君      12番 佐 藤 尚 哉 君
  13番 伊 藤   栄 君      14番 浅 田   修 君
  15番 佐 藤 恵 喜 君      16番 田 口 久 義 君
  17番 田 口 政 信 君      19番 相 澤 吉 悦 君
  20番 熊 谷 憲 雄 君      21番 及 川 長太郎 君
  22番 庄 子 喜 一 君      23番 二階堂 一 男 君
  24番 八 木 しみ子 君      25番 岩 淵 正 宏 君
  議 長 沼 倉 利 光 君
1.欠席議員(なし)
1.遅刻議員(2名)
  19番 相 澤 吉 悦 君      25番 岩 淵 正 宏 君
1.早退議員(なし)
1.中座議員(なし)
1.説明のため出席した者の氏名
  市     長   布 施 孝 尚 君   副  市  長   藤 井 敏 和 君
  副  市  長   栗 山 健 作 君   総 務 部 長   千 葉 博 行 君
  企 画 部 長   秋 山 茂 幸 君   市民生活部長    新 井 誠 志 君
  産業経済部長    千 葉 雅 弘 君   建 設 部 長   中津川 源 正 君
  市長公室長     佐 藤 裕 之 君   財 政 課 長   千 葉   清 君
  福祉事務所長    加 藤   均 君   環境事業所長    千 葉 祐 宏 君
  危機管理監     星   茂 喜 君   会計管理者     中 澤 和 志 君
  教  育  長   佐 藤 信 男 君   教育部長      志 賀   尚 君
  病院事業管理者
  職務代理者     松 本   宏 君   医療局次長     大 森 國 弘 君
  農業委員会事務局長 菅 原 貞 治 君   水道事業所長    佐 藤 和 哉 君
  消  防  長   鈴 木 軍 雄 君   監査委員事務局長  遠 藤   仁 君
1.事務局出席職員氏名
  議会事務局長    佐々木 義 文 君   議会事務局次長   田 辺 賢 一 君
  議会事務局主幹兼              議会事務局
  議事・調査係長   後 藤 光 彦 君   議事・調査係主査  浅 井 顕 裕 君
  議会事務局                 議会事務局
  議事・調査係主査  庄 司 美 香 君	議事・調査係主査  主 藤 貴 宏 君
  議会事務局
  議事・調査係主査  三 浦 正 弘 君		
1.本日の会議に付した事件
第1 会議録署名議員の指名
第2 一般質問
第3 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
第4 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
第5 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

          開会 午前10時00分
議長(沼倉利光君) おはようございます。
 ただいまから6月定期議会3日目の会議を開きます。
 19番、相澤吉悦君、25番、岩淵正宏君から遅参の届け出があります。
 病院事業管理者職務代理者から診療のため、欠席の届け出があります。
 日程に入る前に、市長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。
 午後ですか、失礼しました。午後だそうでございます。
 もとい、本日の議事日程は、お手元に配布のとおりです。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第90条の規定により、17番、田口政信君、20番、熊谷憲雄君を指名します。
 日程第2、十日に引き続き一般質問を行います。
 通告の順序に質問を許可します。12番、佐藤尚哉君の質問を許します。12番、佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) おはようございます。12番、佐藤尚哉です。
 私は、4件について一般質問を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めは、「子どもの貧困対策」についてお伺いします。
 子どもの貧困対策大綱では、実は地方自治体でも子どもの貧困対策についての検討の場を設けるように、また、子どもの貧困対策についての計画を策定するように求められております。しかし、国が数値目標を持っていないことから、自治体でも計画と課題については持っていないところが多くなっております。今回の質問では、地域で子どもの貧困ネットワークをつくることについての支援、援助をする考えはないかという質問となります。よろしくお願いします。
 次は、「健康長寿の取組」のほんの一部についてお伺いします。
 これは、介護保険の要支援をなくしまして、保険から地域やボランティアで支える取組のことであります。それが「高齢者を地域で支える仕組みづくり」であります。だから、この内容とその進捗の状況についてお伺いするものでございます。
 次は、「納税貯蓄組合」について伺います。
 市民からの問い合わせがありまして、納税貯蓄組合なものですから、しっかりした考え方をしなければということで、この役割と、また今後の方向性についてお伺いするものでございます。
 最後は、「職員の接遇」についてお伺いします。
 私は、別に挨拶は適当でもいいと思っておりますけれども、しかし市民の皆さんから問い合わせがありまして、「挨拶をしても返ってこない」、こういうことでございまして質問させていただきます。
 私に関しては、今日もですけれども、挨拶もまあまあ返していただいておりましたし、いろんな行政サービスも親身になって対応していただいている職員もいる中で、笑顔で挨拶すると気持ちがいいのに、挨拶をしても挨拶を返してくれない一部の職員がいたとしたらどうするのか。また、全体としても笑顔で挨拶するという職員が少ないように感じまして、このままでよいのかということでお伺いいたします。
 どうぞよろしくお願いいたします。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 皆さん、おはようございます。
 それでは12番、佐藤尚哉議員のご質問にお答えさせていただきます。
    初めに、「子どもの貧困対策」についてでありますが、「地域で子どもの貧困ネットワークをつくることについて、援助する考えはないか」とのご質問でございました。
 本市の子どもの貧困対策といたしましては、親の経済的な自立を促すことが重要であるとの認識の下、就学援助費の支給による教育支援、家庭児童相談などによります生活支援、就職に有利な資格を取得される方への高等職業訓練促進給付金等事業や保育所、児童クラブの優先利用による保護者就労支援、児童扶養手当の支給や保育料軽減、医療費助成などの経済支援を実施しております。
 こうした支援の実効性を高めていくためには、社会福祉協議会等が実施いたしますフードバンクなどの取組を含め、少子化対策の視点の中で教育、福祉、労働等のさまざまな分野の関係者が連携、協力し合い、横断的に取り組むためのネットワークをつくり、切れ目のない効果的な支援を行っていくことが重要であると認識しております。
 今後も市内のこういった実態調査につきまして、調査・分析を行い、本市の実情にあわせ総合的に子どもの貧困対策に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、「健康長寿の取組」についてお答えいたします。
 「高齢者を地域で支える仕組みづくりの内容と進捗状況」についてでありますが、ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯が増加してきている中で、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して生活していくためには、地域内での見守りや家の周りの手入れ、また買い物支援など、地域における相互支援を行っていくことが重要であると考えております。
 この地域の支え合いは、とりわけ地域内の元気な高齢者の方にその支援を担っていただくことにより、支援する高齢者の方自身の生きがいづくりにもつながるとともに、介護予防の効果も期待できると考えております。
 このようなことから、国では高齢者を地域で支え合う体制づくりを推進しており、本市におきましてはその取組として、本年度から生活支援体制整備事業に着手したところであります。
 この事業は、団塊の世代が75歳以上になる2025年を目途に、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるように、生活支援・介護予防体制の構築を目指すものであり、地域の自主性や主体性の中で地域の特性に応じてつくり上げるものとされております。
 具体的には、高齢者の在宅生活を支えるため、ボランティア、NPO、社会福祉法人など、さまざまな事業主体による生活支援・介護予防体制の構築を図ろうとするものであります。
 本市では、日常生活圏域ごとに取組を推進するための生活支援コーディネーターの設置や方針の策定、情報を共有するための協議体を設置し、地域の実業にあった高齢者支援の内容や提供方法、支援の担い手となります市民ボランティアの確保等について、地域の皆さまと話し合いを進める計画であります。
 これまでの進捗状況といたしましては、生活支援コーディネーターの設置や各圏域への協議体の設置が完了し、今後は地域の皆さまや関係団体に対し、事業の趣旨説明や啓発活動を行いながら具体的な取組に着手いたします。
    この生活支援体制整備事業は、将来に向けて高齢者を支える大きな枠組みをつくる取組であることから、長期的な視点に立ち地域の皆さまのご意見を伺いながら、しっかりとした体制づくりを進めてまいります。
 次に、「納税貯蓄組合」についてお答えいたします。
 納税貯蓄組合は、昭和26年に議員立法により成立・制定された納税貯蓄組合法により、納税資金の準備と円滑な納税を目的とする任意の団体として設立されております。
    本市では、合併以前からの旧町連合会を継承し、構成する単位納税貯蓄組合長を中心に、納税意識の高揚と納期内納付等に貢献していただいているところであります。
    近年、単位納税貯蓄組合では、加入者が減少するなどの理由により、合併時の559組合から平成27年度には500組合までに減少しており、今後も減少していくものと予想されるところであります。
    平成26年度に納税貯蓄組合が取り扱った市税の金額は37億2,300万円であり、市全体の取扱金額の51.9%を占めております。また、納期内収納率につきましては、92.5%であり、納税組合以外の納期内収納率82.9%と比較しますと高い納期内収納率を維持していることから、本市といたしましては、今後も納税貯蓄組合の活動が適正に行われるよう指導、支援を継続してまいります。
 次に、「職員の接遇」についてお答えいたします。
 「全体として挨拶をする職員が少ないが、このままでいいと考えているか」とのご質問ですが、挨拶はコミュニケーションの第一歩であり、接遇の基本であります。また、職員のほうから先に皆さまに声をかけ、笑顔で心のこもった挨拶をすることで、市役所を訪れた市民の皆さまに安心感を与えることにつながるものと考えております。
    本市職員の接遇につきましては、平成18年度に登米市職員マニュアルを作成し、これにのっとった実行の徹底を図っているところであり、また本年度は5月16日から6月30日までの間、接遇向上運動を実施いたしております。
    今後も市民の皆さまが気持ちよく市役所を訪れていただけるよう、接遇マニュアルを再確認させ、職員の接遇の向上に取り組んでまいります。
 以上、答弁とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 最初に、子どもの貧困対策です。
 一番大きな原因として、やっぱり「親の経済的な自立を促すことが重要である」、このように答えていただきました。
 では、こうした状況がある中で、ひとり親であるとか、主にはそういうふうな状況。そしてまた、非正規労働が多くなっているということもありまして、この自立を促すということでのひとり親への支援、これはどういうものがあるのか。これについて、支援する考えも含めお伺いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 福祉事務所長、加藤 均君。

福祉事務所長(加藤 均君) ひとり親家庭への支援ということでございます。
 まず、第一に経済的な支援という部分では児童扶養手当、これがあるんだろうなと思います。具体に申し上げれば、お子さん一人の方で約4万2,000円程度、毎月給付になるという制度でございます。
 それから、ひとり親家庭の保育料の減免でございます。第1子半額減免、それから第2子無料と、こういったひとり親家庭への支援を行っている状況でございます。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 就労支援、これがやっぱり大きいのかなと。そうした子どもを育てるためのいろいろな保育関係であるとか、医療であるとか、そうした部分では子育て支援全般にあるわけなんですけれども、親の就労に対するしっかりとした働き口、収入をしっかりと確保するという部分ではどうなのかということで、その辺について対策とか、そうした計画とかがあればお伺いします。

議長(沼倉利光君) 福祉事務所長、加藤 均君。

福祉事務所長(加藤 均君) ひとり親家庭という観点ではございませんが、生活困窮者全般の支援ということで、生活困窮者自立支援法というものが平成27年4月に施行されております。これの登米市の取組ということで、生活保護までいかない方々の生活困窮者、この方々の支援ということで、平成27年度から相談支援事業ということで実施している状況でございます。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 平成27年からということで始まったばかりだと思いますけれども、その辺の内容をよく吟味していただいて、しっかりとそれが機能するようにしなければならないと思うんですけれども、これについてはどなたか。市長さん、よろしいですか。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) その関係につきましては、この子どもの貧困対策の部分については、やはり全庁的、横断的な対応の部分が望ましいということで、福祉、教育、就業、そういった各部局の担当レベルと一堂に会しまして事業の整理、そしてこれまで培った事業の見直しの部分につきましては、当然、一体的な取組というのが効果的と確認しております。
 なお、先ほど事務所長がお話ししましたが、職業訓練促進給付の部分とか、あとは訓練終了支援給付金なども給付しておりますので、こういった部分、そして福祉関係の給付、そして教育関係部局におきましては、要支援とか要保護の部分、そういったさまざまな取組部署とですね、先ほど申し上げたとおり一堂に会した協議を近日中に行う予定でございます。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) これからということで、しっかりとそれを実情に合ったものに。やっぱり市民生活部だけではなくて、今言ったようにいろんな人たちの協力もいただかなければならないということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、就学援助の関係なんですけれども、この支給によって結局、教育支援を行うということなんですね。それでこの辺もですね、就学支援の実情、いろんなケースがあると思うんですけれども、そういう子どもたちの置かれている実態を調査するというか、こうしたことをやられていないかと思うんですけれども、今後こうしたことについて、やっぱり実態がわからなければ、どういう支援が必要かということもわからないわけですし、私たちが就学援助費の充実を言っても、それがしっかりした回答で返ってこないという内容もありますので、その辺についての考えをお伺いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 就学援助費についてでございますが、基本的には該当する家庭についての調査も含めて、年度の初めに各学校を通じて支援を希望される方については、各家庭の調査をしてございます。それとあわせて就学援助費の要綱がございますので、それに該当するいわゆる費用の部分についての調査も行っております。
 ただ、今、議員のおっしゃるような全ての学校での費用に対して就学援助費が適用されるかと、いろんな費用があるわけでございますけれども、基本的にはその要項に照らし合わせて学習活動等の必要な経費ということで考えておりますので、それらは年々制度を見直しながら充実させて行くということでは考えてございますけれども、足りない部分があるとすればこれから調査をして、きちっと支援できるようにして行きたいと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) だから、その調査をできる体制、担当者がいるのかどうか、もう一度お伺いします。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 当然、学校には教頭先生とか事務の先生も含めてですが、基本的に就学援助費についての各家庭からの相談に乗っていただいておりますし、教育委員会の中には就学援助の担当の職員がおります。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 機能するようにしていただきたいと思います。
 それでこの子どもの貧困の関係で、小学校や中学校では子どもたちの様子からわかるんですけれども、要するにそれではつかみきれない乳幼児の部分、健診があるんですけれども、健診の内容だけで貧困の様子というのは把握できるのかなと思います。この点について今後、何か実行あることを考えているのであればお伺いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) この関係につきましては、先ほど申し上げたとおり、幼児期の部分、そして成長して少年期を迎えて青年期、この貧困の部分については継続する連鎖と言われますので、幼児期の部分からにつきましては議員おっしゃるとおり、こちらで調査・研究してまいりたいと思います。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) そういうことをやっていくんですね。
   (「はい」の声あり)

12番(佐藤尚哉君) やっていくということで、それじゃあもう一度お答えください。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) その関係については先ほども申したとおり、調査・研究して取り組みの部分につなげたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 子どもの貧困対策で今、言ったように、いろんな人たちがかかわり合いにならないとダメなんですけけれども、地域でのネットワークをつくるということなんですけれども、実際には市が教育関係も福祉関係もかかわってつかんでいるのがほとんどなんです。ですから、市が中心になっていかなければならないという部分では、そのように思いますでしょうか。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 地域の皆さまの協力なしでは、さまざまな事業、そして取組の分については当然、実効性のあるものにはなりませんので、その点の分については認識しております。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) それで、この答弁の中で非常に気になりましたのは、実は「本市の実情に合わせて、総合的に子どもの貧困対策に取り組んでまいります」ということなんです。やっぱり考え方としては、子どもの置かれた実情に合わせてやらなければならないんではないか。そこのところ何か逆立ちをしているんではないかと思いまして、もう一度わかるように説明いただきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 本市の実情の部分でございますけれども、これは経済的な部分、そして教育、就労という支援の部分で一定の支援は考えておりますけれども、果たして子どもの貧困というのはそれだけの支援である程度足りるのか。そういったことも、本市の実情という意味でここに答弁させていただきましたので、そして総合的な貧困対策の部分については、こういった相談体制、あとは経済的な支援、給付の部分の支援ということもありますので、相対的な部分でこれから取り組むという意味で答弁させていただきました。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) しっかりした取組をしていただきたいと思います。
 次ですね、健康長寿と言いましたけれども、要するに健康長寿についての一部分ですね。回答いただきまして、これから協議会を設置して話し合いを進めるということ。また長期的な視点に立って、地域の皆さんのご意見を伺いながら進めるということでございます。この部分では、市が主体的にどれくらい取り組んでいるのかということですね。この事業を社協に委託をして終わりということにならないか心配しておりまして、この点についてどうなのかお伺いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 福祉事務所長、加藤 均君。

福祉事務所長(加藤 均君) この体制整備事業につきましては、2025年が一つの目途ということにされております。今、社会福祉協議会のほうで主体となって進めていただいてはおりますが、市の担当部分につきましても積極的にかかわって、今進めている状況でございます。よろしくお願いします。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) それで、かなり難しいことなんです。これは青写真も何もありませんで、地域でこれからつくり出していくということですね。
 それで、地域の実情に合った高齢者支援の内容や提供方法、支援の担い手となる市民ボランティアの確保等、地域の皆さんと話し合いを進める計画なんです。この部分で、要するにかなりの地域からの要望であるとか、意見が出てくるかと思います。
 前から言っておりましたけれども、地域でやっているミニデイサービスであるとか、サロンであるとか、これは地域の実情からいけば月に1回程度しかできない、頑張ってですよ。頑張っているんですけども、そういうことなんです。
 これをさらに、今までやってきた介護保険とのかかわりがある中で、同じような内容をどのようにしていくのかなということで非常に見通しがきかないわけなんですけれども、その辺についてどういう認識でいるのか。お伺いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 福祉事務所長、加藤 均君。

福祉事務所長(加藤 均君) 地域の実情に合ったということで、その地域の持っている力というものも差があります。例えば、ボランティアが比較的多くいらっしゃる地域、あるいは事業所が比較的多くある地域、そういったところで地域によってそういった力に違いがあるということで、その地域の実情に合った形で進めるということでございます。
 現在やっておりますミニディ等でございますが、この形につきましては、そのまま新たな枠組みの中に入るかどうかという部分につきましては、今後、整理する形になると思います。さまざまな部分を整理しまして、これから構築していきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) その際、事業をつくっていく場合に、やっぱり地域の協力をもらえるということ、協力をお願いするという部分では、ある一定の資金計画なり、そうした後付けと言いますかそういうことが、具体的な事例が出てきた時にすぐ対応できるのかという部分。
 要するに、来年の4月からこうしたことが実質的に運営されなければならないことでございますので、その辺についてしっかりした財政計画がなければいけないんではないかということでお伺いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 福祉事務所長、加藤 均君。

福祉事務所長(加藤 均君) 市長答弁でも申し上げましたとおり、この事業につきましては、2025年を目途にして体制を整備するというものでございます。体制整備した上で新たな事業が必要、見えてくれば当然、それを実施するということになろうかと思います。
 財源としましては、当然、介護保険という範疇に入りますので、介護の財源で行うということになると思いますが、実際ですね、今年1年、その体制整備事業を進めて新たな事業を来年度4月から立ち上げるのかということになりますが、そこまで国は早急な事業と捉えておりませんので、当方もじっくりと地域の皆さまと協議をしまして進めていきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 次は、納税貯蓄組合についてなんです。
 これは、「納税貯蓄組合の適正な活動が行われるように支援、指導を継続してまいります」ということでの答弁だったんですけれども、要するに納税組合、大きくは登米市全体の連合会、それから旧町単位の連合会、それから単位納税貯蓄組合と、こういうことで組織されております。そして、市からの補助金とそれから嘱託員の手当てがございます。この辺も各補助金の使い方であったり、あり方であったりという部分も含めて、集金の仕方もそうですね。嘱託員が集金しているというわけでもありませんし、いろんな旧町ごとにも違いますし、単位組合でも違う。それで連合会、二重ですよね。旧町と市全体ということで、それぞれの役割やなんかもどうなっているのかなという部分も含めて。
 要するに、これまで果たしてきた役割とこれから納税貯蓄組合をどうするのかというところでしっかりと、これだけ期日内納入が上がっているので続けていきたいというのであれば、これはやっぱりしっかりとした方向性なりを持たないといけないんでなないか。要するに市民の皆さんからすれば、隣の組合とそれから9町のほかの町の組合といろいろと比べることができるわけです。「何だ、これはおかしいじゃないか」という質問が出されてまいりますので、その辺の整理をどうするのかという部分でお伺いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 納税組合のことにつきましては、先ほど市長からもご答弁申し上げましたが、昭和26年に立法化されたということであります。当時は敗戦後間もないというようなこともありまして、納税をどのようにすれば向上されるのか、あるいは国民の納税意識をどうすれば向上させられるのかといったような背景があったものと思います。
 ただその後、相当年数も経過しました。納付の方法だったり、あるいは個々の人のプライバシーだったり、そういった感覚もだいぶ変化して来まして、これは一定の見直し等はいずれ必要なのかなとは思います。
 ただ、こういった地方にとっては、単に納税という目的だけではなくて助け合い精神といったようなところから、地域コミュニティみたいなイメージもあったのかなというようなことでこれまで続いてきたものと思います。
 今、議員お話のように、そもそも単位組合につきましては任意団体でございますので、その任意団体がどのような運営をしていくかというのは毎年こちらのほうにあがってきますけれども、毎年何か問題があれば適正な活動にされるように指導しているという状況でございます。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 昭和26年から施行されている。私の生まれた年で65年になるんです。高齢者になりました。よろしくお願いします。
 いろいろ見直しをしていかなければならないという認識に立っている上で、この間、考え方やなんかについても「こうだ」というあり方が示されていないので、その辺の整理をするつもりはあるのかどうなのか。このままでいいのかという部分で、最初お願いします。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 今いろいろとご指摘されましたように、問題は多少あると我々も認識でございますので、その点については今後は見直しといいますか、より適正な組合活動ができるように随時、見直して行きたいと考えてございます。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) その中で一つだけ。9町の旧町単位の連合会が九つあるんです。それでこの役割というのは、どのように捉えているでしょうか。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 今、冒頭にお話ありましたように、市全体をまとめる連合会とそれから旧町単位に支部という形で連合組織を持っておりますが、これは合併時にそういった制度をつくったということでこれまで継続してきているわけですが、主にはその町域ごとの研修などにこの支部がかかわっているという状況でございます。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) その実態はなかなかね、このあと質問しませんけれども、質問しないからといってそのままではなくて、この部分も含めてですね、しっかりとした考え方を示していかないとダメだと思いますので、その辺お願いしたいと思います。
 それから、職員の接遇ですね。最後になりますけれども、これも市民からなかなか手厳しいんでございまして、直接言われたのは答えいただきましたけれども、今、5月16日から6月30日まで接遇向上運動を実施しているということなんですけれども、まずどういう内容でやっているのかお伺いしたいと思います。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 職員の接遇、あるいは電話の応対等も含めてでございますけれども、度々、市民の方からのご指摘がございます。今回は、5月の16日から6月末までという期間を設けましたけれども、やはり新しい職員も入ります。それから職場内の教育という観点も含めまして、まず一人一人がしっかりした接遇をするということで、ただ、いくら口で言っても、書類をつくってもなかなか難しい部分がございますので、今回につきましても普段職員が使っているパソコンの画面に、そういったポイントを貼れるようなものを用意しましたので、毎日パソコンを立ち上げればそれが見れると。
 今回については、特に電話の応対で、たまたま指摘されたのが「少々お待ちくださいとお話ししてから、1分も3分もずっとそのまま待たされるのはどうなんだ」というようなことがありましたので、要件の聞き方だったり、あるいは時間がかかるようであれば「こちらからかけ直します」と。「あまり長時間待たせないで対応しましょう」といったものを中心に、今回は運動しているということでございます。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 「職員から先に声をかけて、笑顔で心のこもった挨拶をしたい」ということで回答をいただきましたけれど、別に心の中まで見えないので表面的だけでもいいですから。前頭葉にミラーニューロンというのがあってね、笑顔になれば笑顔になるし、相手が怒れば顔もこわばってくるし、そういうことですので、これはそういうふうにしても、やっぱり笑顔で挨拶するというのは大事なことだと思います。
 それから気になったのは、「市民の皆さんが気持ちよく市役所を訪れていただけるように」という、このマニュアルですね。では、市役所のほかはどうなのかという部分。今回言われたのは、市役所の外なんですよね。要するに、子どもたちのいる職場なんです。
 やっぱり行ってみますと、そうですよね。挨拶しても返してくれないという、これは市役所に限らず各職場、そうしたところでしっかりと挨拶ができるようにしていただきたいんですけれども、これについてはどのように取り組む考えでしょうか。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 笑顔といいますか、相手の心は自分の心が映った鏡という言い方もあるそうでございますけれども、やはり自分が笑顔で接すれば当然、相手の方もそういった笑顔で返ってくるというものだと思うんですが、市長答弁には市役所の関係だけお話ししましたけれども、マニュアル等の指導徹底については全職員に行ってございますので、なお今後とも、そういった指導はしております。
 ただ、職員にとっては、余裕のない状態でなかなかそういったことまで気が回らないという点もあろうかと思いますけれども、やはり、まず基本をしっかり励行するように指導してまいりたいと思います。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 今、総務部長から「仕事が忙しくて余裕がない」、そのとおりかと思います。それで、そのとおりであっても習慣だと思います、これは。そんなにそんなに、改めてじっと目を見て、こういうふうにして、にこっと笑うということではないと思いますので、「市民が来たらしっかりと声をかける」、簡単なことでございますので、ぜひ今言ったように職員がいる事業所も含めて、しっかりとした挨拶をしていただきたいと思います。いかがでしょうか。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 挨拶、それから心地よい接遇が習慣、身につくように、今後とも職員に指導してまいりたいと思います。

議長(沼倉利光君) 佐藤尚哉君。

12番(佐藤尚哉君) 市民の皆さんが気持ちよく笑顔で挨拶を交わし、そして市の職員も一緒になって挨拶をする。小さなことですけども、それが登米市をつくっていくことになりますので、ひとつ今後ともよろしくお願いしたいと思います。
 以上で質問を終わります。

議長(沼倉利光君) これで12番、佐藤尚哉君の一般質問を終わります。
 次に4番、氏家英人君の質問を許します。

4番(氏家英人君) 4番、氏家英人君でございます。
 議長から発言の許可をいただきましたので、通告しておりました3カ件について市長、そして教育長にその答えをお尋ねするものです。
 まずは、「ヤギによるエコで癒しの草刈りを」ということでございます。
 近年、エコで環境に優しく、市民に癒し効果も期待される「ヤギによる除草、草刈り」が注目されております。エンジン付き草刈り機は、化石燃料を燃やし、二酸化炭素を排出、場所によっては騒音も気になるところです。また、刈り草の運搬処分にも費用がかかりますけれど、ヤギに食べてもらう除草の場合はそれらの心配もない。さらに、のどかに草をはむヤギの姿は平和的で和み、人々に癒しの効果も与え、子どもの情操教育にも一役買い、草刈りにかかる費用もエンジン付き草刈り機を用いる場合に比べて安いと聞いているところです。
 このようなことから、ヤギ除草に取り組む自治体や企業、団体などが増えて、ヤギの活躍の場は公園や学校のみならず、街中の空き地や耕作放棄地まで広がっています
。
 エンジン付き除草機とヤギ除草、それぞれメリット、デメリットがありますが、本市でも観光施設や教育施設周辺、また福祉施設周辺の草刈りなど、場所によってはあえてヤギを活用しようという考えがあってもいいのではないか。どう思いますか、というのが第1番目の質問でございます。
 2番目は、「臨時職員の雇用形態」についてであります。
 臨時職員、ここでは学校教員、業務補助の関係での質問にさせていただきます。
 臨時職員の任用期間が4月1日から翌年の3月31日までの1年間だったのが、27年度から1年通しではなくなりました。例えば、27年度では任用期間が分割されて、発令通知書が4月1日から7月24日まで、夏休み後の8月24日から翌年の2月23日まで、そして2月24日から3月31日までとそれぞれ3回通知されていました。
 夏休み期間中、約1カ月ありますけれど、休職せざるを得なくなったことで収入は減り、社会保険も途切れることになる。これでは、長年頑張ってきた臨時職員のモチベーションが下がるのではないか。また、新たに教員補助員や業務補助員になろうとする人材が集まりにくくなるのではないか。
 不安定な雇用形態では、教育現場に不安を感じるがどうか、ということ。
 最後三つ目です。新図書館構想についてであります。
 28年3月21日、多賀城市立図書館が多賀城駅に隣接する形で新築移転し、開館しました。
 指定管理として新多賀城図書館を運営しているのは、TSUTAYAやファミリーマート、スターバックスコーヒーなどの事業を展開しているカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)なので、通称「ツタヤ図書館」と言われ、2013年の佐賀県武雄市、2015年の神奈川県海老名市に次いで多賀城は3館目となります。
 5月12日に視察に行ってきました。6月7日にも行きました。
 3階建ての図書館の正面玄関を入ると真ん中が吹き抜けになっており、左側が市立図書館ゾーン、右側がツタヤ書店とスターバックスコーヒー、ファミリーマートやレストラン、一つの建物が吹き抜けにより図書館ゾーンと商業ゾーンに明確に分けられている構造になっており、多くの市民が訪れてそれぞれの楽しみ方で利用、くつろいでいました。
 市長は今後の取組として、新庁舎を6階建てとして、そしてその2階部分を市立図書館としたい旨の考えを表明しています。私にはその考えがいい案だとは思えません。庁舎には庁舎の役割があり、図書館には図書館の役割があるので、それぞれ別に考えるべきだと思っているからです。
 改めて、登米市における新図書館の必要性と市長の思い描く登米市立図書館、登米市立図書館像というものはどういうものかを市民に示されたい。
 どうぞよろしくお願いいたします。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君)それでは4番、氏家英人議員のご質問にお答えさせていただきます。
 私からは、1点目の「ヤギによるエコで癒しの草刈りを」と3点目の「新図書館整備構想の基本的な考え方」について答えさせていただき、そのほかのご質問については教育長から答弁させます。
 初めに、「ヤギによるエコで癒しの草刈りを」についてでありますが、近年、ヤギによる除草の話題を聞くことが増えてきております。
 このヤギによる除草は議員からもご発言がありましたとおり、草刈り機を使用しないことから化石燃料を使わず、二酸化炭素排出量が削減でき、また刈り取った草を処分する手間や費用も不要になるほか、ヤギが身近にいることで癒しや安らぎが得られるなどのメリットがあると言われております。
 しかし、大人のヤギ1頭が1日に食べる草の量は、芝生主体で雑草も生い茂る土地では10平方メートル程度の広さと言われており、2頭1組で草刈りを行った場合、10アールの土地を刈るために50日程度要することになります。
  一方で、ヤギの脱走や他者からのいたずらなどを防ぐ柵や小屋を設ける必要があることや鳴き声、糞尿の処理、ヤギを飼育管理する人材など、ヤギを活用するための環境整備が必要であることから、草刈り機よりも時間とコストがかかりがちだとも言われております。
  近隣では、平成21年度と22年度に三陸沿岸道路におきまして、インター内の緑地等でヤギによる草刈りを試験的に行った例はございますが、本格的実施には至らなかったと伺っております。
 「本市でも観光施設や教育施設周辺、福祉施設周辺の草刈りなど、場所によっては「あえてヤギを活用しよう」という考えがあってもいいのではないか」とのご質問でありますが、ヤギは人の出入りの多いところや道路のそばは嫌がる傾向があり、小さい頃から人と接していないとなじまないことなども多いようであります。
  ヤギを活用したこれらの取組等につきましては、環境に優しいことや身近にいて生き物が近くにいるという癒しとなる効果があるなどの反面、これらの課題などもありますので、ヤギを活用した事例につきましては、さらに調査してまいりたいと考えております。
 次に、「新図書館整備構想」についてお答えします。
 ご質問の「登米市における新図書館の必要性と市長の想い描く登米市立図書館像とは、どういうものかを市民に示されたい」についてでありますが、初めに新庁舎の建設は、新たなまちづくりの拠点施設として、市民に親しまれ、これからの本市のまちづくりを支える市民活動や市民交流の活動拠点となる庁舎を目指しており、行政庁舎機能と市民活動支援機能や図書館機能を合わせた複合施設として整備することを原案として、庁舎建設に関する調査特別委員会にご提示したものであります。
  また、第二次登米市総合計画で掲げるコンパクトシティ・プラス・ネットワークの観点から、地域公共交通網を形成し、各拠点を効率よく結ぶことが必要となります。新庁舎が交通結節機能を担うことで、市民の利便性向上の観点から単に待合室空間のみではなく、市民交流機能や図書館機能により、新たなにぎわいの創出につながる効果があると考えております。
  さらに、他自治体の事例を見ますと、庁舎と図書館の複合施設は利用者の利便性の向上による幅広い年代層の利用や多用途の利用者が見込まれるだけでなく、施設・設備の共同利用により有効活用が図られ、建設や維持管理費のコスト削減も見込まれるところであります。
  このことから、行政庁舎機能と市民活動の拠点機能、図書館機能を複合化することで、「学び・情報・交流・連携」が生まれ、市民交流や地域活動の活性化や市民が住みよい豊かな暮らしの実現につながるものと考えております。
  私からの答弁は、以上とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 答弁の途中でありますが、ここで10分間休憩をいたします。
 
          休憩 午前11時01分
────────────────────────────────────────────
          再開 午前11時10分
 

議長(沼倉利光君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 4番、氏家英人君の一般質問の答弁を求めます。教育長、佐藤信男君。

教育長(佐藤信男君) 皆さん、おはようございます。
 私からは、「臨時職員の雇用形態」、「新図書館整備構想」についてお答えをいたします。
    初めに、「臨時職員の雇用形態」についてお答えいたします。
 小・中学校の教員、業務補助員につきましては、普通学級における学習障がい、多動性障がいの児童・生徒の支援を前提に、教員の補助員として任用しており、基本的に支援を要する児童・生徒の在校期間中の任用となります。
  雇用形態につきましては、小学生の高学年や中学生の一日の学習時間等を考慮し、非常勤職員より勤務時間の長い臨時職員による雇用形態が望ましいと判断したところであります。
 なお、臨時職員につきましては、地方公務員第22条において、「任命権者は六月を超えない期間で任用でき、その任用を六月を超えない期間で更新することはできるが、再度更新することはできない」と定められております。言い換えれば、12ヶ月間任用した場合には、引き続き任用することはできず、一月程度の期間を空けて改めて任用する必要があり、その一月程度を支援が必要な小・中学校の児童・生徒に影響が出ないよう、長期休業となる夏休み期間中としているところであります。
    また、「不安定な雇用形態では、「教育現場に不安を感じる」がどうか」とのご指摘でありますが、多くの教員補助員は、教員とともに個性の異なる児童・生徒一人ひとりを育み、その成長を見守ることに大きなやりがいと喜びを感じ、日々業務に力を注いでいただいておりますが、職員同士のコミュニケーションをより一層深めるなど、不安解消にも努めてまいります。
    しかしながら、臨時職員による教員補助員などの雇用形態につきましては、今後の求人不足も懸念されることから、より望ましいあり方などを調査・研究してまいります。
 次に、「新図書館整備構想」についてでありますが、本市におきましても生活スタイルの多様化や高度情報化、高齢化が進み、余暇時間の充実や生涯学習への意欲が高まっている中で、市民が生き生きと快適な生活を営むためには、新しい知識や情報を求め、それらを手軽に入手できることが必要であると考えております。
    このようなことから、市民の生涯学習活動の推進、支援のための拠点施設として、さまざまな市民サービスを提供できる規模と機能を持った図書館の整備が必要であると考えております。
    昨年11月に策定しました登米市図書館構想におきましては、地域づくりの支援機能を備え、明るく開放的な空間で情報とくつろぎの場を提供し、誰でも、いつでも、図書館サービスが受けられる開かれた図書館づくりを目指すこととしております。また、新図書館は、単体としての整備ではなく施設の複合化を図ることで、より効率的で効果的な施設利用と市民交流の拠点づくりが見込まれることから、その建設場所につきましては市民が集まりやすい、交通の便のよい所が理想であると考えております。
 新庁舎の整備にあたっては、まちづくりを支える市民活動や交流の活動拠点として、行政庁舎機能に市民活動支援機能や図書館機能を合せた施設を目指しており、生涯学習の成果として目指すところでもある、人づくりや地域づくりに資する複合施設になるものと考えております。
    このことから、新図書館の整備につきましては、図書館の本来的な機能を十分に確保しつつ、市民活動支援機能を持った庁舎と複合化させることにより、市民の生涯学習活動の推進はもとより、まちづくり活動の活性化や市民の利便性向上、施設運営の効率性等さまざまなメリットがあるものと考えております。
    以上、答弁とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 氏家英人君。

4番(氏家英人君) まず、ヤギでございます。
 実は、こんなに市長から後ろ向きな答弁が返ってくるとは思っていなかったんです。市長は、個人的にヤギが嫌いなのかなというふうにも思うところです。決してヤギの除草能力、食べる量とか、エンジン草刈機と比べた草刈り能力、費用対効果、それのみで私は提案したわけでは決してないんですね。場所によってはですよ、あえてヤギに頑張ってもらうことで、市民、観光客等にいいアピールになるのではないかと考えたわけです。
 例えば、登米市の歴史博物館、あるいは鹿ヶ城公園ののり面、登米城址公園ののり面なんかもいいんじゃないでしょうかね。佐沼幼稚園の隣の公園はフェンスで囲まれておりますし、そして保育園によっては、あえて子どもたちの情操教育のためにヤギを飼育しているところもあるようです。
 まず、ここで写真をお願いします。1番です。
 (議場内のディスプレイに写真①を表示)
 これは、UR都市機構というのがありますけれど、平成25年に東京都町田市、ここにあるUR賃貸住宅の緑地帯でヤギ除草の効果や安全性を確かめるために、半年間、実証実験を行った時の様子です。
 次、お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真②を表示)
 上から見るとこんな感じの草ぼうぼうの緑地帯だったんですが、3か月後、次の写真お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真③を表示)
 こんな感じにきれいになると。
 次の写真お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真④を表示)
 そして、ヤギを離して除草させるだけでは実はなくて、このように地域の子どもたちの交流イベントやヤギを中心としたと言っていいのかどうかわかりませんけれど、さまざまなふれあいイベントなんかが行われていました。とてもいい評判だったと聞いています。なぜかというと、これを終えてからUR機構がアンケートを取ったんですね。アンケートの結果を紹介しておきます。四つの設問でした。
 一つは、「ヤギ除草についてどう感じたか」でありますが、「とても良い」が69%、「まあまあ良い」が19.5%、約9割の住民、市民、地域の人たちが「ああ、ヤギ除草って良かったなあ」と感じているということです。
 「ヤギの鳴き声が気になったか」という設問におきましては、「気にならなかった」が67.8%、「あまり気にならなかった」14.9%、「少し気になった」というのが2.3%ですね。21番議員に先ほど教えていただいたんですが、ヤギはお腹がいっぱいになると鳴かないそうです。気になることはないということです。
 それからもう一つ、「ヤギのにおいが気になったか」と。「気にならなかった」というのが70%、「あまり気にならなかった」が76%です。
 そして最後、これが一番大事だと思うんです。ヤギ除草が話題になって家庭や近所、友達同士での会話が増えたかという設問です。これにつきましては、「とても増えた」というのが11.5%、「増えた」が28.7%、「少し増えた」が24.1%、「全く変わらなかった」というのが19.5%で、こういう結果を見ますと癒やし効果のみならずですよ、大事だと思うんですけれど、これから特に地域コミュニティの関係ですが、「地域コミュニティの新たな形成にも役立っているんだなあだ」と感じたわけです。
 それなのでちょっと繰り返しますが、このように全否定的な市長が答弁をされると思っていなかったので、今までのお話し、感想でもいいので、お聞かせをいただきたいと思います。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) まず、「ヤギは嫌いなのか」というようなご質問をいただきました。決して嫌いではございません。昔、私の家の前の川原にもヤギが放牧といいますか、鎖につながれておりましたので触れ合う機会はございました。たまにおっかない思いもしたことはございますが、決して嫌いではございません。
 また、今、ソーラー発電とかそういったところをしているところなどには、ヤギの放牧をしているというようなお話も漏れ聞いておるところでございます。そういった意味では、活用が少しずつされてきているというような認識を思っておりました。
 また、先ほどお話をさせていただきました三陸沿岸道路の登米インターまでちょうど開通をした時期にですね、三陸道の公園といいますか、公園もそうなんですけども、実はのり面のところで一部除草でヤギの実証実験をしていたということがございました。そういった部分について、いろいろと情報収集を重ねたところでございました。
 あとは、やはりこういった管理の中でヤギの飼育のあり方というものについては、なかなか我々、知見がないものですから、そういった部分につきましては調べて、きちんと安全に管理をしなければならないという思いで、調査をするという旨、お答えをさせていただいたところでございます。

議長(沼倉利光君) 氏家英人君。

4番(氏家英人君) 今ちょっと答弁にありましたけれども、平成21年と22年に国交省が三陸道で試験的にヤギ除草を行ってみたと。河北インターでもやりましたね。
 しかしながら、「試験的に行ってみたけれど、本格実施には至らなかった」という答弁でありました。なので調べてみたんですけど、国土交通省による建設業と地域の元気回復助成事業、これが21年と22年度の事業としてあったんですね。これに「登米地域の元気をつくる会」というグループが選定されたんですね。その中身がヤギ除草をしてみるということでした。
 2年後、政権が代わってこの事業そのものがなくなった。そのために続けることができなかった、というふうに今朝8時40分に国交省に電話して聞いてみたら、そういう答えでした。やれることなら続けたかったということです。
 今、もう一度安全にヤギ除草に取り組まれるかどうか。取り組めるかどうか、きちんと調査・研究したいんだという市長の答弁をいただいたので、全否定ではないんだなと思い少し安心したところでございます。
 今、登米市ではシティプロモーションというのを推進していますけれど、何を売っていくのかな。何を発信していくのかなと思う時に、登米市に足りないものというのは、何か面白い取組であるとかですね、市民、あるいは市外の人々がわくわく感、興味を与えるような取組なのではないかなと思っていますので、ヤギ除草、これは本当にふざけて提案しているものではありません。
 もう一度しっかり取り組めるところで、取り組んでいただきたいと思います。もう少し段階を上げた答弁をいただければありがたいなと思うんですが。

議長(沼倉利光君) 市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 地域内の部分でお答えすれば、特定される場所とか、特定施設の周辺という部分もこれから研究したいと考えておりますけども、まずもってヤギの性格をいろいろ調査して、寂しがり屋の動物とか、あとは雨を嫌うということも言われていますので、そういった施設管理の部分とか、管理人の方々のいろんなノウハウはあると思いますので、そういった状況を踏まえて研究したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議長(沼倉利光君) 氏家英人君。

4番(氏家英人君) 臨時職員の雇用形態について、再質問をさせていただきます。
 平成27年度から小学校高学年や中学生の1日の学習時間等を考慮して、小中学校の教員業務補助員を非常勤職員としていたのを臨時職員とすることにしたということで、なるほど、そうすれば非常勤職員の勤務時間は職種によると思うんですけども、ほとんどが8時半から午後3時15分まで、臨時職員は8時30分から午後5時15分までですから勤務時間が長い、だけれど非常勤職員は月給制なんですね。でも臨時職員は日給ですよ。祝日、ゴールデンウィークの月はいくらになりますかね。そして夏休み期間中の1カ月、仕事が何もなくて、それから年休も取れなくなったんではないですか。
 教育長は、私の言う「不安定な雇用形態では教育現場に不安を感じる」ということについて、職員同士のコミュニケーション不足、こういったことを例に挙げておりましたけれど、そういうことではなくて、特に26年以前から勤務している教員補助員、いわゆるベテランの補助員ほど、急に教育委員会が雇用形態を変更したので、生活設計というか、生活が大変になってしまったと。このような事案が起きてしまうこと、こういうふうなことで、業務補助員の仕事に対するモチベーションが下がってしまうんではないかということなんです。そのことをどう考えますか。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 教員補助の職員の雇用形態についてということでございますが、ご案内のとおり26年度までは、緊急雇用対策を入れておりまして、それで非常勤の扱いにしていた面もございます。27年度からはそれがなくなりましたので、臨時職員にということ。それ以外にも先ほどお話ししたように、実際の勤務形態として学校のほうは長い時間の勤務を要望されておりましたので、臨時職員の取り扱いということにしてございました。
 処遇のほうでございますが、例えば27年度ですと非常勤職員の場合、月額で勤務時間が5時間45分ということで、月額に換算しますと15万500円。それから臨時職員の場合ですと日額でございますが、勤務時間が7時間45分で15万7,645円と。計算上の日数で計算しますとそういうふうになりますが、時間が2時間ちょっと長いわりには単価の関係もございますけれども、おっしゃるような処遇としてはちょっと厳しいかなと思われるのかもしれません。
 それで、教育長の答弁の中で申し上げましたのは、長年お勤めいただいている方々については、例えば非常に強い使命感を持っていただいて特別支援が必要な子どもさん方の補助に当たっていただいておりますので、いわゆるその子どもにとって自分が必要だということでの責任感が非常に強い職員の方が多くてですね、各学校でもできれば、その子どもさんがいらっしゃるうちは同じ方でお願いしたいということを毎年繰り返し要望されているものですから、そういう意味でその熱意でお勤めいただいている部分がある。
 ただ、ご苦労が多い割に処遇のほうが充実していないということと、それから休みの関係も含めて、さっき申し上げた緊急雇用の時のいわゆる非常勤職員の時と比べて勤務時間が長くなったことで休みづらくなったし、なかなか余裕がなくなったというようなことの見解なのかなと思ってございます。
 答弁の中で申し上げたのは、学校も含めて、教員補助の方々の勤務条件も含めて、学校の中で相互に助けて合っていただくことで軽減できる部分ですとか、責任を分かち合っていただく部分をつくっていただくようにということで校長をはじめ、各学校にもお願いをしているところでございます。
 決して処遇を改善しないということではございませんが、当然、業務に見合った相当の賃金の改定等があれば、当然それを反映したような体系には直していきたいと思ってございますので、今後、実際にお勤めをいただいている先生方とも、よく学校と三者で話し合いを続けながら処遇についての改善を図ってまいりたいと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 氏家英人君。

4番(氏家英人君) 私もそう思うんです。やっぱり改善する余地があるんではないかなと思っているところです。さまざま質問を用意していたんですけれども、今の部長の答弁からおおよそ理解できましたので、あまりここでは詰めることはしないことにします。
 ただ一つ、教育長の答弁の締めくくりの部分なのですけれど、「今後の求人不足が懸念される」という、そういう職種になってしまっているということをやっぱり理解していないんだなと思っています。
 ちなみに、今年度採用はどのような状況でしたか。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 申しわけございません。今、手元に27年度の雇用状況だけしかございませんので、27年でお答えしますと、教員補助といわれる形態で雇用しているのが全体で、小中合わせて34名でございます。そのうち、いわゆる教員免許を持った方については23名。教員資格を持たない業務の補助員が11名ということでございます。
 申し上げたのは、教員免許の取得者そのものも減ってきていると申しますか、少子化の影響で減ってきていることもございますし、県の講師の募集にもなかなか応募が少なくて、県のほうも講師の確保にも苦慮しているような状況なので、今、教育長の答弁で申し上げたのは、いわゆる一般の教員免許の資格者自体がなかなか応募していただけないということで、そういう認識でおります。

議長(沼倉利光君) 氏家英人君。

4番(氏家英人君) どうぞ、さまざまなアンテナを高く伸ばして、改善の余地があるならば取り組んでいただきたいというふうに思います。よろしくどうぞお願いします。
 図書館について移りたいと思います。
 私、質問の中で多賀城市立図書館にかなりの部分をちょっとふれたんですけれども、いわゆるツタヤ図書館といわれる多賀城市立図書館の中身についてですけれど。しかしながら、市長も教育長も全くこれには反応なし、無関心、興味なし、というような一言もふれていなかったんですね。視察に行きましたか、行かれましたか。
 私、第一質問でも言いましたけど、5月と6月に2回、個人的に視察に行ってきました。
 6月7日に行った時は館長さんと面会して、約40分くらいだったんですけれどお話をしてきました。さまざま図書館について。
 館長は登米市出身、迫町佐沼なんですけど、佐中、佐高卒業、それから教員になられまして、2年前に多賀城の小学校か中学校の校長先生を退職されて、一度、多賀城市の教育委員会に入った後に、春からこの新図書館の館長さんになられていて、非常に多忙で頑張っている女性の館長さんです。教育長のことをよく知っていまして、「佐藤信男教育長、頑張っていますか。氏家さん」と聞かれました。「頑張っています」と言いましたので、安心してください。照井咲子さんと言います。旧姓油井さんという方、多分知っていると思うんですけれども、非常に会いたがっていました。
 写真お願いいたします。
 (議場内のディスプレイに写真⑤を表示)
 これが多賀城市図書館の外観です。テーマは家ということで、年中無休で開館時間は朝9時から夜の9時半まで開いています。年中無休ですよ。蔵書は23万冊です。
 次の写真お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真⑥を表示)
 これは、さまざま写真はあるんですけれど、実は管内、写真撮影禁止です。これは館長から許可をもらって、私が撮ったんではないですけれど、「図書館のホームページから使用していいですよ」と言われたので、今こうして皆さんに見ていただいているものです。
 これは3階部分の勉強スペースです。私が行った時は、全席埋まっていました。中学生と高校生がほとんどでした。全てがこういった学習席になっているわけではないんですけど、総数で300席あるんですけど、これがみんないっぱいになっていました。
 そして、何と飲み物も持ち込み自由なんです、図書館で。すばらしいなあと。「今どきの図書館というのは、こうでなくてはいけない」と館長が言っていましたけども、私も本当に心からそう思いました。うらやましいなあと。
 次の写真お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真⑦を表示)
 これは、正面玄関を入ると真ん中が吹き抜けになっているんですね。右側がスターバックスコーヒーと奥がファミマになっていて、2階がCDレンタルとか、3階が地域食材のレストランになっています。左側がちょっと暗っぽい入り口に見えるかと思うんですが、左側のスペースが3階部分まで市立図書館のスペースとなっています。人で本当にごった返しています。
 次の写真お願いします。
 (議場内のディスプレイに写真⑧を表示)
 これ、スターバックスコーヒーがあるんですけれど、これも席数かなりあるのですが本当にいっぱいで、外のカフェとかもあるんですけれど、そこもいっぱいでした。
 それで聞く耳を立ててみました。「どういう話をしているのかな、このおばちゃんグループ」と思って。「多賀城にもこういうのができてよかったね」と、本当に老若男女というんですか、小さい人から高齢者まで1日中いるような感じで、本当にうらやましいなあと思いました。
 初日の来館者なんですけど、図書館では7,000人を想定していたそうです。ところが1万2,220人来たということなんですね。要するに、多賀城市民が使えばいいという発想ではないんですね。
 こうしたことによって館長も気づかされたと。改めて気づかされたと言っていましたけれど、近隣市町村から来てくれる。特に仙台圏から。逆流ですね、要はね。仙台圏からの利用者がかなり多いのに驚いたと、うれしい悲鳴を上げていました。
 この図書館を見て本当に率直に感じたのは、庁舎と一体ではなくて、図書館単体でもきちんとこういうふうに図書館を中心とした市民交流施設になり得るのだなということを肌で感じたということです。
 市長、感想をお聞かせいただきたいのですが、あくまでも館内図書館に固持するのでしょうか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) ツタヤ図書館の事例のご紹介をいただきましたが、「こういう図書館を」というような趣旨でお話をされたのかどうなのかということは、我々もちょっと十分承知はしておりませんでした。
 図書館のイメージといたしましては、やはり単に図書を貸し出しする施設ということではなく、やはり多くの市民の皆さんが思い思いにご利用をいただけるような環境、また私自身もさまざまな図書館、視察というわけではありませんが、公務、出張の折りに、近くに図書館があるような場合にはそういったところにも立ち寄りをさせていただきながら、いろいろと施設の拝見をいたしてまいりました。
 佐賀の武雄市の図書館、開設した当初、武雄市の図書館にもお邪魔をし、そういった施設も見学をしてまいりました。先日は、山梨県の県立図書館にもお邪魔をさせていただきました。
 そういった意味ではその機能、そういったものをどのようにしていくのかというような視点の中におきましては、議員からご質問、ご指摘、ご紹介をいただいた内容、そういった部分についてはしっかりと盛り込んでいく必要があるだろうと思っております。
 今、現状、例えば9時、5時の開館時間の問題でありますとか、やはりその蔵書、それからその図書館で思い思いに勉強をしたり、さまざまな調べ物をしたり、そういった取組が十分にできる環境をつくらなければ、これからの図書館としての機能は十分とは言えないというような思いをしているところでございます。
 そういった意味では、ただ有機的にがっちゃんこと合わせるという形ではなくて、その機能をどのような形で発揮させるのか。そういった視点につきましては、議員からご指摘をいただいた点も踏まえて、しっかりと考えなければいけないと感じているところでございます。そういった意味では、考え方については大きな差は私はないものと理解をしております。

議長(沼倉利光君) 氏家英人君。

4番(氏家英人君) ありがとうございます。
 あと一つ、ちょっと考え方を聞きたいんです。運営の部分なのですけれども、新たな登米市立図書館、指定管理とするんでしょうか。直営とするのか、どうなのか。
 それから既存の図書館はどうなりますか。迫図書館、登米図書館、それから生涯学習センターに図書室というものありますけれど、どうなるのかなと思っています。
 私、館長とのお話の中でですね、旧多賀城市立図書館は職員11人で運営していたそうです。新たな図書館になったら65人のスタッフになったということで、その半分以上が司書の資格を持った市民なんですね。
 私、こう思ったんです。よく学芸員の資格を持っているのに仕事がない。「司書の資格をせっかく娘が取ったのに、それを生かせる仕事が登米市にはないじゃないですか」という。「なるほど、そのとおりだなあ」と常々思っていました。資格を生かせる職場、こういうものもやっぱり考えていかなければいけないのではないかなと思った次第です。
 指定管理とするのか、直営とするのか。これだけ教えていただきたい。時間ないので。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 現在の図書館の運営上、直営としておりますので、その中で過去に一部公民館の中にあった図書館については、指定管理について考えていた点がございましたけれども、今度の図書館協議会から出されております案をもとにして構想として取りまとめていますが、それについては3館を統合して、複合的な施設の意味合いもございますので、統合して今の図書館については閉鎖するというような考え方で基本的にはおります。
 ただ当然、地理的なことがございますので、各町域に提供するサービスのあり方については、いろんな提供の仕方がございますので、それについてはおいおい考えていくということでございます。
 それから指定管理については、そういう意味でまだ検討してございません。

議長(沼倉利光君) 氏家英人君。

4番(氏家英人君) 最近、子どもたちの読書不足というのが懸念されている中で、子どもたちの読書意欲を高める取組というもので読書通帳というのを導入している自治体が増えています。これは2010年、山口県下関市で始めた取組で、今では全国12の市町村で取り組んでいるということです。
 (議場内のディスプレイに写真⑨を表示)
 このようにですね、銀行のATMと同じなんですね。女の子が持っているのは通帳です。このATMのような専用の端末に、機械に通帳を入れると自分の借りた本の貸出日、返却日、そしてタイトル、作者、それから本の値段も出てくるんですね。これが自分の記録になっていって、これを取り組むとしている自治体では、「僕は今年10万円分の本を読んじゃった」とか「私は15万円に挑戦します、今年。」とか、すごく読書意欲が高まるそうです。全ての自治体がそう言っています。
 次の写真お願いします。
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 これが読書通帳というもので、これはたまたま大阪府の八尾市のものでございます。なんか八尾市というのは、近畿地方における枝豆の産地ということで、なので枝豆を表紙として使っているんですね。12の市町村でつくっている通帳、さまざまな表紙のデザインがあります。
 登米市だったらなんでしょうね、何がいいでしょう。あんまり地元の人間だからこそわからないと思うので、栗山副市長に登米市の売りってなんでしょうね。この表紙に使うとしたら何がいいと思いますか。

議長(沼倉利光君) 副市長、栗山健作君。

副市長(栗山健作君) ちょっと急に言われましたので、パッと思いつかないんですけれども、例えばよく見かけるのは原付自転車に使われているお米とか、そういったものはデザインに使いやすいのかなと思いますし、まだちょっと私が気づいていないだけで、まだここに素敵なデザイン性のあるものがあるのではないかなと思います。すいません。

議長(沼倉利光君) 氏家英人君。

4番(氏家英人君) ありがとうございます。
 登米市の米型ナンバーは、実は僕が提案して実現したものなので、よく覚えておいてください。
 このようにですね、何もお金がかかる図書館という建物をつくることだけではなくて、まずは「子どもたちの読書意欲を高める政策、取組というのもあるんだぞ」ということをお知らせしたかった。
 教育長、さっきからすごくうなずきながら読書通帳のことを聞いていたようなので、最後、時間がなくなったので読書通帳に対するする感想をお願いします。

議長(沼倉利光君) 12秒でお願いします。教育長、佐藤信男君。

教育長(佐藤信男君) さまざまな子どもたちの興味・関心を持たせる取組については、今お話のあった通帳も含めて、やっぱり考えていかなくちゃいけないと感じておるところです。

議長(沼倉利光君) これで4番、氏家英人君の一般質問を終わります。
 次に8番、伊藤吉浩君の質問を許します。8番、伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 登米・みらい21、伊藤でございます。
 今回は氏家議員に引き続き、市立図書館について伺いたいと思います。
 全国の図書館は約6,000、そのうち公立図書館は約3,000館ありますが、今、公立図書館をめぐる取り巻く環境は大きく確実に変化しております。戦後日本の図書館は、貸し出し一本槍できた傾向にあり、そういったことで図書館は本を借りる場所、静かに読書する場所というイメージがあり、利用者もまたそれが図書館であると思い込んでいる人が非常に多いわけであります。
 また一方では、公立図書館は本を貸しているだけ。いわゆる無料貸本屋とやゆされているのも事実であり、利用率の低さも非常に問題となっております。
 そうした中で現在、思わず行ってみたくなるような個性豊かで魅力的な図書館が県内をはじめ、全国的にもたくさん生まれてきております。
 今、本市の図書館は、一体誰のために何のために存在するのか。改めて行政目線ではなく、市民目線で考える必要がある。そういった意味で、大きく「市立図書館は今、何をすべきか!!」ということであります。
 1点目、市立図書館の現状と図書館サービスの課題は。
 2点目、図書館評価と市民価値をどう考えるか。
 3点目、図書館基本方針と情報発信は。
 4点目、図書館と図書館外連携のネットワークは。
 5点目、図書館のレファレンスサービスと独自企画サービスは。
 6点目、図書館建設基本構想と市民意見聴取は。
 7点目、今後の運営は指定管理導入か直営か。
 8点目、庁舎内図書館構想の経緯と必要性と根拠はどこにあるのか、ということで質問したいと思います。よろしくお願いします。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) それでは8番、伊藤吉浩議員のご質問にお答えさせていただきます。
    「市立図書館は今、何をすべきか!!」について、8点のご質問がありました。
    私からは、8点目の「庁舎内図書館構想の経緯と必要性と根拠は」についてお答えし、そのほかのご質問については教育長より答弁させます。
 8点目の「庁舎内図書館構想の経緯と必要性と根拠は」についてでありますが、初めに図書館を新庁舎の複合施設と位置づけた経緯につきましては、庁内検討組織で登米市新庁舎建設基本構想をもとに、登米市新庁舎建設市民会議の提言を踏まえ、新庁舎の位置及び主要機能等の検討を行い、これからの本市のまちづくりを支える行政庁舎機能に複合機能として図書館機能が有効であると考え、原案として庁舎建設に関する調査特別委員会にご提示したものであります。
    このことにつきましては、第二次登米市総合計画で掲げるコンパクトシティ・プラス・ネットワークの視点や複合機能による市民の利便性向上、新たなにぎわい創出、建設コストの削減など、単独施設以上の効果があると考えております。
    逆にその必要性につきましては、第二次登米市総合計画でまちづくりの基本政策として掲げた「市民と行政が「ともに」創る協働によるまちづくり」を進めるため必要な機能として、庁舎と市民活動の拠点機能、図書館機能を複合化することで「学び・情報・交流・連携」が生まれ、市民交流や地域活動の活性化や市民が住みよい豊かな暮らしの実現につながるものと考えております。
    さらに、その根拠としましては、図書館協議会から答申された図書館構想において市民が集まりやすい利便性の高い場所を理想とし、また市民の生涯学習やまちづくりの支援活動を行うとともに、より効率的かつ効果的に施設が利用されるよう、複合化を図ることが有効であるとされたことによるものであります。
    今後におきましても新庁舎基本計画の策定の中で、市民との意見交換や議員のご意見を踏まえながら、市民に親しまれ、これからの本市のまちづくりを支える市民活動や市民交流の活動拠点となる庁舎建設を目指してまいりたいと考えております。
    私からの答弁は、以上とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) 教育長、佐藤信男君。

教育長(佐藤信男君) 私からは、「市立図書館は今、何をすべきか!!」についての7点のご質問にお答えをいたします。
    初めに、1点目の「市立図書館の現状と図書館サービスの課題は」についてでありますが、本市には図書館法に基づく公立図書館として、迫図書館と登米図書館の2館、ほかに中田生涯学習センター内に平成19年に設置された中田図書室があります。
 蔵書冊数は、3館合わせても10万冊を超える程度であり、人口規模に対する蔵書数は他市に比べて低い水準でありますが、建物の構造上、大幅に蔵書を増やすことは困難な状況にあります。
    職員の配置状況につきましては、非常勤職員を含め迫図書館に6名、登米図書館には迫図書館との兼務職員を2名含め5名、中田図書室には中田生涯学習センター職員として6名を配置しております。そのうち図書館運営に専門的な役割を担う図書館司書については、迫、登米図書館に各3名、中田図書室に2名となっております。
    この3館は図書館情報システムによって連携しており、蔵書管理や利用者管理を一元化しております。
 3館の利用状況を見ますと、平成27年度の貸出冊数は全体で約7万5,000冊ですが、その内訳は迫図書館が5万5,000冊、登米図書館と中田図書室が各1万冊となっております。
 地域別の利用状況では、図書館が設置されている迫地域、登米地域、中田地域の利用者が全体の7割を占めており、図書館が設置されていない地域の利用者対策が課題であると考えております。
    次に、2点目の「図書館評価と市民価値をどう考えるか」についてお答えいたします。
    図書館を評価するには、図書館全般の活動並びに運営の実態について点検や測定を行い、判断をしますが、その指標の一つとして人口一人当たりの利用状況があります。
    宮城県図書館が取りまとめた平成26年度の公立図書館の利用状況によりますと、本市の人口一人当たりの個人貸出し冊数は0.66冊で、全国平均の5.43冊、宮城県平均の3.32冊に比べて、低い貸し出し状況となっております。また、人口一人当たりの蔵書数でも本市におきましては0.94冊となっており、全国平均の3.02冊、宮城県平均の2.24冊に比べて大きな差があります。
    このことは、市民の求めている価値を十分に提供できていないことの現れであり、市民のニーズに的確に応えられるような新しい図書館の整備が必要であると考えております。
    次に、3点目の「図書館基本方針と情報発信は」についてお答えいたします。
    文部科学省では、「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」の中で、「市町村立図書館は、その設置の目的を踏まえ、社会の変化や地域の実情に応じ、当該図書館の事業の実施等に関する基本的な運営の方針、基本的運営方針を策定し、公表するよう努めるものとする」と定めておりますので、今後、新図書館の整備計画に合わせ、新図書館で取り組まなければならない事業等を整理しながら、運営方針の策定に努めてまいります。
    図書館の情報発信手段といたしましては、市ホームページをはじめ、市広報誌や「登米図書館だより」などで新刊情報やイベント情報をお知らせしているほか、インターネットやスマートフォンで図書館の蔵書が検索できるサービスも行っており、利用者へのPRや利便性の向上に努めております。
    次に、4点目の「図書館と図書館外連携のネットワークは」についてお答えいたします。
    市民が求める資料や情報が高度化、専門化してきている中、資料が図書館にない場合への対応といたしまして、図書館同士の本の貸借を容易にするため、宮城県図書館を中心とした県内の公立図書館とのネットワークの構築されております。
    さらに、北日本図書館連盟にも加入し、市民の多様化するニーズに応える体制を整えております。
    市内の学校や各種団体に対しましては、一度に貸し出せる冊数の拡大や貸出期間を延長した団体登録制度を設けており、利用者の利便性の向上を図っております。
    このほかにも宮城県図書館には、学校の利用に即した「学サポセット」があります。これは、各種テーマに基づいて関連する本をセットにしているもので、宮城県図書館に配置されており、本市の図書館を経由して学校に貸し出しが行われております。
    また、読書を通して心豊かでたくましく生きる子どもを育てるため、図書館は子どもの読書活動推進の中枢として機能することが必要であることから、学校をはじめ幼稚園、保育所等との連携を強化するとともに、図書館所蔵図書の有効活用の研究をしながら関係団体の支援してまいります。
    次に、5点目の「図書館のレファンレンスサービスと独自企画サービスは」についてお答えいたします。
    レファンレスサービスは、図書館を利用する皆さまの求めに応じて、探している資料やその関連情報の提供を支援するサービスであります。
    本サービスにつきましても、図書館機能として極めて重要な役割であり、高度な知識を持った人材が必要であることから、宮城県図書館で行われる研修会に職員を派遣し、人材の育成を図っております。
    また、本市図書館の独自サービスといたしましては、小学生の読書習慣を育てるため、「よんだらスタンプ」を行っております。読んだ本の冊数に応じてスタンプ帳に記録し、本に親しむ励みとして取り組んでおります。また、大人の方は読者記録帳を作成し、利用していただいております。
 次に、6点目の「図書館建設基本構想と市民意見聴取は」についてお答えいたします。
    平成27年12月に教育委員会が策定した「登米市図書館構想」は、図書館協議会に諮問をし、子育て支援ボランティア等のご意見をいただきながら策定したところであります。
 今後は、本構想の実現に向けたご意見やご提言をいただくため、市民会議を組織したいと考えております。
    次に、7点目の「今後の運営は指定管理導入か、直営か」についてお答えいたします。
    図書館の指定管理につきましては、県内では仙台市榴岡、若林、広瀬の各図書館と多賀城市立図書館、丸森町の金山図書館の5図書館が導入しております。
    本年3月に導入した多賀城市立図書館では、開館から2ヶ月間の入場者数が前年同期の20倍の30万人になったとの報道がありました。
 委託先につきましては、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社であり、佐賀県の武雄市、神奈川県海老名市に次いで全国で3番目となっております。この指定管理者が運営するいずれの図書館も指定管理による運営開始後は、利用者の大幅な増加が見られております。
    この要因としましては、開館時間の延長、年中無休での開館、図書資料の大幅な増加等が考えられ、利用者にとってまさに希望通りの図書館になっているものと認識しております。
 図書館の利用は原則無料となるため、指定管理を導入した場合、利用実績が上がれば上がるほど経費負担が増え、指定管理者の経営の圧迫につながり、新たなサービス展開が困難となる恐れや、管理がずさんになり、人材育成ができないなどと言ったような不安となる要素もあります。
    しかしながら、民間で持っている各種ノウハウを生かすことにより、これらの欠点を補っていける可能性もあります。
    市といたしましても、より多くの市民が利用したくなる図書館となるよう、指定管理者制度の導入も含め検討してまいります。

議長(沼倉利光君) ここで、午後1時まで昼食のため休憩といたします。
 
          休憩 午後12時03分
────────────────────────────────────────────
          再開 午後1時00分
 

議長(沼倉利光君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 8番、伊藤吉浩君の一般質問を継続します。伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 再質に入ります。
 今、全国的に本離れが進む中で、国ではここ10年間で図書館関連の法律を数々改正し、図書館の使命と役割を大きく変えてきております。
 本市の現状を見ると一人当たりの貸出者数は0.66冊ということであり、県内ワースト、全国ワーストではないかと疑われるわけであります。また、図書館登録者率は約11%であり、図書館無縁者率は約90%に上っているわけでありますが、どう認識しておられるのか確認したいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 今、議員からご指摘がありました各指標、図書館の利用に関する指標については、現在、手持ちのところは26年度の数値がございますけれども、お話としては、やはり下位のほうであるということで、一番利用状況が芳しくないということで捉えてございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 一部の特定の人の利用だけでは、図書館としての市民価値、いわゆる資産価値というのは非常に低いものだと感じております。このままの状況であれば、図書館の必要性というのはなくなってくると私は考えます。
 町域別に登録率を見ますと、低い所は5、6%のところもあり、町域格差が極端に表れてきております。特に、南3町が低い状況となっていると思います。
 全域サービスの提供がまだまだ不足していると感じますが、その点の認識を伺います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 答弁の中でもお答えしているように、図書館自体が存在しない町域については極端に低くなっているということで、その辺をカバーするサービスのあり方が課題だと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) ですので、そういったことを受けて具体的な取組が必要だということであります。
 図書館は幅広い人たちに利用されてこそ、「公立」、公共の意味を表すと考えております。全域サービスというのは最低限の常識でありますし、さらには全体サービス、そのほか年代別サービス、それからハンディキャップサービス、さまざまな視点を持って運営していくことが図書館は必要だということであります。誰に対しても平等に開かれる図書館が基本だと思います。
 それでは次、質問します。
 市民がなぜ図書館を利用しないのか。利用しない理由をどう分析しているのか伺いたいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) アンケート等の具体的な資料がございませんが、利用の実態を捉えての私の所感でございますが、基本的にやはり読書離れというか、活字離れが進んでいることが一番大きな要因だと思います。次は、図書館の蔵書数、それから設置の位置も含めて図書館自体に魅力がないのかなと。利用するだけの魅力がないということが、大きな要因ではないかと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 私的には多分、本を読む人は本屋さん行って本を買っている。調べものをする人は、インターネットをして調べものをしている。いわゆる時代は、図書館を必要としていないかもしれませんが、本来の図書館の底力や魅力が、部長が言ったとおり知られていない。というよりも、知らせていないということだろうと思います。
 改めて伺います。図書館は誰のために、何のために、何を目指し、どんな図書館にしようとしているのか伺いたいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 図書館推進協議会、市の教育委員会の中に機関として図書館推進協議会がございますけれども、その中で基本構想についての論議もいただいておりますけれども、その中でも図書館のあるべき姿ということでお話をいただいております。やはり市民が要求する蔵書の数だけでなくて、あらゆる情報、それからあらゆる生涯学習活動も含めて、その中核となるような役割を今、図書館が求められておりますので、そういう図書館のハード面、それからレファレンスサービスも含めてサービス自体を充実させていかないとなかなか利用も進みませんし、図書館の存在意義自体も薄れていくのではないかと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) これからの時代、図書館の必要性を含め、図書館の本気度が試される時代だと私は思っています。今、部長がお話ししたとおり、あるべき姿はまだまだ不明確であると思います。しっかりその辺を整理して情報発信をしていくことが大切ということ、言い換えれば図書館基本方針、もしくは図書館ビジョンなるものが必要で、これは早急につくらないとダメなことではないでしょうか。伺います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 教育長の答弁の中でもお話しをしておりますが、基本的に図書館連絡推進協議会の中でご議論をいただいて、教育委員会として図書館整備の基本構想については取りまとめをしております。その中で望まれる図書館の姿ですとか、それからどういう図書館づくりを進めていくべきかというような基本的なことについては、取りまとめをしているところでございます。
 ただ、それを基にして、より市民ニーズに近い図書館を整備すべきということであれば当然、今後、直接利用する方々の声をもっと図書館づくりに反映させていくというような努力は必要だと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 整備計画に合わせてつくるということでありましたが、逆だと思います。やはり、しっかりそういったものをつくって整備計画を進めていくのが、私は順番ではないかなと思います。
 次に、その基本方針やビジョンを作成する上で必要なこと、それは図書館評価だと私はしっかり思っているところでありますが、答弁を聞きますとなかなか明確な答弁をしていないように思いますが、その辺はどのように考えておりますか。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 答弁の中で申し上げたのは、いわゆる評価の捉え方として言われているのは、図書館法に定められるような図書館の活動中でPDCAサイクル基づいた評価があって、それに基づく改善なり、それから改修なりをやっていくということが一つの流れだと思いますが、現在の図書館の形では蔵書も含めて、それから活動内容についてもまだ評価に値しないというとおかしいですけど、評価の項目がなかなかきちっと出せないということで、それをなかなかできないということで、ご答弁を申し上げているということでございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 今の段階では評価する気がないという解釈でよろしいんですかね。
 教育通信簿から見る限りでは、たった1項目だけの評価ということでございます。しっかり、やっぱり図書館の全体評価というものが、これから新しい図書館を目指すのであれば必ず必要なことではないかなと私は思います。単なる貸出冊数や利用率のアウトプット評価だけではなくて、インプット評価、プロセス評価、アウトカム評価、さまざまあります。さらには内部評価、外部評価、第三者評価とか、これもさまざまあります。
 そういった中で、しっかり市民の満足度を向上させていくためには、必ずこういったものが必要ではないかと私は思うわけであります。
 それで図書館の市民価値、市民満足度を高めるために、どういった図書館の姿、具体的な姿はどう考えているのか。さらには、市民からどう求められていると考えておられますか。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 今、私どものよりどころになるのは、さっきお話しした図書館整備にあたっての構想だけでございますが、その中で新図書館を整備する前の基本方針として5点の項目を挙げてございます。いわゆる「市民目線での整備」ということが主眼になってございますが、例えば「本と人との出会いの場をつくる図書館」ですとか、それから「一人一人の居場所、憩いの場をつくる図書館」ですとか、「登米市の魅力を発見して発信する図書館」ですとか、そういう情報発信も含めて、いわゆる貸し出しだけでない図書館を核とした情報発信であったり、学習活動であったり、それから創作活動であったりとか、いわゆる図書館の今求められている複合的な活動のよさも含めて整備すべきというようなことで考えているところでございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 市民目線というのが非常に大切だろうと思いますが、なかなかそういった答弁をいただけると具体性が見えてこないと思います。
 私的には、やはりこれからは図書館外連携の強い図書館、さらには課題解決型の図書館、さらには滞在型の図書館を目指すべきだと思います。
 まず、図書館外連携におきましては、公民館をはじめ関係団体、各種団体、連携協力が不足していると十分認識していると思いますが、平成20年の図書館法の改正で、「図書館は家庭教育に資する」とうたわれておりますが、この辺もまだまだ家庭をはじめ、幼保・小・中・高連携協力ができていないと私は見えるわけでございますが、その辺の認識を伺います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 図書館全体のネットワークとか連携が非常に重要だと思いますが、いわゆる核となるべき図書館自体がまだ脆弱だと、活動自体も脆弱だということが一番の要因かと思いますけれども、やはり議員おっしゃるように学校図書館との連携であったり、それから他の取組の例を見ますと、先ほど例に上がった多賀城市ですと各地域への貸し出しを返却とかも含めて、例えばコンビニも利用できるとか、各公民館とか支所も含めて、あらゆる行政施設で貸し出しが受けられたり、返本ができたりといったサービスの多様化みたいなのも含めてやられているようですので、当然、新しい図書館をつくる際には、そういうサービスもできるようにしなければならないのかなと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) やはり、現状は学校格差、地域格差が発生しているという状況に思いますので、しっかり学校図書の環境整備、そういったものに力を入れていく必要があると思いますし、学校的にはやはり国語中心型の読書ではなくて、授業支援できる学校図書のあり方、そういったことに変わることが必要だということであります。
 それから、文科省の基本計画の中に新しいスタイルの読書活動として、「家読の取組」というのが入ってきており、全国的に取組が進んでいるということでありますが、本市の状況を伺います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 家庭学習の中での読書の推進という意味だと捉えてお話をしますけども、登米っ子学習の推進をずっと図っているわけですが、国語ならずその読書活動も含めて、なかなか家庭学習での時間の拡大と申しますか、なかなか伸びないということが一つの悩みでもございます。読書離れが進むことでの弊害もだいぶ指摘されておりますので、読書活動も含めて、今後、家庭学習が充実できるような取組を進めてまいりたいと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 文科省の基本計画の中にありますので、しっかりその辺は勉強していただきまして、しっかりかみ砕いていただければと思います。
 次に、課題解決型図書館を目指すには、やはりレファレンスサービスの充実・強化が求められると思います。これまでの貸し出し中心的レファレンスサービスとは違い、これからは課題解決支援業務ということになります。言い換えれば、学校の宿題から離婚問題まで問題解決の手助けをするということになりますが、現在のレファレンスサービスは、一つ、市民は利用者からしっかり見えているのか。組織的に行われて標準化、マニュアル化されているのか。また、レフェラルサービスまで積極的に行われているのかということをお聞きします。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) レファレンスサービスについては、基本的に図書館のシステムの中にある一部、そのレファレンスサービス自体が標準化して入っている部分もございますけれども、ただ多分、議員が言われるような「どこの項目までどのように調べるか」というようなことは、そのシステムによって連携している図書館の数とも当然連動してまいりますので、一概にそのシステムが入っていれば全部同じかというようなことにはならないと思います。
 やはり登米市で言われているように、登米市の図書館でレファレンスサービスについての利用はまだまだ少ないのかなと思ってございますし、利用されているところからすると全国の図書館と結んで、「どこの図書館にどの蔵書があるのか」瞬時にわかるようなシステムにもなっているようですけれども、なかなかすべてのご要望にお応えできていないのが現状かなと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 多分このサービスは、全くと言っていいほど市民や議員にも知られていないサービスではないかなと思います。しっかりした姿を明確にして、認知度を上げていくということが必要になってくると思います。さらには、常に受け身的なサービスではなくて、やはり積極的なサービスに変えていく必要があると考えます。
 さらには独自企画、そういったサービスについても、まだまだ積極性に欠けていると思いますので、その辺も検討していっていただければと思います。
 これからの時代、貸し出しサービス以外の仕事、それが図書館司書に求められる仕事だと思います。言い換えれば、図書館司書が図書館の生死を握っていると思いますので、その辺もしっかりやっていっていただければと思います。
 次に、図書館構想でありますが、昨年12月に策定したということでありますが、内容的には非常に薄いという感じを持っております。協議会に諮問したということでありますが、もっともっと市民意見を事前段階から吸い上げる必要があると思いますし、議会に対しても、まだまだ説明不足と思っています。
 図書館建設につきましては、やはり市民が主役で進めるといったような基本スタンスが必要と思いますが、部局ではどのように考えておりますか。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 当然、他の建設事業等よりも比較して、市民の側に立った、利用者の側の視点での整備が必要な施設だと思ってございますので、ただ教育委員会としての基本的な考え方は、当然、持ち合わせていなければならないだろうなと思ってございましたので、それで基本構想を策定したところでございます。これからこの構想を基にして、先ほども申し上げましたけども、市民意見を取り入れた、いわゆる市民から望まれるような図書館の整備になるように検討を進めてまいりたいと思っております。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 会派視察で行ってまいりました伊万里市図書館においては、全ての関係団体からの要望をもらった中で、市民が欲しいという図書館をつくり上げ、いまだに市民の皆さんが毎年図書館誕生日を祝っているということであります。
 「図書館だけはいろいろな皆さんからの意見を聞き、市民の望む図書館像を描くことからスタートしなければいけない」と館長がお話ししておりました。
 次に、公立図書館は、ここ10年で自治体の財政的な側面もあり、指定管理ということに動いている自治体もあるわけであります。全国では既に800図書館、TSUTAYAをはじめ民間の皆さんが運営に携わっております。全体の約25%ということになっています。
 先ほどの答弁では、「指定管理、現時点ではまだまだ考えていない」ということでありますが、「これは今考えるべきでしょう」と言わざるを得ません。市民はそして、指定管理を望んでいるのでしょうか。直営を望んでいるのでしょうか。その辺も分析しているのか伺いたいと思います。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 端的に申し上げれば、市民に指定管理と直営のあり方について問うたというか、アンケートを取ったということはまだございませんので、それから担うべき図書館の役割というか、さっき申し上げたように、どういう図書館を目指すのかということも含めて、当然、指定管理のあり方にもかかわってくるんだと思います。当然、指定管理ありきで考えるべきではないと思いますし、望ましい図書館の目指す姿をつくる段階で指定管理になるのか、直営になるのかというようなことも方向性が決まってくるのではないかなと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) まだまだわからない中で建設を進めるというものは、いかがなものかと思います。直営にしろ、指定管理にしろ、どちらにしてもさまざまな問題、課題があると思いますが、単純に考えれば「本市の図書館の中身をどうしたいのか」ということだろうと思います。言い換えれば、武雄図書館のスタイルにしたいのか、それとも伊万里市図書館のスタイルを目指すのかということであります。当会派的には、伊万里市スタイルのほうが市民満足度を上げるというスタンスで今立っているということであります。
 市民にとって本当に必要とされる図書館とはいかなるものなのかと、真剣にやはり考えるべきと思いますし、自治体同士でのガバナンスが非常に重要と思いますが、その辺お答えください。

議長(沼倉利光君) 教育部長、志賀 尚君。

教育部長(志賀 尚君) 図書館の評価の指標の中に、人口一人当たりの行政効果ということで、貸し出し冊数にかかる経費から図書館の維持管理費を引いて、それを人口で割ったものを行政効果という形で、行政効果費ということで出しているようでございますが、貸し出しした本数のさっき申し上げた単価ですね、1冊当たりの単価を貸し出し数で掛けて、それの分だけ、人口で割ったことによって貸し出し数が増えれば、かけた経費があったとしても、それを余計読んでいただいたことが行政効果になるんだという考え方もあるようでございます。
 ただ、その効果だけではございませんが、金額だけでない経済的な効果だけでなくて、目に見える経済効果だけでなくて、指定管理のほうも含めてやはり住民満足度の高い施設でなければならないという施設の性格もございますので、それらをできるだけ満足できるような施設になるように心がけてまいりたいと思ってございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 庁舎内図書館についてであります。昨年4月の建設基本構想には全く入っておりませんでしたが、10月の説明の時には突如2階フロアに入っております。
 さらにその後、12月に教育委員会で図書館構想が策定されたとのことでありますが、この辺、時系列的におかしいような感じがいたしておりますし、疑問を感じるわけですが、その辺はどう認識しておられますか。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 新庁舎に図書館機能もあわせて整備したいというお話をさせていただいておりますが、これにつきましては基本構想をまとめ、その後、市民会議の皆さんといろいろお話をしていく中で、その機能だったり、規模として、その中に「市民の交流が盛んになるような機能、そういったものも必要ではないでしょうか」ということで、具体的には保育施設だったり、図書館だったりというものの併設を提言されたといったといったようなことで、限られたスペースでもございますから、新庁舎の中にはフロアの中でそういった機能が生み出せないかという基本的な方向性をお示しさせていただいたということでございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 執行部サイド的には、庁舎内に図書館をいれたいという思い、非常にありありわかるわけでありますが、図書館サイド的には、庁舎内に積極的に入るべきなんですか。市民目線として、入ることによってのメリット効果、どれぐらいあるんですか。教育長。

議長(沼倉利光君) 教育長、佐藤信男君。

教育長(佐藤信男君) やはり私たちが狙っている図書館のイメージとしましては、多様な年齢層でより多くの市民に図書館を利用してもらいたい。そして、将来的にもたくさん利用してもらいたいというのが一番の願いでございます。
 そういった意味では、立地条件のいい、アクセスのいいところ、これはまず最低限必要なことではないかなということで、今回の計画の中に、庁舎の中に含めるということが一番それを満たしてくれる内容ではないかなと考えているところであります。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 会派的に、庁舎は庁舎主体の複合施設、それはいいと思っています。
 図書館は、図書館主体の複合施設が当たり前だと思いますよ。私的には、子育て支援センターと一体になった複合施設のほうがベストではないかなと思います。そうすれば、さまざまな活動の輪が広がり、魅力的な事業展開ができるんではないかなと思いますが、その辺、福祉事務所長はどう考えますか。

議長(沼倉利光君) 挙手を願います。福祉事務所長、加藤 均君。

福祉事務所長(加藤 均君) 過程のお話にはちょっと対応できかねますが、そういった方向性もあるのかなと思います。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 図書館が子育てと一体になれば、たぶん鬼に金棒だと思います。どちらもウィン・ウィンの関係が構築されると私は思います。総合計画の重点項目である子育て支援の取組、子育て世代の定住・移住につながり、強いては登米市の個性としての魅力の向上につながるんではないかなと思います。
 図書館が庁舎内に入っても、その可能性というのは非常に低いんではないかなと思います。図書館を集客目的として考え、庁舎内に入れ込むというスタンスは反対の立場をとっていきたいと思います。
 それから時間、ちょっとありませんね。
 それでは市長、市民はそもそも図書館が庁舎内に入ること望んでいると思いますか。庁舎内ありきではなく、しっかり庁舎内図書館と子育て支援図書館の効果の比較とか、そういったものも必要だと私は考えますが、どうですか。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) いろいろと多岐にわたるご質疑がございました。
 私自身が図書館に寄せる思いということで、ちょっとだけお話をさせていただきますと、昔は市内あちらこちらに本屋さんがありました。しかしながら今、なかなか本屋さんもないというような状況の中で、身近に多様な本にふれる場所がなくなっているというのは大変、私としても図書離れに限らず、大きな危機感を持っているところでございます。
 そういった中で、庁舎内図書館という形で我々としてはお示しをさせていただいたので、そのようなイメージを強くお持ちをいただけたのかなと思いますが、どちらも市民にとって利便性の高い施設であるということと、そしてその中で、しっかりとしたアクセスを十分に確保する、そういった機能がむしろ求められるのではないかという判断の中で、我々といたしましては、そのような形でまずお示しをさせていただいたということでございます。
 議員から多数、ご質疑をいただきました。本来の図書館として、どのような機能を高めていくか。また、どのような機能を有するべきか、そういったことなどにつきましても、今後とも議会並びに市民の皆さまにもさまざまご指摘、そしてお話を聞かせていただく機会を設けながら、しっかりとした内容のあるものに進めていかなくてはいけないと感じているところでございます。

議長(沼倉利光君) 伊藤吉浩君。

8番(伊藤吉浩君) 全国的には、大規模図書館を目指してまちづくりを進めている自治体もあると思いますが、地域密着型の小さな図書館を点在させて、いわゆるマイクロコミュニティをつくり上げている自治体もあるというふうな全く新しい発想の事業展開をしているところもあるということであります。
 やはりこれからの図書館は、昔の図書館とは違い、普段の生活の動線上にあり、市民誰でもが気軽に立ち寄れる憩いの場、快適な空間に生まれ変わることが大切だと思います。
 そのためには、先ほど教育長がお話しした交通の便がよいところ、駐車場スペースが広いところ、綺麗で清潔で開放感のある図書館、そういったのを目指さなければならない。ここに何人寄せるんですか。職員600人、1日庁舎来庁者500人、さらに市民団体の会議、さらには図書館の人たちもここに一回に集中させるんですか。現実的には不可能でないかと。

議長(沼倉利光君) これで8番、伊藤吉浩君の一般質問を終わります。
 次に20番、熊谷憲雄君の質問を許します。20番、熊谷憲雄君。

20番(熊谷憲雄君) 20番、熊谷憲雄です。今回、定期議会の一番最後、トリを賜ります。
 2点について、市長にお伺いいたします。
 1点目、「道路整備」について。
 市内を通る国道346号線は、年々交通量が増している。県道201号線と交わる駒牽十文字、また、気仙沼方面に向かう先の黒沼十文字は、右折の車でしばし渋滞が起きております。早急な右折レーンの整備が必要であります。国県道ではありますが、市としての国、県への働きかけはどのようにしているかお伺いいたします。
 二つ目、「名誉市民」について。
 合併以前、各町の名誉町民に推戴された皆さまの人数と経歴は。名誉町民になられた方々とどのような関わりを持ってきたのか。
 合併後、一人も名誉市民が誕生していないが、ふさわしい人がいないということなのか。推戴の要件は、どのようなことなのか。
 以上、お伺いいたします。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) それでは20番、熊谷憲雄議員のご質問にお答えさせていただきます。
 初めに、「道路整備」についてでありますが、国道346号線の交通量につきましては、県によりますと、平成22年度に行った交通量調査では一日当たり1万2,515台、平成27年度の調査では1万2,458台とほぼ横ばいの交通量で推移しているとのことでありました。
  ご質問の交差点における渋滞の状況につきましては、特に朝夕の通勤時間帯において、中田町の駒牽交差点や黒沼十文字交差点で渋滞が発生しており、その解消が必要であると考えております。道路の性格や現在の交通状況を考慮いたしますと、基本的に右折レーンの設置が必要な箇所であると認識しております。
  このことから、県に対し、国道346号整備促進期成同盟会や東部土木事務所登米地域事務所との連絡調整会議などにおいて、これまでも渋滞解消に向けて要望活動を行ってきたところでありますが、昨年度における県からの回答は、「みやぎ県北高速幹線道路や三陸自動車登米志津川道路の整備などによる交通状況の変化などを見極めながら判断してまいります」とのことでありました。
  市といたしましては、交通渋滞の解消や通行者の安全の確保のためには、交差点改良が不可欠であると捉えており、また中田町駒牽交差点付近に現在建設中のショッピングセンターの整備により、交通状況の変化が予想されることから、今後もあらゆる機会を捉えて必要な対策の措置を関係機関に対し強く働きかけ行ってまいります。
 次に、「名誉市民」について3点のご質問がありました。
 初めに、1点目の「合併以前、各町の名誉町民に推戴された皆さまの人数と経歴は」についてでありますが、合併以前の9町では南方町を除く八つの町において、合わせて23名の方が名誉町民として推戴されておりました。その町域ごとの人数の内訳につきましては、迫町が6名、登米町が1名、東和町が3名、中田町が4名、豊里町が3名、米山町が1名、石越町が2名、津山が3名で、それぞれの経歴といたしましては、町長や県議会議長、衆議院議員などの要職を務められ、町政の発展に多大なご功績を残された方々となっております。
 次に、2点目の「名誉町民になられた方々とどの様なかかわり関わりを持ってきたのか」についてでありますが、合併以前の名誉町民に推戴されました23名のうち、現在ご健在でおられます方は、旧中田町名誉町民の1名となっておりますが、これまで具体的な関わりを持っていない状況にあります。
  次に、3点目の「合併後、一人も名誉市民が誕生していないが、ふさわしい人がいないということなのか。推戴の要件はどのようなことなのか」についてでありますが、名誉市民条例の制定につきましては、本市の合併協定において「名誉市民制度については、新市において必要に応じて制定する」としており、新市になりましてこれまでも検討をした経緯はありましたが、制定にまでは至っていない状況にあります。
  名誉市民は、市政や社会の発展に著しいご功績を残された方がふさわしいと考えておりますことから、今後、具体的な名誉市民としての推戴要件や決定までの手続きなどを含め、条例の制定に向け検討してまいります。
 以上、答弁とさせていいただきます。

議長(沼倉利光君) 熊谷憲雄君。

20番(熊谷憲雄君) それでは、いくつか再質問をさせていただきます。
 答弁では22年度、それから27年度の調査で、だいたい横ばいで推移していると。だからいいっていう問題じゃないんです。もうその以前から右折レーンがないと困る。私たち中田の議員会とそれから区長会、区長さん方も53、4名おります。その方たちと話し合いを持っておりますが、毎回、黒沼十文字、それから私は駒牽十文字と言っているんですけれども、答弁では駒牽交差点、ここのことは毎回出てきております。
 特に駒牽交差点、あそこを見ますと、ちょうど信号のところに、信号機の柱のすぐそばに横長の看板があります。縦1メーター20センチぐらい、それから横が2メーター70センチぐらい。そこには、「国道346号の早期整備促進を」と書かれております。国道346号整備促進期成同盟会、中田町時代に恐らくやったものだと思いますが、中田町と書いてあります。それから、その下に気仙沼市、本吉町、それから東和、迫、米山、涌谷、南郷、鹿島台、松島、利府と、沿線の各市町10町が書かれております。その看板もだいぶ色あせて、あそこに中田町が設置してからどれぐらいの年月がたつかわからないんですけれども、そのうちに見えなくなるんではないか。この期成同盟会、熱が入っているのかなというような思いもいたしております。
 駒牽交差点、今月の24日にショッピングセンター、それから併設されるホームセンターが開店いたします。それから、近くにはJAの店舗、それから配送センター、それから自動車の販売店、薬局、それから遊戯施設、それからJAのセルフのガソリンスタンドと。もう軒並み駒牽交差点に集中しているような感じでございます。
 このたびのショッピングセンターができるに当たって、JAの店舗側とそれから反対のショッピングセンター側で、何か1メーター20ずつ協力して1レーン余計につくったというような話も聞いております。実際今、そのように膨らんだ状態であの国道がなっています。
 それから201号線、北上川沿岸の改良区へ向かう道路も1車線、車線は増えていないんですけれども、約2メーター50ぐらい広くなったような感じで、ショッピングセンターのほうに入れるようにしております。
 この期成同盟会、これを見ると旧市町では11市町、ただ合併していますから、今は東和、迫、米山、それから中田が一つになっている。これは、どれぐらいの頻度で話し合いをなされているんですか。

議長(沼倉利光君) 建設部長、中津川源正君。

建設部長(中津川源正君) ただいまの期成同盟会の話し合いの頻度、または恐らく活動の内容ということでご質問かと思います。
 期成同盟会には、最初に幹事の会といいますか、これから今年どのような要望をしていくかという会議を持たせていただきまして、さらに首長さんたちの会議をもって、「今年の要望活動はこういうふうにしていきましょう」ということで11月、これからですけれども毎年、要望活動をさせていただいているという形でございます。
 また、期成同盟会とは別に、26年の11月に十文字の区長さんをはじめとした地元の皆さま、さらには商工会の会長さん、あとは一部市の議員の皆さまが要望活動ということで、この駒牽十文字ではないんですが、黒沼十文字の部分について、ぜひ改良して安全対策をしていただきたいということで、土木事務所、さらには県土木部のほうに要請活動をしていただいておりますが、そういった部分の窓口になってお世話させていただいたりしております。

議長(沼倉利光君) 熊谷憲雄君。

20番(熊谷憲雄君) 本当に事故があってからでは、問題が大きくなっていくんではないかなと思いますが、あそこの交差点のことは十文字、それから駒牽、前にも伊藤 栄議員が質問されているわけですけども、私の答弁もまず、ほぼ一緒。何か一つも進展していないんだなと。
 今回、地方創生、すなわち地方を活気づけたい、住みよいまちにしたいという思いで国土交通省から副市長、栗山健作氏が赴いたということで、高規格道路第Ⅴ期区間の申請は国のほうに陳情してきたというお話しでございますけども、ぜひこの場所もご確認をいただいて、直接、国のほうにお話をいただきたいと思いますが、いかがですか。副市長。

議長(沼倉利光君) 副市長、栗山健作君。

副市長(栗山健作君) ただいま熊谷議員からご指摘いただいた箇所につきましては、着任以降、直接そこを降りてという形ではないんのですが、車の中から何回か拝見させていただくとともに、私個人も何回か通らせていただいております。
 やはり右折待ちの車両などがありますと、瞬く間に車両が連なって渋滞が起きると。議員もご承知のとおり、都市内での渋滞というのは経済的な損失もさることながら、その周辺にお住いの方々も含めましたそういった安全・安心の低下、あるいは車から排出される排気ガスなどによる環境の悪化等、デメリットばかりの現象でございます。
 その中で市長からも答弁がございましたけれども、基本的には右折レーンを設置することが解消につながるという一方で、当該箇所につきましては、やはり沿線に住宅ですとか、店舗とか連なっており、そういったところにもご協力を仰がなければならないということで、一義的には事業者である県にしっかりと話をしながら、そこを進めていただくように我々としてもサポートしていくということが大事かなと思っております。
 議員からは、国に対してもしっかりということでございましたけれども、まずは県に対してしっかりとやっていくということとあわせ持ちまして、場合によりまして国のほうにもご相談をしていきたいとは思いますが、まずは県としっかりと調整をさせていただきたいと思っております。

議長(沼倉利光君) 熊谷憲雄君。

20番(熊谷憲雄君) それでは、ぜひ副市長にも、すばらしい経歴の持ち主でございますので、早期実現のためにお骨折りをいただきたいと思います。
 次に、「名誉市民」についてでございますが、ちょっと私の質問が「各町何名で、その経歴は」という、私は、実は「だれだれで、この人はこういうために、どこのまちの名誉町民になったんだよ」ということを本当は知りたかったわけね。ただ、何名でその人たちは国会議員だったとか、県会議長だったとかというような漠然としたことではなくて、もしわかるんであれば資料をいただきたいと思います。
 これも前に、及川長太郎議員が24年の6月議会ですね、この時に質問をしております。それとまた同じ答えが出てきた。「スピード感をもって行政を運営していきたい」、まるっきりスピード感がないですね。
 本来であれば、私は思うんですけども合併10周年記念式典の時、市民歌も大切ですけども、こういう条例も制定して、どなたか推戴する。それぐらいの思いがあってもよかったんではないかなと。まだ、条例が制定されていないから誰もいないんだよ。どっちがその条例案を出すんですか。我々が出すんですか。

議長(沼倉利光君) ちょっとごめんなさい。熊谷議員、名前については資料でいいですか。
 それとも、これだけの人数だったら議場でもしわかるならここですぐ言ってもらってもいいし。すぐここで終わりますか、部長。
 (「わかりますが」の声あり)

議長(沼倉利光君) この程度であれば発表してもらってもいいですよ。どうしますか。資料でいい。

20番(熊谷憲雄君) 資料でいいから。
 それから条例制定、合併協議の時、「必要な時、制定する」というようなことを及川長太郎議員の時も私の時も同じ答えで返ってきているんですけれども、じゃあ必要なかったのか。
 今、市政になっているところで、宮城県ではどことどこなのですか。条例制定していないところ。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 合併前の各町の名誉町民については、一覧表がありますので後ほどお渡ししますけれども、23人の内訳だけ簡単にお話ししますと、まず町長さんが6名でございます。それから国会議員が1名、あと県会議員関係で議長、副議長をお勤めになられた方が2名、それから会社社長などの経済関係の方が4名、それからその他ということで例えば中田でいえば石ノ森章太郎さん、そういった著名な方、そういった方々10名ということで23名でございます。
 それから、条例の制定についてということでありますが、今、議員おっしゃられましたとおり、実はこの案件につきましては、平成15年ですが合併前にですね、合併協議で議論をされまして、さまざまな市民憲章だったり、そういった官行の取り扱いについて決定をされております。
 その中では、合併前はその基準がまちまちでしたので、新市になってから制度を必要に応じて制定すると。さらに、その当時いらっしゃった名誉町民の処遇についても、「その制定の際に」という取り決めをされていたようであります。
 それで、24年に及川議員さんからの一般質問もございましたし、その後も10周年に向けて制定の準備等は進めてございましたが、卵が先か鶏が先かというお話になってしまいますけれども、その折にただ条例だけの制定ということではなくて、「こういった推戴したいという方がいらしたので、ぜひ制定をして」という流れのほうがいいのではないかといったようなことで、まず10周年での条例だけの制定については見合わせていただいたということであります。

議長(沼倉利光君) 熊谷憲雄君。

20番(熊谷憲雄君) 私の答弁にでも、「新市になりまして、これまでも検討した経緯はありましたが、制定にまでは至っていない状況」だと。
 だから私は、「ふさわしい人が今までいなかったのか」ということなんですよ。全然、4年たっても同じような答弁では、一つもこれも進んでいない。何かやる気がない。「名誉市民はこれからも絶対出さないよ」というのであれば、それはそれでいいんですけれども、今まで各町で23名、名誉町民がいたと。そのうちで生存されている方が一人だ。この一人は、私のところの石森出身でございますが、片倉邦雄イラク大使かなと思うんですけれども。
 ちなみに、中田の名誉町民第1号が天野良英さん。自衛隊の幕僚会議議長、統合幕僚長、自衛隊の日本一になった方が、最初の名誉町民。それから、あとは4人いるんですけれども、その次に佐沼高校を上がって東京に出て、苦学をしながら弁護士資格を取って法相界入りして、東京弁護士会の会長になった榊原卓郎さん。それから駐日イラク大使、それからエジプト大使、それからUAEの大使をなさった片倉邦雄さん。この方は90年、91年かな、ちょうど湾岸戦争があった時、このままでは邦人が危ないということで、いち早く日本に帰したというすばらしい力量の持ち主でございます。それから、あとはご存知の石ノ森章太郎さん。誰もがこの中では知らない人はいないと思うんですけれども、その4人が中田では名誉町民ということになっております。
 片倉さんとは、市長も今年、東京中田会で恐らく会ったと思うんですけれども、毎年、東京中田会にはご参加をいただきまして、中田の人たちに会いたいと来ているはずでございます。私は、今年行けませんでしたが、今年も来たというようなお話を受けております。どんなお話をして、ご感想はどうでした。片倉さんの。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) 片倉氏とは、本年、東京中田会に出席をした際に、お会いをしてお話をさせていただきました。それ以前にも、実はカナダに市民訪問団として、カナダのバーノン市にお邪魔をした際に、いろいろなつなぎ役をしていただいたという経緯もございました。片倉氏は以前、バンクーバーの領事館にお勤めをいただいていたというようなご経験もあって、カナダ政府をはじめ、そちらのほうとのいろいろなお口添えも含めて、多岐にわたってご尽力いただいたという経緯もございます。
 そういった意味では、これまでも何度もお会いをさせていただきながら、さまざまなお話をさせていただきました。今回、東京中田会の際にいろいろお話をさせていただいたのは、これまでの登米市の歴史的な経緯とかそういったものについて、今、片倉氏が「地元の関係するお仲間の皆さんと、いろんなかかわり合いを今持っているんだ」というようなお話をいただいたところであり、そういった意味では、「今後、登米市としてやはり歴史をひもとく際に、いろいろとお力添えをいただけないか」というようなお話をさせていただいたというような経緯がございました。
 あとは、今ご披露いただきました湾岸戦争当時のさまざまなご苦労の様子などにつきましては、これまでも何度もお会いをした際にですね、折々たくさんお話を聞かせていただき、ご薫陶をいただいたところでございます。

議長(沼倉利光君) 熊谷憲雄君。

20番(熊谷憲雄君) 片倉さんにつきましては、ちょっともう少しお話しさせていただければ、実は坂上田村麻呂から続いて、今、大河ドラマで「真田丸」をやっていますね、NHK。真田幸村の9女にあたる方が先祖になっているというか、そこのところが31代目で片倉邦雄さんが41代目、前に「私は、ハイブリッドの血が流れているのでしょうかね」というような話も聞いたことがあるのですけれども、すばらしい血筋だなと。
 それで前に、教育委員会のほうに、教育長、それから教育部長、私と私の友達がお邪魔してこういうような血筋を教えた人たちが今、白石、それから蔵王、それから秋田の由利本荘の三つの町が、協議会をつくっているかどうかわからないんですけれども、何か連携してやっている。そこのところに「何とか登米市も入っていけないだろうか」というようなことで、お邪魔したことありますね、部長。ただ、ここに、例えば刀とか、槍とか何か有形文化財というか、そういうのがあればやりやすいんだけれども、何もなんだよねというようなことで、話は立ち消えになっております。
 本当にこういう人もおりますので、ぜひ「中田の名誉町民だったから、今度は登米市の名誉市民にはできないよ」というようなことじゃなくて、さまざま検討していただきたい。
 それから、「必要に応じて」と何回もでてきているから言うんですけれども、私たちの先輩なんですが、市長もよくご存知の千葉 仁さん。剣道日本一に3回なった方です。ここにも小牛田農林の同窓生が大分おりますから知っているはずですけれども、今は範士8段、警視庁の剣道名誉師範、一橋大学剣道師範というようなことで、千葉旗争奪少年剣道大会、毎年9月にやっておりますから、今年は23回目になるはずですけれども、1,000人を超す子どもたちがこの千葉旗争奪の剣道大会に参加している。関東から、あとは東北一円、市長も毎年、恐らく歓迎の言葉かなんかで開会式には行っていると思うのですけども、こういう方もおります。
 検討に値しないというように私は受け止るんだけれども、全然やる気がないということは、まだほかのまちにも恐らくふさわしい人はいると思うんです。部長、まだその時期ではないと思われますか。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 登米市が合併して12年、その12年間以外にも、それ以前から本当にこの郷土にはすばらしい方々がたくさんいらっしゃるわけでございますけれども、たまたま制度上、合併前の名誉町民の方々につきましては、合併した時点で制度そのものが失効してしまったということもございますので、改めての推戴というお話になるわけなのですけども、ここで先ほどもお話しましたように、まず条例を制定してとなった時には、その条例の条文等についてもあまり詳細なものではないと思うんですね。「市政への発展に多大な貢献をされた」とか何とかという文言が入ってくると思うんですけれども、そういったもので条例を制定して、あとはどういう方をご推戴申し上げるかといったものについては、当然、市側のみならず、さまざまなご意見、各方面からの検討が必要なんだろうと思います。
 そういったものも含めて、まさに合併協議でありましたように、必要であれば条例の制定等についても検討する必要が十分あるわけであります。ちなみに、先ほどご答弁漏れしましたが、今、県内の市でこの条例を持っていないのは、登米市と名取市の2市でありまして、あと合併した例えば栗原、大崎、石巻等については条例等は制定してございますが、引き継いだ市は別にしまして、合併後、新たに推戴された方はないと話は伺っております。

議長(沼倉利光君) 熊谷憲雄君。

20番(熊谷憲雄君) ただいま、部長、また言いましたけども、「必要であれば」。まだ必要であるという認識はないんですか。

議長(沼倉利光君) 部長の答弁でいいんですか。指名させていただかなくて。

20番(熊谷憲雄君) じゃあ市長、お答え願います。

議長(沼倉利光君) 市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) いろいろとご質疑をいただきました。まずは、やはり条例をきちんとつくるということが何よりも肝要だと、私どももしっかりと受け止めさせていただき、その取組に当たりたいと考えております。

議長(沼倉利光君) 熊谷憲雄君。

20番(熊谷憲雄君) 今まで「検討します」ということは、「しないのと同じことだ」というような解釈が蔓延しておりますが、必ずこれは前向きにことを進めていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。以上です。

議長(沼倉利光君) これで20番、熊谷憲雄君の一般質問を終わります。
 以上で、一般質問を終わります。ここで10分間休憩をいたします。
 
          休憩 午後2時16分
────────────────────────────────────────────
          再開 午後2時25分
 

議長(沼倉利光君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ここで、市長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) それでは、行政報告をさせていただきます。
 平成28年6月12日、日曜日、丸川珠代環境大臣が石越浄化センター内に設置されている指定廃棄物一時保管庫を視察されました。宮城県知事及び栗原、大崎両市長が同席する中、汚染稲わらの保管状況や保管に対する課題等について説明を行い、再測定により8,000ベクレルを下回った稲わら及び一般廃棄物につきましても、国の責任により早期に処理するよう要望を行ったところであります。
 環境大臣からは、「指定廃棄物及び一般廃棄物の処理にあたっては、財政的、技術的支援も含め、国の責任において、県とも協力しながら取り組んでいく」旨の回答をいただいたところであります。
 以上、行政報告とさせていただきます。

議長(沼倉利光君) これで行政報告を終わります。
 次に、日程第3、諮問第1号、日程第4、諮問第2号、日程第5、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての3議案を一括議題とします。
 一括して提案理由の説明を求めます。市長、布施孝尚君。

市長(布施孝尚君) それでは、諮問第1号から諮問第3号までにつきまして、提案理由を述べさせていただきます。
 本案は、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、佐々木喜代子氏、佐々木武雄氏、高橋伸子氏を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 詳細につきましては、市民生活部長から説明させますので、ご審議を賜り、ご同意くださいますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

議長(沼倉利光君) 一括して議案内容の説明を求めます。市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) それでは、諮問第1号から諮問第3号まで一括説明をさせていただきます。
 議案書につきましては1ページ、提案理由説明書についても1ページの上段でございます。ご準備お願いいたします。
 それでは、提案理由説明書で説明させていただきます。
 推薦対象者ですが、氏名は佐々木喜代子氏でございます。住所は、登米市登米町でございます。職業は、無職でございます。
 略歴でございますが、事前配布資料の別紙に記載のとおりでございます。記載内容については、生年月日、略歴などを記載しておりますのでお目通しをお願いいたします。
 推薦対象者でございますが、温厚誠実な人柄で地域の信望も厚く、人権擁護委員候補者として適任と認められるものでございます。
 続いて、諮問第2号についてご説明申し上げます。
 提案書につきましては2ページ、提案理由説明書は1ページの下段でございます。
 推薦対象者でございますが、氏名は佐々木武雄氏でございます。住所は、登米市豊里町、職業は無職。略歴でございますが、先ほど申し上げましたとおり、事前配布資料の別紙のとおり記載されておるところでございます。
 温厚誠実な人柄で地域の信望も厚く、人権擁護委員候補者として適任と認められるものでございます。
 続いて、諮問第3号についてご説明申し上げます。
 議案書につきましては3ページ、提案理由説明書は2ページの下段でございます。
 推薦対象者でございますが、氏名は高橋伸子氏でございます。住所は、登米市石越町でございます。職業は無職。略歴でございますが、事前配布資料の別紙のとおり記載されておるところでございます。
 温厚誠実な人柄で地域の信望も厚く、人権擁護委員候補者として適任と認められるものでございます。
 なお、3名の推薦対象者でございますけれども、10月1日から3年の任期でございます。
 以上、諮問第1号から第3号まで一括ご説明を申し上げいたしました。ご審議を賜り、ご決定くださいますよう、よろしくお願いいたします。

議長(沼倉利光君) 質疑、採決は1議案ごとに行います。
 諮問第1号について質疑を行います。質疑はありませんか。15番、佐藤恵喜君。

15番(佐藤恵喜君) 総務部長にお聞きしますが、本資料は個人情報が掲載されております。「公表できる情報は、議案書及び提案理由説明書に掲載した事項のみとなりますので、本資料の取り扱いに十分留意願います」ということで、なぜ今、質問するかと言いますと、栗林副市長の人事案件の時にも同様の記載があって、栗山副市長でした。失礼しました。
 しかし、次の日マスコミ報道では経歴、一種国家公務員だったとか、何とかというのも載るんですよね。
 だから、どういうことなんだと。公人になるわけですから、取扱注意というのは今まで私は議案書でこういうのはなかったんでないかなと思うんだけど。説明いただきたいと。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) この人事案件につきましては、合併当初は特にそういった決まりもなかったんでございますが、現在は事前にホームページ上で議案の公表をしてございますので、事前にそういった人事案件の情報が流れるのを防ぐというのが第一でこういった扱いにさせていただいて、当日配布で詳細についてお知らせしているというようなことです。

議長(沼倉利光君) 15番いいですよ。まだ同じことあれば再度。15番、佐藤恵喜君。

15番(佐藤恵喜君) 議案の事前配布でそこは扱いとか云々とかありますが、可決後も取り扱いに十分注意ということなんですか。
 これは人権擁護委員の場合ならず、先ほども申し上げた副市長の時も。しかし、次の日のマスコミ報道では、ちゃんと議案書以外の部分まで報道になるということなので、どう捉えたらいいかということです。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 人事案件でも案件により多少の差はございますけれども、今の案件の人権擁護委員の方については、例えば住所等については、やはりプライバシーに関係するということで公表は控えているということですので、こういう扱いをさせていただいております。
 あと栗山副市長の場合、どの程度の情報が公表されたかというのはちょっと手元にございませんけれども、住所とか連絡先、そういったところまでの詳細の情報ではなかったのかなと思いますが、個人が特定できない、特定といいますか、そういった悪用されないような情報の開示にとどまるという考え方でございます。

議長(沼倉利光君) 15番、佐藤恵喜君。

15番(佐藤恵喜君) ちょっと今日、資料持ってこなかったので、「どこまでが」というのは今はっきりは言えないんですが、議案書以外の提案理由説明書以外の資料ですか、この別紙の添付。ここに記載された部分が住所、連絡先というのはだいたい人事案件でありますか。副市長にしたって。
 だから、その点でどこまでなのかなと。やっぱり整理が必要なんでないかなと。ただ、本案件についてはそういう扱いだということで、副市長にさかのぼって今やるのはおかしいというのは私も思いますので、よく整理をして、お答えをもう一度だけいただきたいと。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) まず、人事案件におきます個人情報の取扱については、なお個々の取り扱いについてさらにちょっと精査をしたいと思いますし、副市長との関連についても改めてまた調査をしてみたいと思います。

議長(沼倉利光君) ほかに質疑はありませんか。19番、相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) さまざま出ましたけれども、関連ではありませんが念のためにお聞きしたいと思います。
 この人権擁護委員、推薦になって当選した場合に、この人たちが議員に出るとか、何かの役職にまた立候補してやるということができるのでしょうかということ、これだけなんですけれど。
 これが議長、「こういう答えはうまくないよ」と言うなら取り下げてもらっていいんですけれども、参考のためにお聞きしておきたいと思います。お願いします。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 恐らく被選挙権があるということでありますので、そういった選挙に立候補されることは構わないと考えております。

議長(沼倉利光君) 19番、相澤吉悦君。

19番(相澤吉悦君) ここは議場ですので、「恐らく」というふうなことでなくしてですね、私は「出てもいい」という解釈の下で思っているんですけれども、今の答弁でそのように解釈してよろしいですか。お願いします。

議長(沼倉利光君) 総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 構わないと解釈いたします。もし、誤りがあれば訂正をさせていただきます。

議長(沼倉利光君) ちょっと待って、暫時休憩します。
 
          休憩 午後2時38分
────────────────────────────────────────────
          再開 午後2時39分
 

議長(沼倉利光君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。総務部長、千葉博行君。

総務部長(千葉博行君) 立候補は構わないということでございます。

議長(沼倉利光君) ほかに質疑はありませんか。6番、浅野 敬君。

6番(浅野 敬君) 三名の方が、いわゆる「信望も熱く、温厚誠実」というようなご説明でしたが、3人とも個性がないんじゃないのかなという点、ちょっと心配なんですが、何かもう少し一人一人よくその人柄とかがわかるようなことができないんでしょか。
 今回はいいんだけれども、次からはそのようなことをぜひ工夫してみていただければと思いますので、あえて申し上げました。

議長(沼倉利光君) 答弁はよろしいですか。

6番(浅野 敬君) 何か言えるのならば。

議長(沼倉利光君) 答弁を求めます。市民生活部長、新井誠志君。

市民生活部長(新井誠志君) 浅野議員には、以前の議会でもそのような質問ございましたので、十分これからその部分については精査してまいりたいと考えております。

議長(沼倉利光君) いいですか。ほかに質疑はありませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)

議長(沼倉利光君) これで質疑を終わります。
 本件は人事案件ですので、先例に従い討論を省略します。
 これから諮問第1号を採決します。この採決は起立によって行います。
 お諮りします。本案は、適任と認め、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
 (賛成者起立)

議長(沼倉利光君) 起立多数です。よって、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、適任と認め、原案のとおり同意することに決定しました。
 次に、諮問第2号について質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)

議長(沼倉利光君) 質疑なしと認めます。
 本件は人事案件ですので、先例に従い討論を省略します。
 これから諮問第2号を採決します。この採決は起立によって行います。
 お諮りします。本案は、適任と認め、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
 (賛成者起立)

議長(沼倉利光君) 起立多数です。よって、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、適任と認め、原案のとおり同意することに決定しました。
 次に、諮問第3号について質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)

議長(沼倉利光君) 質疑なしと認めます。
 本件は人事案件ですので、先例に従い討論を省略します。
 これから諮問第3号を採決します。この採決は起立によって行います。
 お諮りします。本案は、適任と認め、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
 (賛成者起立)

議長(沼倉利光君) 起立多数です。よって、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、適任と認め、原案のとおり同意することに決定しました。
 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 お諮りします。
 明日、6月14日と15日は、議会改革推進会議及び庁舎建設に関する調査特別委員会小委員会並びに常任委員会開催のため、休会としたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

議長(沼倉利光君) 異議なしと認め、よって、6月14日及び15日は休会とすることに決定しました。
 なお、次回の会議は6月16日午前10時から開催します。
 本日はこれで散開します。
 ご苦労様でした。
 
          散会 午後2時44分
 
 
 上記会議の経過を記載し、その相違ないことを証するためここに署名する。
 
 議会議長  沼 倉 利 光
 
 
 署名議員  田 口 政 信
 
 
 署名議員  熊 谷 憲 雄
 
 
          
────────────────────────────────────────────
 

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